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写真展で書くもの

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写真展をやってます。 その写真に込めたメッセージを、エッセイ的な文章で書いて、一緒に出せるか別にして、心の整理も含めて書いてnoteにも投稿しようと思います。 【これまでの写…
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夜を駆けたヒロインたち

夜を駆けたヒロインたち

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「お前は本当に良い奴だ、とても気に入ったよ!」
私の横でフランス人がこう言ったのは、英語を学ぶ3つ目の理由を話した時だった。通算3年弱の駅前留学を続ける理由は、TOEIC対策と海外で自由に生きる能力の獲得と、いつか小説を英語で書く事。日本人には口が裂けても言えないが、東京にいる同僚に3つ目の理由を話した時、彼は”恋愛小説家”と言う映画を教えてくれた。映画を鑑賞する

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2023.11.01-30 写真展やります。

2023.11.01-30 写真展やります。

はじめに(写真展の詳細)。

大変ご無沙汰しております。
2022年は12月に3回目の写真展を開催しましたが、4回目の写真展が2023.11.01-30に開催される予定で、もうその期間が迫ってきました。
もう残り3日です。今回は1ヶ月におよぶ長期間の展示です。

2023.11.01-30
【写真展】” 対比・つながり・原動力・癒し ”
場所:勝山オレンジクリニック 2F

今回は、病院の2階を

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窓の向こう側の視点

窓の向こう側の視点

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この人生は短い。
けど、その意味が一つと決めるには
その人生は長すぎる。

窓の向こう側を眺めながらそう考える。

窓側は不便だ。
トイレに行きづらくなるので、長時間フライトでは通路側が最善な選択で、チェックインの際に航空会社の人は配慮をいつもしてくれる。だけど、窓の向こう側を我慢できずに、その窓側を指定しようとする自分がいる。

正しいかどうかは別として、私の内

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2022.12.17-18 写真展やります。

2022.12.17-18 写真展やります。

はじめに(写真展の詳細)。

大変ご無沙汰しております。
2022年は6月に2回目の写真展を開催しましたが、3回目の写真展が12.17-18に迫ってきました。もう残り4日です。
Instagramをきっかけにフォトサークル”僕らの写真展”に参加し、写真を学んできましたが、ついに3回目の写真展になります。

2022.12.17-18 (Sat-Sun)
【写真展】” 視点 ”
場所:福井市美術館 

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父親の書斎

父親の書斎

父親の癌が見つかったのは春の事
初期なので元気で野心もある
共存すればまだまだ長生きできる

でも、人には限りがある
人の人生には潮目がある
それが来ている

死の現実と恐怖で父親は変わった
今の父親は予想以上に賢い
知性が増していた
だから準備を始めたい

よく自分は若いと言われる
実は狙って自己投資していた

だって今まで我慢していたから
もう良い加減好きな事をしたい
ガリ勉の復讐はしつこいと

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過去の自分と友人との対話

過去の自分と友人との対話

一般社団法人 学士会の会誌"NU7"に記載されたエッセイを転載したもので、2020年7月号の原稿です。以下、本文↓

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 考え事は時として不便で、一旦始まるとグルグル回り続けて終わらない。毒にもなるが、閃いた答えは資産になる。あるイベントのトークセッションで、”思いを伝えるということ”をテーマに開催した。結婚観の予定だったが、繊細な話題で不注意で不用意な発言が

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学校での祈り

学校での祈り

このエッセイは、【写真展】 -あの頃の君へ、これからの君へ-で展示される写真に込めた内容を、心の整理のために書いたものです。写真展では100〜120字ぐらいのキャプションで記載されています。以下、本文↓

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 “Googleは神だ”とある人が言った。検索窓に書き込むと答えがもらえる。確かに、私たちは”全知全能の神”を発明した。下駄箱に置けば、上履きの住処は教室に変わ

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私たちが世界を切り撮る理由

私たちが世界を切り撮る理由

このエッセイは、【写真展】 -あの頃の君へ、これからの君へ-で展示される写真に込めた内容を、心の整理のために書いたものです。写真展では"真夏の国の哲学"という題名で展示されており、そこに100〜120字ぐらいのキャプションで記載されています。

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 試験の成績が良くても、教室で人気者でも意味は無い。
 そこは学校という狭い社会でしかない。

 学ぶべきものは、もっと

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