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不動産相続、土地の探し方、土地の売り方、賃貸、民泊

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相続不動産の売却方法や賃貸活用、土地を購入したいという方へ向けた内容となっている。住宅業界に25年従事し、不動産・相続専門のFP1級技能士です。
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#空き家

〜不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)さんから取材を受けました♪〜

〜不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)さんから取材を受けました♪〜

受け取る人にとっては聞き慣れないタイトルかもしれない、「一人暮らしの60代がマンション選びで大切にしたいこととは?」。

取材依頼を受け企画書のタイトルを見た瞬間は、「60代はまだまだ現役!!」または「熟年離婚増加傾向!」みたいなイメージを連想してしまった😳

一つ言えることは、、
60代のおひとり様は、世間一般的にも珍しい話しではないという現実。

ご自身は違った状況であっても、知人や家族・親

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~土地の広さは誰でも簡単に計算できる~その方法とは!?

~土地の広さは誰でも簡単に計算できる~その方法とは!?

SUUMO、HOME'Sやアットホームといったポータルサイトで不動産を探す手法が普及してからは、不動産会社へ行かずとも住所を辿って現地へ出向く方も増えたのではないだろうか。

住居表示を明記しない、何となくごまかす、とにかく来店をさせようといった気持ちが伝わってくる不動産会社も少なくはないのだが、、

さて、本題に入ります。
ハウスメーカーや工務店で「注文住宅を建てたい」と考え、土地探しをしている

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~高齢者の住まい~改めて考えるきっかけとは!?

~高齢者の住まい~改めて考えるきっかけとは!?

従来より、福祉・介護×住まいの連携について弊社の取組みを紹介してきました。
私は住宅の専門であり、住生活アドバイザーとして活動しているが福祉関係や介護関係の仕事に従事したことはなく未経験者である。
その為、日々地域の社会福祉士さん、ケアマネさんや介護福祉士さんの方々と接点を持ち、今現在でも学び中といったところだ、、

さて、初めて私のnoteブログに訪問して頂いた方もいるだろうと思い、簡単ではある

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~相続で取得した不動産~建物解体後に出てくる「ガラ」とは!?

~相続で取得した不動産~建物解体後に出てくる「ガラ」とは!?

立川市、国分寺市、国立市を中心に住生活アドバイザーとして活動している須崎です。
今回は相談実例の中から、相続で不動産を取得し売却を行う際によく出てくる話しを書いてみたいと思います。

あえて、「よく出てくる話し」と書きましたが、古い建物を解体した際に「ガラ」が出てきてしまうことは珍しい話しでもない。あくまでも私の経験上での感覚値も入っているが、井戸や浄化槽ほどの確率ではないにしても、昔の開発分譲地

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~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

過去にもnoteに書いてきたが、自身が抱えているであろう相続不動産について、改めて書いていきます。

相続で取得した土地や住宅にたいして、価値はないだろう、誰がこんなところに住むのか、誰も買うわけはないと「相続不動産の価値」を低く捉えている方も少なくないと思う。

半面、お金が絡むと冷静さを失う方もいます。
幼少期から独立するまでを過ごしてきて、何も問題はなかった。寧ろ、住環境が良く「価値」を分か

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~空き家特例の改正~売却前に解体・耐震改修工事をしなくても良い??

~空き家特例の改正~売却前に解体・耐震改修工事をしなくても良い??

立川市、国分寺市、国立市を中心に住生活アドバイザーとして活動している須崎です。

今回の投稿は、「空き家の発生を抑制するための特例措置」、いわゆる「空き家特例」について、要点をまとめていきたいと思います。

〜 空き家特例とは⁈ 〜
被相続人である親(※1)の住まいを、相続人である子(※2)が相続した家屋・土地の譲渡(売却)にあたり一定の要件を満たした場合に、譲渡(売却)にかかる譲渡所得(売却価格

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~相続登記が義務化になったことで売却を考える〜初めて知る「既存不適格建築物」とは??

~相続登記が義務化になったことで売却を考える〜初めて知る「既存不適格建築物」とは??

本日4月1日より、相続登記義務化がスタートしました。

相続登記義務化とは?については、下記の投稿を是非ご覧ください!

