この素晴らしい世界に怨恨を。

この素晴らしい世界に怨恨を。

記事一覧

嗚呼厭世

ここでだけ、涙を流そう。 汚い涙だ。誰も見たくもないだろう。誰にも見せたくもない。 ここでだけ。今だけ。 もう疲れたんだ。勝手に目が熱を帯びていく。すぐに冷える…

屍
5日前

滅びろゴミども

願う。この苦しみを持たない全てが消えればいいと。 いつもそうだ。疲れは、辛さは、この身にのしかかる。 周りが憎らしい。羨ましくはない。この地にまで堕ちてほしい。…

屍
2週間前

辛さ

辛さは人それぞれだ。 何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれないが、当たり前でも大事なことは山ほどあるだろう。 辛さは人それぞれで、だからこそ、そ…

屍
3週間前

0か100

やるなら0か100だ。 中途半端が一番気持ち悪い。というかダサい。やるなら本気で、身体が悲鳴を上げるまで、精神が朽ち果てるまでやる。 そういう姿勢を美しいと思うよう…

屍
1か月前
2

自らの能力の高さを匂わせようとする言動

自らの能力の高さを匂わせようとする言動は嫌いだ。 この行動のポイントは、匂わせである点だ。つまり、直接的に自慢するのではなく、しかし意識的に自慢しようとしている…

屍
1か月前

現実

リアルなんてクソゲーだ。 「神のみぞ知るセカイ」というマンガ、アニメのセリフだ。大好きな言葉なので是非声に出して読みたい。 「リアルなんてクソゲーだ!」 要は現…

屍
2か月前
1

持つ者と持たざる者

持つ者が非難される場面をしばしば見る。それは彼らが持たざる者に対する想像力を欠いている場面などだ。 逆はあまり見ない。私は金持ちの生活が想像できないが、それによ…

屍
2か月前
2

彼方

遠い彼方へ行きたい。自分のことを誰も知らないどこかへ。 そんなことを思うこともある。 知らず知らずのうちにしがらみが多くなり、まとわりつき、沈み込まれていく。 …

屍
2か月前

見えない圧がかかる。 黒ぐろと、僕を狭い部屋に押し込んでいく。 僕の心はきしんでいく。 裂け目からは涙がこぼれる。 圧縮でできた熱を冷ますために。 涙は滴り、底…

屍
2か月前

天才

はじめは、天才になりたかった。 漫画に出てくる主人公に憧れた。何でもできる。それ相応の努力は必要だが、努力すればした分だけ当然のように報われ、他の人よりできるよ…

屍
3か月前

労働

労働はクソだ。 しかし金を得るには労働せねばならない。不労所得を得る才も資本もない。 労働のどこがクソか。 時間を奪うのがクソだ。 多くの金を得るためには多くの時…

屍
3か月前
1

感情の檻

なぜだろう。悲しい。無気力だ。辛い。 ただ感情が襲ってくる。情緒不安定とはこのことだろうか。決まって独りのときにやってくる。 根源は寂しさだろうか。寂しがり屋の…

屍
4か月前
1

人の幸はクソ

見知らぬ人の幸福な姿に苛立ち始めたら、それは疲れている証拠だ。知っている。知ってはいても苛立つのだから仕方がない。 苛立っているときに思っていることは大抵こうだ…

屍
4か月前
2

虚無虚無プリン

虚無虚無虚無虚無。 プリンは関係ない。虚無虚無プリンという方がいらっしゃるらしいが全く関係ない。過労キティというのもいるらしいが関係ない。いや、内容的には関係あ…

屍
4か月前
1

道の分岐点に立つ。選択を迫られる。簡単に選択できるときもある。 選択してきたことに後悔はない。後悔はないのに、漠然とした不安感を纏うときがある。何に対する不安感…

屍
5か月前

いい日

珍しく気分がいい。 人とあったからか。話したからか。映画を見たからか。酒が旨かったからか。 やるべきことが頭から離れたのは久しぶりだ。鎖が解け、スムーズに歩ける…

