組織の端っこで、小さなプロジェクトの成功事例を作る
いくら頑張っても認められなかった20～30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。
凡人的戦略＜組織＞
組織を変える時は出島から
会社や組織に対して、「なんでこんなことしているんだろう？」「もっとこうすればいいのに？」と思うことありませんか？
スタートアップのように社長と距離が近い会社では、アイディアが出しやすく、改善のスピードは速いのかもしれません。
一方で、上場しているような会社では、社長と直接話す機会は限られていますし、役員がそれぞれのテリトリーを守っているので、横断した改善は行いにくいのは実態です。
おそらく、会議の場で提案したところで、重箱の隅をつつくような指摘をもらい提案は実現しません。
その時に大事にしているのは、小さな成功事例を作ることです。
部署を横断した有志数人で小さなプロジェクトから始めます。そこで、小さくとも成功事例があったら、その実績を会議に持っていきます。
多くの役員は、責任が重く、失敗が許されません。そのため、いきなり大きなプロジェクトをやるよりは、小さな成功事例があったほうが賛同してもらえる可能性が高いです。
提案では、phaseを分けて、小さい投資を繰り返します。複数のphaseで経営がチェックできるようにすることで、リスクを小さくすることもテクニックとして使えます。
もちろん。新しいプロジェクトですから、失敗するかもしれません。しかし、失敗しても良いです。会社に報告するほどでもない小さなプロジェクトなので、失敗したところでキャリアには影響はありません。
本業はしっかりこなしながら、出島のように、離れた場所でトライをするのが、組織を変えていくコツです。
いきなり組織は変わりません。
小さな成功の積み重ねが、大きな変化を作ります。
組織を変える時は出島から
組織の端っこで、小さなプロジェクトの成功事例を作る
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