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毎日童話

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本
ぺちょが毎日その日に即興で描くクオリティの低めな童話。
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毎日童話『本屋とぼく』

毎日童話『本屋とぼく』

ここは近所の本屋

毎日この本屋に来ていた子供のころのぼく

理由は好きな女の子が毎日来ていたからだ

でも声をかけられず

いつからか女の子は本屋に来なくなっていた

ぼくはいつか来るんじゃないかと

それでも毎日通った

でも来なかった

今は結婚し子供もいる

今はその本屋を任されている

ある日から女の子が毎日来るようになった

ぼくの息子も毎日来るようになった

その女の子を好きになった

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毎日童話『太陽と地球と月』

毎日童話『太陽と地球と月』

あたしは月

おかあさんは地球

おばあちゃんは太陽だ

おとうさんはたまにしか帰ってこないんだ

おじいちゃんはもっと帰ってきてないんだって

2人とも隕石っていうんだよ

あたしにはきょうだいがいない

おかあさんにはたくさんいるのに

でもさみしくなんかないんだ

おかあさんの兄弟もたくさんいるし

いとこもたくさんいるし

おばあちゃんの兄弟だってたっくさんいるからね

あたしはいつもクル

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毎日童話『本当のヒーロー』

毎日童話『本当のヒーロー』

僕の家のとなりの家にはいぬがいる

大きいいぬと小さいいぬ

親子ではない

どちらも拾われてきたいぬ

となりのおばちゃんはいぬに凄いやさしい

僕にもやさしい

僕のママの帰りが遅いと

おばちゃんがごはんを作ってくれて食べさせてくれる

出てくるのは煮物とかお新香とか昔からある料理

でも美味しくてママにも同じのを作ってもらうようにお願いするんだけど

おばちゃんの方がおいしいんだ

いぬた

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毎日童話（童話？）『たかちゃんの朝』

毎日童話（童話？）『たかちゃんの朝』

たかちゃんは6時起き

パパより早く起きる

まだ小学2年生

早く起きる理由は朝ごはん担当だからだ

パパは帰りが遅い

寝かせてあげるために朝ごはんをつくっている

幼稚園生の頃からパパのお手伝いをしていたから

ご飯を炊くのもお味噌汁を作るのもお手の物

納豆だって100回かき混ぜるこだわり

朝ごはん完成前にパパを起こす

出来るだけ寝かせてあげたいからギリギリに起こす

朝ごはんは必ず一

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毎日童話『雨家族と洗濯物家族の戦い』

毎日童話『雨家族と洗濯物家族の戦い』

僕らは雨家族

今日は久しぶりに僕ら雨家族が主役の日

最近、太陽家族がずーっと主役だったんだ

久しぶり過ぎて

僕はワクワクしっぱなしだったんだ

僕らの目的は

ベランダに干されている洗濯物家族たちを

僕らで濡らしてしまうこと

ある建物のベランダに干されている洗濯物家族を見つけた

「よーし！今日はあの家族だ～！」

「わかったよ」

「わかったよ」

「わかったよ」

「わかったよ」

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毎日童話『おじいちゃんとたけるくん』

僕は「たける」

明日から小学一年生

幼稚園ではバスが迎えに来てくれていたから

遅刻せずにすんでいた

でもこれからは歩いて登校しないといけない

大人になる一歩なのかな

と、生意気な「たける」は思っていた

小学校への登校は明日からになるんだけど

ママから練習ということで

一日前に小学校まで一人で歩いたんだ

出発から全然問題なし！

全然余裕だよ！

相変わらずの生意気な「たける」

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毎日童話『鉛筆くんと消しゴムちゃん』

毎日童話『鉛筆くんと消しゴムちゃん』

僕は鉛筆くん

いつものぼる君が文字を書くときに使ってくれる

わたしは消しゴムちゃん

いつものぼる君が文字を消すときに使ってくれる

毎日のぼるくんの筆箱にはいってる

部屋でも学校でものぼるくんといつも一緒

だから鉛筆くんと消しゴムちゃんも