屍
5か月前

嗚呼厭世

ここでだけ、涙を流そう。

汚い涙だ。誰も見たくもないだろう。誰にも見せたくもない。

ここでだけ。今だけ。

もう疲れたんだ。勝手に目が熱を帯びていく。すぐに冷えるのに。

ここでだけ。

身体が震える。身体は寒くもないのに。血流が不規則だ。地面に沈み込んでいきそう。

ここってどこだ。

心臓が不自然に強く打つ。そんな気がするだけかもしれない。ただ違和感がある。穴が空きつつあるような。抉られて

もっとみる

滅びろゴミども

願う。この苦しみを持たない全てが消えればいいと。

いつもそうだ。疲れは、辛さは、この身にのしかかる。

周りが憎らしい。羨ましくはない。この地にまで堕ちてほしい。堕ちて、砕け、その散る様を嘲笑いたい。

「ほら、お前は壊れるじゃないか」と。

グチャグチャになったそれを踏みにじりながら高笑いを上げるのだ。滅びろゴミが!
消えろ、消えろ、消えろ。塵すらも残さずに消えろ。目障りだ。

平等は素晴らし

もっとみる

辛さ

辛さは人それぞれだ。

何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれないが、当たり前でも大事なことは山ほどあるだろう。

辛さは人それぞれで、だからこそ、その人にとっては大事なものだ。他の誰にも侵されない、大事なものだ。

辛さなんてない方がいい。気分が滅入り、死に思いを馳せ、青く高い空に消えていきたくなる。そうなる原因など、ない方がいい。

個人的には辛さを抱えていた方が人間として面白い

もっとみる

0か100

やるなら0か100だ。

中途半端が一番気持ち悪い。というかダサい。やるなら本気で、身体が悲鳴を上げるまで、精神が朽ち果てるまでやる。

そういう姿勢を美しいと思うようになってしまった。一生懸命は美しい、とは小学校の頃の教師の言葉だが、これは割と気に入っている。

しかし呪いの言葉でもある。反対解釈として、一生懸命でなければ醜い、と読むこともできてしまう。論理的ではないが。

事実として、私は一生

もっとみる

自らの能力の高さを匂わせようとする言動

自らの能力の高さを匂わせようとする言動は嫌いだ。

この行動のポイントは、匂わせである点だ。つまり、直接的に自慢するのではなく、しかし意識的に自慢しようとしているのだ。

ウザい。かなりウザい。堂々と自慢するならまだしも、堂々とする気概がないくせにそれでも自分を自慢しようとするその姿勢がウザい。ダサい。

無意識的に出ている教養と、多少なりとも意識的に出そうとしている教養とは、何となく区別できるよ

もっとみる

現実

リアルなんてクソゲーだ。

「神のみぞ知るセカイ」というマンガ、アニメのセリフだ。大好きな言葉なので是非声に出して読みたい。

「リアルなんてクソゲーだ!」

要は現実なんてクソなのだ。飯食ってクソして寝る生活をひたすら続けることになるのだから。

楽しいと感じられるようなことだけやってようやくまあ生きてもいいかと思えるくらいなのに、労働やらなんやらをしないと生きていけない。

控えめに言ってクソ

もっとみる

持つ者と持たざる者

持つ者が非難される場面をしばしば見る。それは彼らが持たざる者に対する想像力を欠いている場面などだ。

逆はあまり見ない。私は金持ちの生活が想像できないが、それによって非難されることはない。持つ者には、ノブレス・オブリージュ的なものが期待されているから非難されるのだろう。
ちなみに、ここでの「金持ち」は、大富豪を想像してもらってもいいが、小学校から私立に入っていたり、家に大量の方があるなど親に教養が

