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ちぶり通信9_タヌキの楽園へようこそ
すっかり春になった。
赤ハゲ山は野大根の花が咲き乱れ、ホケキョと鶯が鳴いている。海のトーンも数段階アップし青々としている。
島の春は美しい。
話題は変わるが、知夫里島はまるで島全体が放牧地かの如く、草をむしゃむしゃと食べる牛をよく見かける。
そんな牛よりも、よく見かける動物といえばタヌキである。
赤ハゲ山に登れば、牛と一緒に食べものを物色しているタヌキを観察することができる。
別に赤ハ
ちぶり通信8_島の噂は光より早い
島の噂が回る速度は早い。
異常に早い。
人類が作り出したものの中で一番早いかも知れない。
自分の全く知らぬところで、背びれがついて、尾びれまでついた噂がピチピチと泳いでいる。
その噂をとっ捕まえて事実という刃で掻っ捌いても、またぴちぴちと別の個体が跳ね回っているから撲滅はなかなか手強いのである。
私は、自分の噂が回っていると聞くと、恐怖のあまりすみやかに失禁する。それくらい噂への免疫がな
【アプリ開発④】巨人の肩に乗ってみる
理想vs現実
少し前から、ECサイトを作る!
ECサイトを作ったついでにアプリ版も出す!
と息巻いていた。啖呵を切りまくっていた。
が、最近Udemyを見ながら実際にちゃんと手を動かしてみて、理想と現実の違いに打ちひしがれた。
当初はすぐ作れるものと思っていたのだが、多分3ヶ月以上はかかる。もしかしたら、半年くらいかかるかも知れない。当初、私のフェルミ推定では2週間弱と出ていたのだが。
【アプリ開発③】API作ってこ
MERNってなに?
MERNでアプリ開発を行うことにした。
MERNとは、MongoDB、NodeJS、ExpressJS、ReactJSの組み合わせで、フロントからバックエンドまでをカバーしている。
ちなみに私はそのどれもちゃんと触ったことはない。Reactくらいだろう、触ったことがあるのは。
先達はあらまほしきことなり
UdemyでMERNでECアプリで開発する講座を購入しモクモク
【アプリ開発②】プロダクト、どの言語を使うか?〜島民に魚を!〜
魚が買えるようになりたい
知夫里島では魚が買えない。魚屋がないからだ。
おかしな話である。海に囲まれており漁業が主要な産業の島であるはずなのに。魚は毎日水揚げされててその魚が入れられた発泡スチロールはよく見かけるのに。
だから島民は自分で釣るか、漁師の知り合いからお裾分けで貰っているのが現状だ。
逆に言うと、冬のとても寒い時期は釣りに行けないし、本格的な釣りをしないとベラ、ガラカブ、小
ちぶり通信5_こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「この新規事業案どう」っていうと
「採算がとれなさそう」っていう。
「なんで明日のバイト、俺が出勤する番だって教えてくれなかったんだ」というと
「LINE見てないあなたが悪いんでしょう」っていう。
「宇宙には人間と同じ知能を持った生命はいる。しかし、(人間を含め)彼らは文明が高度なゆえに短期で文明が
ちぶり通信4_島の予想以上に生活費がかからない生活
齢27にして時給1000円、労働力しか売るものがない裸の労働者、ワイ。
これだけ書くと甚だ自分のことながら心配になる。天国(か、地獄)にいるマルクスも一緒に憤慨してくれているだろう。
しかしながら、案外、お裾分けや釣りのおかげで金銭的に困っていない。そもそも、お金を使う場所がない。
むしろ生活は以前に比べて豊かになったくらいである。
前職を辞める時は、そのような給与条件で生活していける
ちぶり通信2_俺から笑顔を奪うなァ!〜M1グランプリから学ぶ〜
M-1グランプリの敗者復活戦、バッテリィズの漫才がすごく面白かった。
北海道旅行に行くのでオススメのスポットを教えるという設定の漫才である。
ボケのエースさんがアホという設定なのだが(実際にアホから知らないが)、アホなりに物事を解釈してアホのオリジナルな見解を披露していくのが面白かった。
その中で興味深いセリフがあった。
札幌時計台を観に行くことで歴史の勉強が出来ると勧めた相方に対して言い放