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文章たち

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記事一覧

愛着とは、見えない糸のこと

愛着とは、見えない糸のこと

「愛着」を育てることは、
子どもがすくすくと豊かに成長していくために
何よりも大切なことのようです。

子どもが自立して、
親から離れて自信を持って活動していく。
そんなエネルギー、安心と信頼、
子ども顔は、何ともいえない素敵な表情をして
遊び、友達と関わり合い、
学び、成長していくんですね。

子どもに育てたい「愛着」。

育てるのは、人です。
養育してくれ安心できる人の
存在が大きいのですね。

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不登校の親のメンタル

不登校の親のメンタル

親は、毎日子どもを気にして生活しています。
どの子の親でも同じです。

しかし、不登校児を持つ親は、
「明日、学校に行くのだろうか?」
「もし行かなかったときは、こうしよう。」
「学校に行ったときは、どう対応しよう。」
など、様々なことを考えたり想定したり、
目まぐるしく頭の中で考えていることでしょう。

不登校児でない子どもの親は、
ほとんどの場合、学校に行くのですから
毎日のルーティンをこなせ

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不登校の親

不登校の親

あなたは、
このように考えることはありませんか?

「子どもは学校に行くのは当たり前」
「子どもは勉強するのが当たり前」

これが常識と信じ込み
頭から離れない。

子どもに対してイラついたり
常識と思うところからはずれたり
子どもに怒りが湧いてくる。

この常識に囚われて
親は生きている。

自らの意識を変えていくのが
難しい。

「焦り」
子どもが不登校に陥ると
親は、学校に行くのは当たり前と

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悩みの原因を探ると、シンプルに行き着く

悩みの原因を探ると、シンプルに行き着く


あなたは、悩みがありますか?
悩みには原因がありますね。
あなたの悩みの原因は何ですか?


原因さえ解決できれば、
悩むことはありません。


今日のテーマは、

「悩みを解決するシンプルなメカニズム」

この課題を考えてみましょう。


「そうは言っても、
 簡単に解決できないから悩むんだよ。」
ですよね。


「お金の話」で例えます。

少し前までの私は、
「お金が

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児童虐待を受けた子どもの特徴

児童虐待を受けた子どもの特徴

あなたの子ども時代は、
幸せでしたか?
未だに、心に蘇る過去の
つらい思い出はありませんか?

昔は、学校の先生から身体的に
影響力を受けることも
珍しくありませんでした。
今では、体罰は大きな問題です。

また、ニュース等で、
私たちは、幼い子どもが
虐待の被害を受けた事件に
心を痛めます。
本当に、つらいですよね。

乳幼児期に虐待が行われた場合、
身体や心が発達せず、
様々な影響が表に出てき

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児童虐待は親だけの責任ではない

児童虐待は親だけの責任ではない

2000年に、
「児童虐待防止法」が施行されて
今日に至るまで、
児童相談所での相談件数は、
増加の一途をたどっています。

この背景には、
人々の虐待への意識の高まりがある
ともいわれています。
実際に起きている虐待の件数も
氷山の一角にすぎないかも知れません。

ニュースでは、
痛ましい事件が後を絶ちません。
あなたも、
なんともいえない
つらい気持ちになったことも
数多くあるのではないでしょ

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苦情対応〈社会の苦情の連鎖と心理〉

苦情対応〈社会の苦情の連鎖と心理〉

SNSやネット上には、
誹謗中傷が書き込まれ、
人権問題に発展し、
社会問題となる
ケースがありますよね。

数年前の邦画で、
コールセンターへの苦情を
取り上げた映画がありました。

苦情に心身をすり減らしていく
コールセンターの人々の物語です。

現在のコールセンターは、
「品質向上のため録音
 させていただきます。」
と、予めコールされるようになりました。

これは、このコールによって、

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教職員、いじめ問題から自らを守るために

教職員、いじめ問題から自らを守るために

学校で子どもに関わっていると、
「いじめ問題」は、
大きな課題です。

そして、
いつ何時遭遇するか分からない
問題です。

あなたは、
どのように「いじめ問題」と向き合い
対応し、未然に防ぐ等、
取り組みを行っていますか?

「いじめ問題」は、
子どもの健全な成長に関わる
大きな問題です。

学級に「いじめ問題」が、
発生するか否かによって
学級の一年間や教職員の生活に
大きく関わる問題となりま

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不登校、真実の原因

不登校、真実の原因

不登校が大きな問題に
なり始めた頃
不登校の原因を
考えることがありました。
「なぜこの子は、
 不登校になっているのか。」

不登校児童の割合が多い学校に
赴任したときです。
大きな学校ではありません。
各学年が二学級の学校です。

児童数が多くなると、
不登校児童の割合も
多くなるはずですよね。

しかし、不登校児童の数は
学校によって違い、
全校児童数に比例するとも限りません。
学級に約1~

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不登校、親の心構え

不登校、親の心構え

子どもには、
「元気で学校に通い、
 友達と仲良く楽しい生活を送ってほしい。」
これは、すべての親の願いですよね。

親の子どもに対する願いや思いは深いです。
「どんな子に成長してくれるだろう。」
「どんな才能があるだろう。」

将来を思い浮かべながら
楽しみに思うのが親心です。

「元気に学校にいってくれれば」
と、思いながらも、
ついつい欲目が出てきます。

勉強もできるとうれしいし、
運動が

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教師の悩みは理解されない

教師の悩みは理解されない

教師をしていると様々な
課題や問題に直面しますよね。

あなたは今、
悩んでいることが
ありますか?

あなたは、悩みを
解決することはできますか?

学校には、教職員の悩みを
解決する係や人はいません。

教職員のストレスを診断する
アンケートがあるでしょう?
書いて提出しても、
何も解決はしません。

勤務時間が問題になって、
教職員の勤務時間を
調べることになっていますよね。

あなたの勤務

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宿題の丸つけに追われない工夫

宿題の丸つけに追われない工夫

丸つけ、大変ですよね?
あなたは、どのようにしていますか?

教師の仕事の中で、
日々のルーティン(丸つけ)、
一番大変で時間がかかりますよね。

そして、とても大切な教師の仕事ですね。

子どもたちに、
たくさん勉強させたい
という思いで、
課題をたくさん出していく。

国語に算数に、
できたら理科の課題も出したいですよね。

いろいろ考えながら、
漢字の練習は毎日させたいし、
今日習った算数の

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不登校は、すべての子どもの共通問題

不登校は、すべての子どもの共通問題

あなたは、子どもの不登校に
不安や心配、悩みを
抱えていませんか?

あなたの周りに、
子どもの不登校で
不安を抱えている方は、
いらっしゃいませんか?

あなた自身は、
かつて、不登校になって
学校に行けなかったことは
ありませんか?

私たち人間は、
不安や悩みを抱えて、
悩んでいるのは、自分だけであって、
多くの人は、
幸せに暮らしているように、
考えてしまいます。

そうではないのです。

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子どもの「ケンカ」と親がしてはダメなこと

子どもの「ケンカ」と親がしてはダメなこと

あなたなら、子どものケンカに
どのような対応をしますか?

子どもがケンカをしたと聞いたら
怪我をしていないのか
だれとけんかしたのか
仲直りはできたのか
など、気になりますよね。

小学生では、
低学年のケンカが
多い傾向にあります。

その理由は、低学年の子どもは、
まだ思考力も言葉の能力も
十分に発達していないため、
言語で問題となる事象を
解決していくことができづらいからです。

様々な環

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