#ドラマ
『セクシー田中さん』が良ドラマ作品であった話を今あえてしたい -全ての創作劇と全ての創作者のために-
漫画作家 芦原妃名子さんの訃報でこのタイトルを初めて知られた方もおいでやも知れません。
事件は知っていても、実際の漫画には/ドラマには/もしくはそのどちらにも触れてはいないという方も。
大変な事が起きてしまった事件そのものと別途、怖いのは
あの報道では、実際には原作を尊重し一個のドラマとしてもきちんとした内容で放送に至ったドラマ版『セクシー田中さん』なのに、「原作を踏み躙った酷い内容だったらしい
火曜夜に丁度”家事”絡み続きます -『西園寺さん-』と『僕の妻は-』-
火曜日の夜分、奇遇な事に”家事”に紐付く漫画原作のドラマとアニメの放送時間が続く形となりました。
昨晩、ドラマ『西園寺さんは家事をしない』が22時から始まった事で、先週より始まっている23時からのアニメ『僕の妻は感情がない』を続けて観られるスーパー”家事”タイムです。
(※放送局は違います(※地域によって放送時間も異なるかと存じます
だから何だという話ではあるのですが何事も切掛です。
始まったば
仮想世界と実社会の連続と境界/”人との関わり” -夜ドラ『VRおじさんの初恋』第14話までを終えて-
全32話という長尺のこのドラマ。
先週末には早くも1/3以上を終え、大きな展開が動き出しています。
15分枠ではありますが、各話の密度はとても高く
週4日の放送という比較的すぐ続きが観られる連続形式もあり、より魅入る気持ちが強くなります。
この御話で描かれている事は様々な立場の方に響くものに感じました。
折返し前にその辺りで少し記事を綴ってみたいと思います。
▼※当記事はtvドラマで初めてこ
ファンアートとアバターと人間模様と恋ダンス -夜ドラ『VRおじさんの初恋』最終週直前記念-
全32話のnhk夜ドラ『VRおじさんの初恋』もいよいよ放送最終週を迎えます。
原作漫画第二部連載当時に描いていたファンアートがありまして
この機会にnoteに載せておきたいと思いました。
noteですので各々のアバターや最終週を前にした語りなども少し。
※当記事には放送済のドラマ第28話までの内容に触れる部分があります
※著者は原作既読ですが漫画の結末を明かす表現はありませんので安心してお読み下
実写映画版『どろろ』も大変原作再現度高い良作なので柴咲コウさんのどろろビジュアルで先入観持たず是非御覧下さい(タイトル
最近わたくし下書き熟成が続いておりますゆえ、先日の令和版ドラマ『BLACK JACK』良かった。。を簡単に放ってみます(それでももう3日経ってる
一番のお気に入りポイントは高橋一生さんのBJ先生が車で頬杖ついてるとこ..!!(仕草再現度最高でした。。ピノコもだけど先生のシルエットや立ち振る舞いが完璧に原作のBJ先生だったんですよね全体的に
御話も最後に演出として差し込んだようにちゃんと原作エピ
遠き銀色の友人との抒情詩 -”一般映画としてのウルトラマン”から紡ぐミリタリーsfとしての最新作-
あなたは"ウルトラマン"と聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
もしも一作も触れた事がない、キャラクターのイメージしか知らない、そんな方にこそ観て頂きたい映画が2022年に公開されました。
身体の大きさから地球人とはまるで異る、銀色の美しい姿をしたその異星人との絆を紡ぎ
エンドロールへと溶けゆく珠玉の112分。
映画『シン・ウルトラマン』とはそうした作品でした。
一般映画として そし
期待以上の実写作品としての構築 -夜ドラ『VRおじさんの初恋』放送開始に添えて-
私はこの作品の原作漫画に心底感情を揺さぶられ、単行本発売時に紙の本の到着が待ち切れず電子書籍版も買ってしまった程なのですが、その身からしてもひたすら魅入ってしまい、いげちゃんのホナミがまず本当にホナミなことに、そして彼女が言葉を話せるようになってからの初回ラストの景色のくだりで、この御話全体の沢山の事を一気に思い出してボロボロと泣いてしまっていて。
この御話は、タイトルや概要だけでは一見色物のよ
長年大好きな作家さんの作品が映画化されるのです。。
田村由美さんという作家さんを御存知でしょうか。
私が最初に知ったのは恐らく長編作『BASARA』で、そちらも勿論魅力的な作品なのですが、同時期に読み始めた短編集に物凄く惹かれまして..。
あまりにもストーリーテラー。作劇の語り口の見事さと、漫画としての構成力。
個人的に一番好きな連載作品は『BOX系!』です。これは全2巻と短く1クールドラマで構築出来なくもないと思うのでミスなかの勢いで実現しない もっとみる
”うねり”が人の生を呑む -漫画実写化の機会自体を無くさぬ為に/SNSという"地獄"/会社が作家を護るということ-
1/30の明け方。
作業BGV代わりの朝の情報番組で、『セクシー田中さん』ドラマ化関連の、作者・芦原妃名子さんの呟きが報道されていて、よく聞いていなかった最初は「告発の件TVでも流してるんだ..」とだけ思っていて。
でも
それは
昨晩、芦原さんが亡くなられたという訃報でした。
その出来事に対し、ネットニュースを追うと
そこには
亡くなられた経緯に対する安易で無責任な言動が叩きつけられていました
おかずをしっかり作る人は白飯は適量程度なのかも
シロさんのつけてた家計簿、あれだけ節約節約言ってるのにお米5kgで買ってるんだな..?と最初は思った何食べ2第一話(2000円くらいだったのでセールで10kgよりお得だったという訳でもなさそうだし成年男性2人暮らしで消化出来ない訳でもなしと
などと考えつつ改めて調理/食事シーン観てると、そっかシロさん毎回何品もバランス考えて手の混んだもの作ってるもんなぁと..その上での食費予算内苦労なので只安い
キャラクターの見た目でなく中身を演じるということ
以前書いた記事で予想した通り映画公開直前にドラマ版『ミステリと言う勿れ』の再放送が全国で始まっておりますが、関東フジテレビの今日のジュート編開幕回はそういえばこの作品の映像化の良点と謎の悪点の同居が顕著な回だったなぁと。。(※表紙のキャリーケースは今回の御話のキーアイテムです
松本若菜さん演じる猫田十朱刑事は原作では金髪ツーブロックの女性で見た目は全く異なるのですが、これがまた演技で”猫田さんだ