いつも一緒

鉛筆くんが書いた文字を消しゴムちゃんが

いつも消してくれる

鉛筆くんはどんどん背が縮んでいく

消しゴムちゃんは少しづつ削れていく

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毎日童話『野良猫たち』

眠い

今日も眠い

あったかい所が大好きだ

今日は人間の車のボンネットでいびきをかいているんだ

世間一般では野良猫という奴だ

暑い

今日も暑い

熱すぎる所は大嫌いだ

今日はビルとビルの間の日陰で涼んでるんだ

世間一般では野良猫という奴だ

痒い

今日も痒い

痒いのはツライんだ

野良猫だから体が痒くなりやすいんだ

世間一般では野良猫という奴だ

寒い

今日も寒い

寒いのは

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毎日童話『たっくんの影遊び』

毎日童話『たっくんの影遊び』

たっくんは影遊びが大好きだ

太陽の光で出来た影と水で道路や壁に絵を描くんだ

いつも隣のみいちゃんと影で絵を描いて遊んでる

でも今日はひとり

みいちゃんは今日はお留守なんだって

一人だと何だかつまんない

みいちゃんと遊ぶときによく描くゾウとネコを描くよ

一人だと時間がかかって大変だ

みいちゃんの家に大人たちが入ったり出たりしてるよ

でも、みいちゃんは出てこない

一人で影遊び

そ

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毎日童話『ビー玉が割れた』

ビー玉が割れた

大切にしていたのに

大好きなおじいちゃんが僕にくれたんだ

「おい、まさき」

「なに、おじいちゃん」

「お前これ知ってるか？」

「これ何？」

「これはなぁ～」

「うん！」

「これはビー玉っていうだよ」

「ビー玉？」

「そう、ビー玉」

「きれいだね」

「そうだね」

孫のまさきとビー玉でしばらく遊んでいたが

まさきがビー玉を指ではじいたら

コロコロ転がって

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毎日童話『横断歩道とアリ』

僕はアリだ

子供のアリだ

今日は僕にとって

大きな事に挑戦する

大人になる為の試練だ

人間が作った横断歩道を渡るのだ

人間にとってはあっという間の時間だろうが

僕たちにとってはとてつもない時間なのだ

でっかい塊が猛スピードで動いている

数人の人間は立ち止まっている

でっかい塊が停まった

人間が動き出した

僕もスタートする

黒い道が続く

人間がドタドタと歩いていく

でっ

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毎日童話『ふんわりパンケーキ』

ふんわりパンケーキが大好きだ

出来れば蜂蜜をつけて食べたい

そんなパンケーキになりたいと思った

今日はパパと一緒にパンケーキ屋さんに行くよ

ママは後からくるよ

ずーっと約束してたから

楽しみだ

駅まで向かう道の途中にあるパンケーキ屋さん

いつも人が並んでいて

中まではいるのに30分くらいかかるんだ

30分待ったら

パパとママと3人でパンケーキを食べるよ

でも30分経ったけど

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毎日童話『太陽くんと北風くん』

毎日童話『太陽くんと北風くん』

太陽くんと北風くんは幼馴染だ

幼稚園から高校まで同じ

産まれた場所まで同じ

正真正銘の幼馴染だ

太陽くんは勉強もスポーツも得意で

同級生だけでなく先輩や後輩からも人気者

北風くんはコミュニケーションが苦手で

学校で喋れるのは太陽くんだけだ

そんなある日太陽くんが問題を起こしてしまった

学校に行けなくなってしまった

問題は既に解決しているのに

同級生も許しているのに

行けなく

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毎日童話『葉っぱまみれの電車』

毎日童話『葉っぱまみれの電車』

ここは街路樹の中の、ある駅

人間さんからは葉っぱに隠れて見えない

葉っぱまみれの電車が停車中

決して人間さんには見つかってはいけない

そんな危険な運行が今日も始まる

「ご乗車になられるお客様は人間さんに見つからないようにご乗車ください」

スーツ姿のコオロギさんが乗り

学校の制服を着たモンシロチョウさんが乗り

赤ちゃんを乗せた乳母車を押してるアリさんが乗り

杖をついたカブトムシさん

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