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ドイツ暮らし

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ドイツ生活をまとめた日記とエッセイの真ん中を取ったようなマガジンになる予定。
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2024年4月の記事一覧

今こそドイツのレシピブックを開こうではないか!

今こそドイツのレシピブックを開こうではないか!

私はドイツに来るまで、ドイツ料理と言うと「ビール」「ソーセージ」「ザワークラウト」「アイスバイン」のイメージしかほぼなかった。

けれど実際にはいろいろな料理がある。
日本やその他の国と同じように、その地方ならではの料理もあれば、その季節によく食べるメニューや食材もある。

たとえば、ドイツの春と言えば「アスパラ」。
白アスパラが特に人気で、町のスーパーに「自動アスパラ剥き機」が登場するところもあ

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私の国籍と人種は、ときどき迷子になる

私の国籍と人種は、ときどき迷子になる

ハワイ、グアム、韓国、台湾、インド、シンガポール、バリ、イタリア。

これらの国と地域は、私が現地人に現地人だと間違われた、「現地人認定」をされたことのある場所だ。

「現地人認定」の正しいカウント方法
計測方法はいくつかある。

つまり、私が自ら日本人以外を自称したわけではないし、別の国の人が「◯◯人っぽい」と思うのは除外している。現地の人に認定(?)をいただいているのが、冒頭に書いた8つの国と

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ドイツでときどき出会う「ファッション☆ワル」について考えた

ドイツでときどき出会う「ファッション☆ワル」について考えた

昨日、街を歩いていたら、向かいから走ってきた自転車の青年が「ニーハオ!」と言って去っていった。

私の住む街はドイツの東側というのもあって、そこまでアジア系の人がいない。それゆえなのかなんなのか、たぶん侮辱の意味でやっているんだろうな、という声かけに2,3ヶ月に1回くらいは遭遇する。

だいたい言われる言葉は「谢谢」か「你好」。
今のところ遭遇しているのは、自転車に乗っている10代~20代前半男性

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自分という「n=1」のもろさ。

自分という「n=1」のもろさ。

最近、なんでか考えていることがまとまらない。
というか、自分の「Goサイン」が出ない。

あと10日ほどで、ドイツに来て1年が経つ。
色々考えていることをまとめようと思っているのだけれど、最近どうも引っかかっているのが ” 自分の経験はあくまでも「n=1」" だということだ。

私の身に起きたことはあくまでも1人の人間に起きたことであって、みんなに起きるとは限らない。
私がもらった言葉も、会った人

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