早速だが、タイトルの「既存不適格建築物」について書いてみたいと思う。
~既存不適格建築物とは!?~
法令改正によって、改正後の新しい規定に適合しないものをさします。
すなわち、建築(完成時)の旧法(規定)の基準で合法的に建てられた建築物であり、その後に法令改正や都市計画変更など

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〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半②

〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半②

さて、いよいよラストの回となりました。

後半①については、「文章力の高いnoterを厳選」にマガジン追加をして頂いたのだが、スキがあまり増えず、、、
興味が湧かない話しなのか、または私の写真がヘタなのか悩んでしまった💦

しかし、、、
ここまできたら、最後の「更地」になるまでを書いていきます♪

⭐︎特徴や比較についての整理がとても上手なYouTuberと思います。初心者の方にも分かりやすいた

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〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半①

〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半①

解体作業の現場日記(チェック)、前半に続いて後半に移ります。

解体作業現場を毎日チェックしに行けるのも、地元密着スタイルを取っているからこそ、出来ることだろう。

不動産・建築業界は仕事を投げる(下請け)傾向が未だ強いと感じている。
近隣住民の中には、見ず知らずの職人さん達が隣接地に入ってきたら不安になられるケースも珍しくはない。

思ったことや不安に感じることに対して、言いやすい、伝えやすい環

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〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜前半〜

〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜前半〜

今後も増え続けるであろう、相応の築年数を経過した木造住宅の解体について、、

弊社が管理していた不動産を題材にして、noteに書いてみたいと思う。

まず、、
大前提として「空き家活用」を考えた際に、所有者の意向や建築士の見解を確認しながら物事を進めていく必要があると考えています。

当たり前のように思われるだろうが、悩んでも仕方のない(非現実的)事を判断出来ず、先延ばしにしているケースもよく見か

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〜土地価格は上がり過ぎ⁈〜新築より中古がお得?

〜土地価格は上がり過ぎ⁈〜新築より中古がお得?

タイトルについてはよく目にする話題ではあるが、2008年リーマンショックの時以来、何かがおかしい、、と感じている。

建築業界、リフォーム業界は価格転嫁にどう取り組むのか皆必死であろう。建築資材や物価高騰、人件費増などの要因があるのは言うまでもない。

しかし、、
不動産業も当然ながら「建築」関係が密接に関わっている。
すなわち、2024年問題とYouTubeやネットニュースでも騒がれている建築業

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〜民泊〜 いよいよ本格始動か⁈

〜民泊〜 いよいよ本格始動か⁈

先日、国土交通省より民泊物件を管理する事業者について定めた時間の講座や講義を受ければ参入を認めるという新制度の概要をまとめた(2023年度中の運用開始を目指す)との記事を目にしました。
政府はインバウンド需要を取り込みたい。とくに地方への経済効果を見越しての考えだということもよく伝わってくる。
新規参入の要件緩和をしていくという話し。

さて、数年前の話しではあるが民泊は住宅業界の黒船となるか、な

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リバースモーゲージとリースバックの違いとは⁈

リバースモーゲージとリースバックの違いとは⁈

リバースモーゲージとリースバック、ニーズもあり取扱いが増加傾向であると聞きます。
名称も似ており利息分や家賃といった月々一定額を負担することで、先にまとまった資金を確保できるという点では違いがいまいち分からないという方も多いのではないでしょうか。
特に高齢者も多く利用するサービスであるという点においても、慎重に判断した上で活用される必要があるでしょう。

●リバースモーゲージとは?
高齢者が居住す

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〜CM・広告でみる、不動産買取りリースバック〜

〜CM・広告でみる、不動産買取りリースバック〜

リースバックとは、自宅を売却し現金化した後も継続して住み続けられるサービスのこと。
現金を手元に残せた上で継続して住み続けられるという点では、リバースモーゲージと類似したサービスと受け止める方も多いでしょう。

〜リバースモーゲージと違う点〜
利息分ではなく「家賃を支払っていく仕組み」のため買手側と賃貸借契約を結ぶ。
所有権は買手側に移るため固定資産税などのランニングコストがかからなくなる半面、所

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