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映画レビュー🎞

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映画の感想や解釈を自分なりの言葉でまとめてみました🎞
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記事一覧

2023年1月に出会った映画

2023年1月に出会った映画

2023年1月に出会った作品を並べてみる。

すずめの戸締まりRRR③(Strangerにて鑑賞)ラーゲリより愛を込めて③▼『ラーゲリより愛を込めて』に出演した中島健人氏の表現について、CINEMAS+で執筆させていただきました。

夜を走るWANDA/ワンダ早稲田松竹にて鑑賞。ただ男について行くだけだったワンダが初めて意志を見せたのは、デニスの共犯となって、銀行員の男の家を襲った時。座席に座って

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2022年映画ベスト10

2022年映画ベスト10

2022年は、24年間の中で一番映画を観た1年だった。

合計113本(新作74本、旧作29本、配信オリジナルなど10本)鑑賞。
その中でよかった10本を簡単にまとめてみる。

①『RRR』②『ハケンアニメ!』▼作品の魅力をCINEMAS+とひとシネマで執筆させていただきました。

③『ちょっと思い出しただけ』▼『ちょっと思い出しただけ』×「クリープハイプ」の魅力をCINEMAS+で執筆させていた

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第35回東京国際映画祭にて上映『突然に』感想

第35回東京国際映画祭にて上映『突然に』感想

第35回東京国際映画祭のアジアの未来部門に出品された『突然に』(トルコ/メリサ・オネル監督)。

印象的だったのは「障がい」の描き方だ。盲目であることや脚の怪我に対して、「欠けているから不自由だ」とは伝えず、それも彼/彼女のパーソナリティとしていたところが、非常によかった。

私は今、物事を判断するときはほとんど視覚に頼ってしまっていて、それが「当たり前」だと感じていた。だが実は、視覚に頼らざるを

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映画を観て、ウクライナの人・文化・言葉を知る〜映画『アトランティス』を観て考えたこと。

映画を観て、ウクライナの人・文化・言葉を知る〜映画『アトランティス』を観て考えたこと。

前東京国際映画祭ディレクターの矢田部吉彦さんが代表を務める『ウクライナ映画人支援上映 有志の会』主催の、「ウクライナ映画人支援緊急企画:ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督作品上映会」に参加した。

本プロジェクトの概要をサイトから引用すると…

「ウクライナの映画人へ支援を行う」コンセプトに共感したのと同時に、「映画を通してウクライナを知りたい」という気持ちから、本プロジェクトを支援させていただい

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知らなかったでは済まされない、日本の入管問題について感じたこと〜ドキュメンタリー『牛久』を観て

知らなかったでは済まされない、日本の入管問題について感じたこと〜ドキュメンタリー『牛久』を観て

2022年2月26日から公開しているドキュメンタリー映画『牛久』。

本作は、在留資格のない人、更新が認められず国外退去を命じられた外国人を「不法滞在者」として強制的に収容している「入国管理センター(入管)」の様子を「隠し撮り」で記録したドキュメンタリー映画である。

まず、「隠し撮り」という手法に関して。なぜ隠し撮りをしなければならないのか。それは、施設内での録音・録画を一切禁止にしているためだ

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元アニメ制作進行職の視点でみた『文化庁メディア芸術祭』

元アニメ制作進行職の視点でみた『文化庁メディア芸術祭』

今年で3度目の訪問となる、文化庁メディア芸術祭。この場所に来ると、毎年エネルギーを感じます。どの作品にも作り手の「想い」がたくさんつまっているので、とても好きな空間です。

アートやマンガ、エンターテイメントなどたくさん部門がありますが、私は前職がアニメーションの制作進行職ということもあって、アニメーション部門に注目することが多いです。

今回も、特にアニメーション部門をじっくりと見て回ったので、

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こどもが遊ぶには危険が多すぎる世界〜映画『SNS-少女たちの10日間-』を観て

こどもが遊ぶには危険が多すぎる世界〜映画『SNS-少女たちの10日間-』を観て

昨今よく耳にする、未成年の児童が性被害者となる事件。被害者と加害者の関係性は、「SNSで知りあった」が多いです。

こういった事件が続くため、加害者が未成年と「SNSで知りあった」と聞いてもあまり驚かなくなっていました。 

しかし、現在公開中の映画『SNS-少女たちの10日間-』を観ると、本来絶対あってはならないことなんだ、と改めて思い知らされます。

この映画は、SNSを通して12歳の少女たち

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30年間トラウマとして記憶に残る不気味さ〜映画「シャイニング」を観て

30年間トラウマとして記憶に残る不気味さ〜映画「シャイニング」を観て

このゴールデン・ウィークにやっと観ました、ジャック・ニコルソン主演の「シャイニング」(1980)!

https://eiga.com/movie/14352/

映画好きの父親が、当時20代半ばだった約30年前に一度観てから、現在に至るまで、ことあるごとに映画のワンカットを思い出してしまうくらい”トラウマ”作品だそう。

自分は、ホラー映画は基本的に苦手で、あまり積極的に観ようとしてきませんでし

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作者から引き離された”キャラクター”〜映画『フィールズ・グッド・マン』を観て

作者から引き離された”キャラクター”〜映画『フィールズ・グッド・マン』を観て

『フィールズ・グッド・マン』を鑑賞。

前職がコンテンツを扱う会社に勤めていたというのもあり、”キャラクターだけが一人歩きし、ヘイトの象徴になってしまった"というストーリーが気になり、足を運んでみました。

この映画を観て自分が感じたこと、気を付けなければいけないと思ったことをまとめてみます。
https://feelsgoodmanfilm.jp/

⑴ワンクリックでどこまでも飛んでいくネット社

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”編集者”が持つ、世界を変える可能性〜映画『騙し絵の牙』を観て(※ネタバレ注意)

”編集者”が持つ、世界を変える可能性〜映画『騙し絵の牙』を観て(※ネタバレ注意)

昨日、映画『騙し絵の牙』を鑑賞。
大好きな女優さん松岡茉優ちゃんが出演しているのに加え、出版社が舞台の、”騙し合う話”というあらすじに興味が湧き、公開されたら絶対に観に行こうと心に決めていました。

結果、期待を上回る、かなり良い作品だったと思います。
個人的に、どこが良かったのか、様々な観点からまとめてみたいと思います。
※ネタバレの内容を含みますので、ご注意くださいませ。

https://m

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悪が善になってしまった「宗教」とは〜映画『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』を観て

悪が善になってしまった「宗教」とは〜映画『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』を観て

1995年3月20日、世界中を震撼させた、地下鉄サリン事件が起きました。
自分が生まれる前に起きた出来事でしたが、テレビ番組の報道や両親の話、そして社会の授業で教わった内容などから、話の輪郭は理解しているつもりです。
しかし、人から聞いた「イメージ」の”地下鉄サリン事件”と、その瞬間をリアルタイムで生きていた人が「感じた」”地下鉄サリン事件”では、捉え方が全く異なると思います。

私の両親の友人は

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退職まで1ヶ月を切った私が、『ちょっと今から仕事やめてくる』を見た話

学生時代に、働き始めて仕事が辛くなった時観ようと思っていた『ちょっと今から仕事やめてくる』。

退職まで1ヶ月を切った私にとって、仕事の辛い時期はとうに過ぎていましたが、せっかくなので観てみることにしました。

主人公の隆は、会社に身を捧げ、罵声を浴びせられながらも必死に働いている真面目な青年。
上司のパワハラ・モラハラに疲れ切ってしまった隆が自殺を試みようとしたところに、”ヤマモトが”が現れ、物

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