記事一覧
2024年上半期のおわり
今日ようやく梅雨入りが発表され、一日長雨で季節を感じましたが、
そうこうしている間に、今年もあと10日で折り返しです。
4月に新学期が始まってから、先輩と2人態勢だった研究補助のアルバイトで、先輩が就職のために抜け、わたし1人態勢になる事態が2つのアルバイトで起こりました…。
単純に業務が2倍になったわけではないのですが、気軽に相談しながら作業をするというよりも、基本的に1人で進めることになり、
ジェンダー:変わる価値観、変えらない実践
ジェンダーの研究をしていると、めまぐるしい価値観の変化に直面する。
一昔前はこれが常識、世間の当たり前とされていたことが、
今ではすっかり時代遅れ、下手をすると「セクハラ」なんて言われてやり玉に挙げられかねなかったりする。
例えば、親戚の若い人に気軽に恋人の有無を聞くこと、結婚についての話題を大っぴらにふること、今ではこれらは若い世代が眉を顰めることも多い。
さらには、結婚して、女性が名字を
オランダの大学サークルでは衣装着替えが男女一緒の部屋だった話
お久しぶりです。
大学院の新学期が始まり、研究計画や助成金を申請する書類がひと段落したと思ったらもう6月も半ばです。
今朝、このようなニュースを目にして、1年間留学していたオランダのことを思い出しました。
小学1年の6割、着替えが男女一緒 3年も2割 「体育の日は登校イヤ」児童から不満 兵庫・加古川(神戸新聞NEXT)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/
やる気の出ないときは、無計画のふりをする。
「絶対に失敗しない計画は何だと思う?無計画だ。」
(映画『パラサイト 半地下の家族』より)
やる気の出ないときは、いつもこの言葉を思い出す。
これは、どうにもならない韓国社会の貧困から家族ともども抜け出せない父親が息子に語る冒頭のセリフなのだが、なぜか一番印象的で、たびたび思い出す。この父親は賢いとすら思う。たしかに、なにも計画しなければ、計画通りいかなかったからといって、がっかりすることも無
「良妻賢母」の残り香
だいぶ春めいてきました。私も春休みという名の自習期間に入り、レポートからも解放され、久々に読みたいものに手を伸ばしています。
最近読んで「やっぱりすごいなぁ~」と思ったのはこの名著、
小山静子著『良妻賢母という規範』(勁草書房,1991年)です。
正直とても古い話で堅そうなかんじしませんか?(失礼)
たしかに女性史の研究書ではありますが、最近よく炎上することの多い、「女性とは~」「母とは~」
Babyへの贈り物とジェンダー:絵本の選び方
寒い日が続きますが、梅が咲き始めました。
年末からずっと修士論文を仕上げており、1月にやっと提出。
ほっと一息も、次はレポートに追われて、終わると2月でした。。。
さて、わりと最近、近しい友人に赤ちゃんが生まれたのでお祝いを贈る機会がありまして。
絵本がいい!というリクエストを貰ったので、書店の絵本売り場に何年かぶりに足を踏み入れました。自分が読んでいた定番のもの、まったく新しいもの、ぬいぐる
どうやって子どもを研究するか
ゼミ発表や論文の締切に追われていたら12月に突入していました。
前回の投稿がたくさん読んでもらえたようで、ありがたい限りです。ここで今回は、わたしが大学院で研究していることについて紹介したいと思います。
「子どもがいないのに、どうやって子どもの研究をするの?」
祖母から投げかけられた、ささやかな疑問。たしかに。自分の子どもがいないのに、どの子どもについて研究しているのでしょうか。
答えを一言で
「学校=教育の場」だけではないはず。
あっという間に10月も最終日。
10月から秋学期が始まり、来年1月上旬締切の修士論文も仕上げに向けてだんだん忙しくなってきました。
大学院修士課程の学生はこれを提出しないと卒業できないですし、修論の一章を切り出して、学術誌に載せる論文にしたりするので、気合が要ります。
それはさておき最近、コロナ関係のある研究会に参加させてもらっていて、その勉強の関係で読んだ本がちょっと興味深かったので紹介。
やさいの育て方をテレビで学ぶ
この夏はベランダで野菜を育てようと思って、色々と苗を買った。初心者なので、ミニトマトとナス、そしてバジルとパクチーを育てている。
そこで、とても参考になっているのが「趣味の園芸 やさいの時間」というNHKの番組で、育て方はもとより、まずどんなプランターに植えたらいいのかという点から教えてくれる。
毎週録画して番組を見ているのだが、学生による実験コーナーもあって面白い。例えば、地温を上昇させるた