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モチベーションの二要因「動機付け要因」と「衛生要因」

いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。

凡人的戦略<ライフスタイル>
不幸になる要因を潰しても、幸せにはれない

給与、上司などを理由に転職を考えている人も多いと思います。しかし、環境を変えたとしても、「満足=幸せ」にはならないという研究があるのを知っていますか?

仕事に対するモチベーション理論のひとつで、アメリカの心理学者ハーズバークの二要因理論です。モチベーションの二要因とは、人間の幸福や満足を促進する「動機付け要因」と、人間の不幸や不満を少なくする「衛生要因」。

この二要因が相互に独立関係になることがポイントです。つまり、「満足」の反対にあるのは、「不満足」ではない。それは「没満足」という満足がない状態だとハーズバーグは考えます。

動機付け要因とは、仕事における働きがいを作る意欲要因です。
・仕事における達成感
・承認、評価
・責任(権限委譲)
・成長実感

衛生要因とは、仕事における働きやすさを作る環境要因です。
・職場の方針、管理方法
・給与
・人間関係
・職場環境

つまり、不幸になる要因を潰せば、幸せになれるかというと、そうではない。その先にあるのは、「没不幸」です。

給与、上司などを理由に転職することで、「不幸の要因」を潰しても、だからと言って「満足=幸せ」にはならないということ。

いくら職場環境が良くなったり、給与が上がっても「満足=幸せ」にはならないのです。

「満足=幸せ」になるには、達成感を感じられる仕事や認められること必要です。単に給与が良い、人間関係が良い、職場環境がいいと言われるホワイト企業で働くことが自分にとって「満足=幸せ」には繋がらない。

これは個人だけではなく、組織運営でも同じことがいえます。

給与は高く、人間関係も良い仲良し企業でも、仕事を通じた成長が実現できなければ、個人も組織も弱体化していきます。

「動機付け要因」と「衛生要因」どちらから重要ではなく、この2つのバランスを取ることが強い組織になります。

不幸になる要因を潰しても、幸せにはれない
モチベーションの二要因「動機付け要因」と「衛生要因」

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