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「メモ」に関する「呼び名」と「創作」

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


最近は熱帯夜が続いているため、クーラーを稼働し続けている時間が多いです。

爽やかな空気を取り入れるという、淡い期待を抱いて、窓を開けて風を入れるのですが、熱風が部屋に入り込んできて、一瞬にして湿った空気に纏われます。

「・・・失敗した。」と、思いつつ、何とか爽やかな空気を取り込める方法を模索している毎日です。


みなさんは普段の生活から、「メモ帳」を持ち歩いたり、あるいは「メモ」を取ることはおありでしょうか?

私は普段から「メモ帳」を持ち歩き、外でも家でも「メモ魔」と化しています。

「メモ帳」は「ネタの宝庫」であり、手軽に見返すことのできる

「創作活動のかけらたち」

という役割を、果たしてくれています。



📝

「メモ魔」という言葉ですが、これは私が、初めて社会人として就職し、配属先の先輩に業務を教えてもらいつつ、作業を進めていた時に、そうして褒めてくれたのです。

その先輩は、周りからの信頼も厚く、ご自身で資格の勉強もされたり、業務に関係する法律等を学びながら仕事をこなされていく、憧れの存在でした。

外向的で、交友関係もとても広く、チャレンジ精神もあり、色々な方の業務を手伝いながら、怖がりな私にも親身になって仕事を教えてくださいました。

私はそんな先輩の姿を見て「いつかあんな風に仕事ができるようになって、後輩に頼って貰えるような先輩になりたい!」と、思っていました。

その先輩とは、1年間、一緒にお仕事させていただき、多くの事を学びました。


そんな憧れの先輩に、少しでも近づきたい一心から、当時の私はメモを必死に取っていたのです。

自分は「書くことが好き」なのと「書くことで覚えられる」という部分は自覚できていたので、とにかく「自己流のマニュアルを作る」つもりで、メモを取り続けました。

自分が疑問に感じた部分や、気になる点も、徹底的に書き込みました。

いろいろな事をメモをするので、様々な業務に対する背景や流れについて、メモを通して理解する所まで読み込んでしまえば、よほどの失敗しない限り、業務の目的と流れが手に取るようにわかりました。

ある時に上司が、私がいつもメモを取っているのを見ていたらしく、

「綺羅さんは、いつもメモを取っているんだね。」

と、仰いました。

私はその事について、どう答えようか思案していた時に、先輩が言ってくれたのです。

「彼女は”メモ魔”なんですよ。だから、業務の手順や目的をよく理解していますし、何でもメモしていますから、僕が会議などで聞き逃した事があったとしても、彼女に聞けば間違いないんですよ。」


とても嬉しくて、自分が「根暗っぽいかな・・・」と、思っていた特技が、このように褒めていただけるとは、思わなかったからです。

人によっては「”メモ魔”って、言い方がちょっとからかってる感じがしない・・・?」と思われるかもしれないですが、

”あの先輩”に言ってもらえたからこそ、私には愛しい”呼び名”なのです。

そんな素敵な”呼び名”をいただけたことで、今でも「メモを取ること」に関して「こだわり」がありますし、「メモを取ること」が大好きです。



📝

職場で働いている時は、マニュアルとしてまとめやすいように、ある程度、整理しながら、比較的丁寧にメモを取っていました。

ただ、この生活になってから、「メモの取り方」について、固定したやり方はありません。

その時の自分が、

・どのページに書きたいか

・どういう表現で今感じた事をメモしたいか

・その情報は誰かに伝えるものになりうるのか

という点を基準にして、メモを取っています。

これらに加えて、もう一つ、

そのメモを、他の出来事にも生かしたいと思えるか

という気持ちや感情を優先して、メモを取るようにしています。


仕事や業務等で「必ず覚えておかないといけない」「手順を間違えないようにしないといけない」といった条件がつくものは、機械的にメモを取ることが多かったです。

実生活をこなしていく上での諸手続きや、覚えておくほうが便利という事柄も、メモしておきます。


ですが、noteを含む「創作活動」が絡んでくる時は、

自分がそのメモを取って「ワクワクする」「楽しい」と思える事を優先

して、紙にペンを走らせます。

その一言のメモから、

描きたい絵の「イメージ」になったり、

noteでの記事の「元ネタ」になったり、

困難な課題に対する「突破口」になったり・・・

様々な場面で活躍してくれます。


「買い物リストのメモ」一つを取ってもそうです。

牛肉の細切れ
たまねぎ
にんじん
じゃがいも
シーチキン
レタス
パプリカ

というメモ書きがあったとして、私はこんなことが思い浮かびます。

カレー作りたいな」
「いや、むしろ肉じゃがでもいいかもしれない」
「カレー想像してたらインド行きたくなった」
「そういえばインドって、マザーテレサがいたところだよね」
「中学校の時に”カースト制”って習ったな」
「パプリカがあるのに、なんでピーマンがないの?彩り的に、赤、黄、緑の方がいい」
「肉じゃがって一昔前はカップルの食べたい手料理ランキングか何かの上位だったな」
「カップルといったら、”うちよそ”描きたいな」
「うちよその料理ネタとか楽しそうだよね・・・」
「よし、とりあえず帰ったら、創作のネタのために、料理の手順を洗い出してみよう」

etc・・・

挙げ出すとキリがないので、ここで切ります。

こうなってくると、連想ゲームになります。

ですが、想像が好きな私にとっては、夢が広がっていく時間です。

人によっては、ここに載せていないことを、思い浮かばれる方もいらっしゃるでしょう。


そのメモを、どう見て、どう解釈するかは、その人の自由です。

私にとっての「メモを取る」ということは、

「生きる」ことを含む、創作のかけらを集めること

だと、思っています。

料理に使ってもいいし、誰かへのプレゼントに使ってもいいし、自己研鑽のために使ってもいいと考えています。

そうして、そのメモから想像し、考え、創造したもので、相手が喜んでくれたり、癒やせたり、嬉しい・楽しい気分になってくれるかどうかということに、関心があります。


どんなメモから「創作の閃き」につながるか、わかりません。

メモで、創作のかけらを集めて、自分の創作で楽しむことが、私がめざす「幸せのカタチ」の一つです。



📝

トップ画像は 成邦様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからの、スキやコメントやフォローにも、創作の無限性を感じられて、どんどん創作していく力になります。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!


それでは、今日はここまでです。

みなさん、いいメモ日和を!



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