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編集の本

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情報を編集するときに役に立つ記事をまとめました。
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#デザイン

書く時の救世主が、PR誌『花椿』だった。

note以外でも月に3度ほど日記を書いている。

もう20年ぐらい前から。

これが書けない。

書くことがない日がある。

ほんとうに今日はどうしようわからんって

なったときの頼みの綱がわたしにはある。

とても頼もしい頼みの綱。

それは、資生堂のPR誌(企業文化誌)の『花椿』で。

資生堂と聞くと化粧品を思い浮かべるけど。

わたしの場合はずっとすきだった

紙のPR誌『花椿』を想いだす。

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WHYの深堀りをするクライアントインタビューはWHYの前後が重要

WHYの深堀りをするクライアントインタビューはWHYの前後が重要

プロジェクト序盤でクライアント担当者、また上長や組織の長にインタビューを行うことがあります。その際どのようなことを聞けばプロジェクトのことを深く理解できビジョンを共有できるのでしょうか。よく言われるように大事なのはWHYを深堀りしクライアントの考え方や価値観に触れることでしょう。しかしインタビューにおける本質的な課題はWHYの深堀りの前後にあるように思います。つまりどのようにしてWHYの深堀りまで

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最高のデジタル本棚のつくりかた~ノウハウまとめ

最高のデジタル本棚のつくりかた~ノウハウまとめ

僕は東大の博士課程の研究者で、研究のために毎月けっこうな量の本を買う。

狭い家に大量の本があふれる。書き込んだメモもばらばらに存在している。なんだか効率が下がるなあと思っていた。そういう人は多いと思う。

このnoteでは、その解決策のノウハウをまとめてみた。

研究者の悩みの種となりがちな大量の本にまつわるいろいろな問題を、かなり解決できていると思う。

デジタル空間に本棚を構築し、文献の整理

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フォント選びに迷ったら見返したい、おすすめ定番フォント31選まとめ (欧文編)

フォント選びに迷ったら見返したい、おすすめ定番フォント31選まとめ (欧文編)

こんにちは!トライブグループという会社でCDOをやっています、原田佳樹 @yoshigorouu といいます。前回はこんな記事を書きました!

今回の記事では、デザイナーが抑えておくべき定番欧文フォント31個(+おまけ)をまとめました。世の中で使われている大体のフォントをまとめてあるので、何かデザインするときの辞書的な感じになれば嬉しいです。

1. フォントの世界に魅入ったきっかけ私のデザイナー

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知っているようで知らない「あの人」

知っているようで知らない「あの人」

なんとなく知っているけど、なんとなく知らない気もする。全く知らないわけではない。友人との会話に出てきたり、職場の人との会話に出てくる「あの人」。

そんな「あの人」の存在に注目するようになったのは、卒業研究での取り組みでの気づきがもとになっている。

以下では、僕の卒業研究の取り組み(時系列)と卒業研究について(なにをつくって、なにがわかったのか)を書いた。

1.S保育園との出会いことの始まりは

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紙の本の気軽さ

紙の本の気軽さ

以前にnoteで大きな反響をいただいた
「デザインなんて知らない」の記事。

この記事を元に、再編集と大幅加筆したものを、1冊の紙の本にしました。

持ち歩きやすく、読みやすいようにB6サイズで厚さ3.5mmの小ぶりなサイズにまとめています。

第四章の「製品開発を5段階で見てみよう」が、大幅加筆した章です。

第一章から第三章、つまりこの本の75%くらいは、noteで公開したテキストとほぼ同じも

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デザインなんて知らない〜僕らの考えるモノの価値〜

デザインなんて知らない〜僕らの考えるモノの価値〜

2019年の7月頃。

東京工業大学の学生さんから、こんなメールをいただきました。

「うちの学生は機能と価格のみに価値を置きがちです。でも、御社が作り出す製品の価値は、それだけじゃない気がするんです。それは何なのか。それはどうすれば作り出せるのか。その点を東京工業大学でお話いただけませんか?」

せっかくの機会なので、僕たちアイドントノウと、僕たちがいつもお世話になっているお店アシストオンさんと

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Webホワイトボード『Miro』をマジでオススメしたいので勝手にPRします

Webホワイトボード『Miro』をマジでオススメしたいので勝手にPRします

MiroというWebツールをご存知でしょうか?端的に言うと、Web上で使えるホワイトボード。しかしその魅力は無限大。

にも関わらず!日本語の情報が少なすぎる!悲しい!

本気でオススメしたいし、日本でも流行らせたいという気持ちが高ぶってしまったので、まとめてみました。まずこちらの動画をご覧ください。

ワクワクしてしまった方は、ぜひ続きを読んで頂きたい!

Miroの基本①:直感操作で習得できち

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フォント・ロゴ・GUI・ハードウェアをトレースして学ぶ

フォント・ロゴ・GUI・ハードウェアをトレースして学ぶ

私は昔から、気に入ったものや気になるものをベジェ曲線でガイドを引いたりトレースするのが好きで、時間があればつい Adobe Illustrator でなぞったり測ったり重ねたりして遊んでます。
ガイドを引いたりトレースするのって、地味で不毛な作業な感じがしてしまいますが、実際にやってみると、細かなルールが見えてきたり、パッと見では気づきにくい優しさや、見たときの気持ちよさの理由などが垣間見えてとて

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それは、デザイン案ではない。

それは、デザイン案ではない。

「デザイン提案」についてずっとモヤモヤしてることがあって、今回の「キヨ地下」のロゴ提案がちょうど伝わりすい事例なので書いてみた。ぜひ、若いデザイナーや学生に読んで欲しい。結論からいうと、「ロゴ案とは色や形の違いではない。」というのを訴えたい。

アソビカタサロンのオーナーのKiyoto(萩原清澄)さんが「キヨ地下」というサービスを始めた。一言でいうと「デパ地下グルメのECサイト版」。そのKiyot

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ナガオカケンメイさん×安藤剛さん D&DEPARTMENTのこれまでとこれから#noteクリエイターファイル

ナガオカケンメイさん×安藤剛さん D&DEPARTMENTのこれまでとこれから#noteクリエイターファイル

noteで活躍するクリエイターを紹介する#noteクリエイターファイル。今回は特別に、D&DEPARTMENTディレクター・デザイン活動家のナガオカケンメイさんに、THE GUILD 共同創業者の安藤剛さんが話を聞きました。

その土地と暮らしのなかでずっと長く愛される「ロングライフデザイン」をテーマに活動されているナガオカケンメイさん。実店舗「D&DEPARTMENT」の運営や、47都道府県の個

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ワークショップをデザインするとはどういうことか

ワークショップをデザインするとはどういうことか

ワークショップをデザインするとはどういうことか。ワークショップの定義と同様に、検討しておく必要があります。

ワークショップの「企画・運営・評価」のサイクルとして捉える考え方ワークショップデザインというと、当日のファシリテーションと切り分けて、準備段階の「プログラムデザイン」のみを指し示すケースもありますが、それではあまりに射程が狭すぎます。

ワークショップをデザインする営みを、もう少し広いサイ

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