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#ダイヤモンド社
反省記 ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄"で学んだこと (西 和彦))
(注:本稿は、2021年に初投稿したものの再録です。)
初期(1970年代後半~)のベンチャー起業家の代表的人物である西和彦さんの著作です。
ご自身が語る「反省記(半生記)」ということで興味を持ったので手に取ってみました。
読んでみて感じるところですが、こういった自叙伝的な著作にありがちの「過度な自己礼賛」はまったくありませんね。もちろん成功譚も紹介されていますが決して華美な虚飾ではなく
理系読書 読書効率を最大化する超合理化サイクル (犬塚 壮志)
(注:本稿は、2021年に初投稿したものの再録です。)
“いかにも今どきの新刊” といった仰々しいサブタイトルですね。
私には、数多くの本を読みたいとか、少しでも早く読みたいとか、そういう気持ちは全くありませんし、読書に “効率” という概念を持ち込もうとも思っていません。
ただ、いろいろな方々の “読書スタイル” には関心があって、こういう「マーケティング感満々の本」も改めて “素直に
しらずしらず ― あなたの9割を支配する「無意識」を科学する (レナード・ムロディナウ)
(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。)
レナード・ムロディナウ氏の本は、以前にも「この世界を知るための 人類と科学の400万年史」「たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する」という2冊を読んでいます。
本書もまずはタイトルが気になって手に取ってみました。
テーマは「無意識」です。
とても興味深い “人間のもつ「無意識」の機能” が紹介されています。
たとえば、感覚器
破壊 ― 新旧激突時代を生き抜く生存戦略 (葉村 真樹)
(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。)
新型コロナの影響でいつも行っている図書館が休館になったので、手を付けていなかった本を取り出してきました。
著者葉村真樹さんによると、破壊的イノベーションで発展した企業、逆に破壊的イノベーションにより衰退を余儀なくされた企業、それぞれの営みを取り上げたとのことですが、やはり「成功事例」の紹介の方が圧倒的に多いですね。
その中から、失
史上最大の決断 -「ノルマンディー上陸作戦」を成功に導いた賢慮のリーダーシップ (野中 郁次郎・荻野 進介)
(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。)
以前参加していた野中郁次郎氏主宰フォーラムの事務局から送っていただいた本です。
最近はいわゆる「ビジネス書」は全くと言っていいほど読んでいません。野中氏の著作も久しぶりです。
この本は、かなり長い間“積読”状態になっていたのですが、新型コロナウイルスの影響でいつも行っている図書館が長期間閉館されて、手元に読む本がなくなったので改めて
生産性 ― マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの (伊賀 泰代)
(注:本稿は、2019年に初投稿したものの再録です。
この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)
文字通り、ストレートに “生産性” にテーマを絞った著作です。
副題に「マッキンゼー」が登場しているように、いわゆるホワイトカラーの業務においても「生産性向上の取組み」の重要性を指摘し、そのための具体的な打ち手を解説しています。
生産性は、output/input ですが
嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え (岸見 一郎)
(注:本稿は、2016年に初投稿したものの再録です)
ここ数年で急激に書店での露出が多くなった「アドラー心理学」の入門書です。
私自身、まとまった書き物としての「アドラー心理学」をたどったことがなかったので、初歩的なところから覚えとして書き留めておきます。
まずは、「アドラー心理学」が拠って立つ基本的立場である「目的論」について説明している部分です。
過去に起こった事実は客観的なも
自分のアタマで考えよう (ちきりん)
(注:本稿は、2015年に初投稿したものの再録です)
先日、稀代の読書家である出口治明氏の著作「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」を読んだのですが、その中で出口氏がお薦めの本として紹介されていたので手に取ってみました。
内容は、タイトルどおり「自分の頭で考える」ための具体的ヒントを分かりやすく語ったものです。
まず、著者のちきりんさんは、「考える」ための “知識/思考の意味づけ”
マッキンゼー 世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密 (ダフ・マクドナルド)
(注:本稿は、2015年に初投稿したものの再録です)
ちょっと前に「マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」という歯応えのない本を読みました。とはいえ、「マッキンゼー」という響きは、少なくとも私ぐらいの世代には一種独特な感覚を生起させます。
近年は、一部を除いて以前ほどコンサルティング・ファームが脚光を浴びているとは感じられませんが、やはり、未だに気になる業界ではあります。
本書は、
伝え方が9割 (佐々木 圭一)
(注:本稿は、2013年に初投稿したものの再録です)
とても評判になっている本なので、手にとってみました。
コミュニケーションをテーマにした実践的なHow To本です。
著者のアドバイスは2つ、第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術 と第3章 「強いコトバ」をつくる技術 で開陳されています。
まず、「ノー」を「イエス」に変えるエッセンス。
もうひとつ、「強いコトバ」をつくる技術は
採用基準 (伊賀 泰代)
(注:本稿は、2013年に初投稿したものの再録です)
私の知人の間で結構評判になった本なので、遅ればせながらですが読んでみました。
著者の伊賀泰代さんは世界的に有名な戦略コンサルティングファーム“マッキンゼー”の採用マネジャーを12年務めた方です。本書はその著者が語る「人材論」です。
マッキンゼーで大切にする人材は「考えることが好きな人物」です。
採用面談では、まずその点を確かめます
結果を出すリーダーはみな非情である (冨山 和彦)
(注:本稿は、2013年に初投稿したものの再録です)
ちょっと刺激的なタイトルが目について手にとってみました。ミドルリーダーをテーマにしたリーダーシップ論です。
「論理的思考力」「合理的判断力」「戦略・組織論」等、章立てとしては特段目新しくはないのですが、現代の日本企業の沈滞に対する危機感を基軸に、変革の時代の担い手として企業のミドルマネジメント層をターゲットに据えた、著者の実践的なアドバ
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ (鈴木 博毅)
(注:本稿は、2013年に初投稿したものの再録です)
私の場合、同じ本を何度も読み直すことはまずしないのですが、「失敗の本質」はその数少ない例外です。
本書は、ストレートにその「失敗の本質」の入門版と銘打っているので、どんな内容なのかちょっと気になって読んでみました。
結論からいうと、原書の要約版というより、「失敗の本質」的観点からの「ビジネス書入門」といった感じでした。「失敗の本質」