もっとみる

彼方

遠い彼方へ行きたい。自分のことを誰も知らないどこかへ。

そんなことを思うこともある。

知らず知らずのうちにしがらみが多くなり、まとわりつき、沈み込まれていく。
沼に飲まれ、泥が視界を多い、口に入り、地上に伸ばす手は上がらなくなる。

そうなる前に場所を変えたくなる。

物理的に移動する。
飛んで、揺られ、走り、歩く。

ぬかるんだ地から、しっかりした根に支えられた地へ。

彼方の地には知らない

もっとみる

見えない圧がかかる。

黒ぐろと、僕を狭い部屋に押し込んでいく。

僕の心はきしんでいく。

裂け目からは涙がこぼれる。

圧縮でできた熱を冷ますために。

涙は滴り、底に溜まっていく。

水音はどんどん大きくなっていく。

最後には、聞こえなくなる。

圧は自分で作ったものなのか、誰かが作りやがったものなのか、それはわからない。
有害であることは確かだ。有益な場面もあるが、心をきしませるものなど

もっとみる

天才

はじめは、天才になりたかった。
漫画に出てくる主人公に憧れた。何でもできる。それ相応の努力は必要だが、努力すればした分だけ当然のように報われ、他の人よりできるようになる。そもそもの才能が違うことも多々ある。

次は、天才を助けたかった。
天才にはなれないことがわかると、それでも光の当たる存在になりたいと、天才の側にいることを望むようになった。天才から頼られることに喜びを見出そうと思った。支えるだけ

もっとみる

労働

労働はクソだ。
しかし金を得るには労働せねばならない。不労所得を得る才も資本もない。

労働のどこがクソか。

時間を奪うのがクソだ。
多くの金を得るためには多くの時間働くのが手っ取り早い。理不尽に長く働かされることもある。働けばその分自由時間が減る。減った自由時間を取り戻すため、金を使って自由を謳歌する。金のために働き、働いたがゆえに出費が増える。これをクソと呼ばずになんと呼ぶ。

疲労感を与え

もっとみる

感情の檻

なぜだろう。悲しい。無気力だ。辛い。

ただ感情が襲ってくる。情緒不安定とはこのことだろうか。決まって独りのときにやってくる。

根源は寂しさだろうか。寂しがり屋の子どもから何も変わってないのだろうか。

与えられるはずのものが与えられなかったわけではない。少なくとも自分ではそう思っている。

ならば寂しさではないのかもしれない。

無力感か。
無為に過ごす日々に対する脱力感か。
様々な感情を目に

もっとみる

人の幸はクソ

見知らぬ人の幸福な姿に苛立ち始めたら、それは疲れている証拠だ。知っている。知ってはいても苛立つのだから仕方がない。

苛立っているときに思っていることは大抵こうだ。
「こっちはこんなに苦しいのに。」

辛く苦しいときに幸せな姿なんて見せられたら、発狂するか包丁を取るか、唇を噛みながら耐え忍ぶかだ。
理性的であるらしいホモ・サピエンスである私は、もちろん唇を噛んで耐えているわけだが、それはそうとして

もっとみる

虚無虚無プリン

虚無虚無虚無虚無。

プリンは関係ない。虚無虚無プリンという方がいらっしゃるらしいが全く関係ない。過労キティというのもいるらしいが関係ない。いや、内容的には関係あるかもしれない。

当面のやることが終わった。虚無。
とはいってもやることは一応ある。虚無。

何もしたくないけど何かしなきゃいけない。とはいえ何もしたくない。希望と現実の不一致。虚無。

プリンをぷるぷるして生きていきたい。多分数分で飽

もっとみる

道の分岐点に立つ。選択を迫られる。簡単に選択できるときもある。

選択してきたことに後悔はない。後悔はないのに、漠然とした不安感を纏うときがある。何に対する不安感なのだろう。過去にはないとすれば未来だろうか。多分そうだ。

人生はマラソンだと聞いた。手近なゴールを求めたくなるが、走り続けなければならない。ゴールは見えない。今の話も多分そういうことなのだろう。
道を進んでいるのは確かだが、道の先が見

もっとみる

いい日

珍しく気分がいい。

人とあったからか。話したからか。映画を見たからか。酒が旨かったからか。

やるべきことが頭から離れたのは久しぶりだ。鎖が解け、スムーズに歩ける。何なら多少の推進力を与える翼があるようにも感じる。

単調な生活は沼へと浸からせる。ずぶずぶと入っていく。入れば入るほど抜け出すのが大変になる。首まで浸かってから何とかもがく。もがくにはエネルギーが必要だ。勢い余って別の沼にはまること

もっとみる