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ほぼ毎日エッセイ『わたしに翼』

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2024.03.09〜 タイトルは大好きな朝ドラ『虎に翼』をもじって。 書くことで、大きくて豊かな、どこまでもいける、「私だけの翼」が手に入りますように。
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#毎日更新

不快感との付き合い方(Day.14)

※ちょっと痛い・グロい表現あります。

ライター仲間の「春野なほ」さんの記事を読んで、何度も頷いている今夜である。

ホルモンバランス、女性ならほとんどの人が悩まされた経験を持つのではないだろうか。かくいう私もそのひとりで、20代後半くらいからずっとPMS(月経前症候群)に悩まされている。

生理が始まってしまえば、そこまで体調は悪くならないものの、整理が始まる10日前ほどから、諸々の症状が襲いか

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私が心配性なワケ(Day.13)

私が心配性なワケ(Day.13)

保育園に着いた瞬間、ぐらっと地面が揺れた。幸い自転車を止めたあとだったので、そのまま前面座席に座る息子に覆い被さった。

園内からは「地震だ!」「みんな集まって!」と声がして、教室の真ん中にひとかたまりになった子どもたちの上に、先生たちが腕を組んで覆い被さっていた。

大きな揺れは一瞬だったが、心臓がばくばくした。園長先生に「(息子を)連れて帰ったほうがいいですか……?」と聞くと「園では普段どおり

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「恵みの雨」を降らせたい(Day.12)

「恵みの雨」を降らせたい(Day.12)

今、親子3人川の字に並んだ布団のなかで、この記事を書いている。

今日は朝から神社さんへ行き、家内安全のご祈祷をしてから用を済ませに。大事な用だったので、無事に終わって安心した。その帰り道、通り雨が降って、晴れた空に虹がかかっていたのも縁起がよくて、よい。

前祝いということで、夕飯には焼き肉を食べた。じゅうじゅうと美味しそうな音を聴きながら、ビールを片手に、ここ10年のことを語り合う。

最初は

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あらし(Day.11)

あらし(Day.11)

昨日、関東は強風に襲われ、私も散々な目にあった。あまりにいろんなことがありすぎて文章にする気力もないほどだが、そういえば毎年、春の嵐はいろんなところを引っかき回して去って行くよなあ……なんて気づく。

明日、人生のなかでもなかなかに重要なイベントを控えていて、今から胸がざわついている。今夜は昨日起こったハプニングの後始末と、明日へのどきどきですでにへろへろだ。

明日、ここでいい報告ができることを

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企画を出すコツ

企画を出すコツ

お付き合いのあるメディアでは「企画出し」を担当している。これが結構好きな作業で、競合を比較したり、時には自分のオリジナリティを発揮させたりして、わくわくしながら臨んでいる。

しかし、企画出しには結構体力が要る。納期があるからと原稿執筆を優先してしまうと、肝心の企画出しの頃には頭が回らなくなって、後手に回ってしまうことも少なくない。

そこで、企画出しをする日には、何をおいてもそれを優先することに

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夫婦で作るロードマップ

夫婦で作るロードマップ

連続投稿と言っておきながら、日付をまたいでしまった(朝にはなってないのでご勘弁を……)。

これにはわけがあって、今の今まで夫と一緒に「ロードマップ」を作っていたのだ。繊細で頑張り過ぎる私が、仕事も育児も自分も大切にするためにはどうすればいいのか。一週間をどうすごすか、どうやって目標収入を達成すればいいのか、など。

今回、夫とロードマップを作ったことで「どんな家族にもオリジナルのロードマップがあ

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一時停止、種まき、仕事。

一時停止、種まき、仕事。

noteの連続投稿を始めてから5日が経った。

しばらくクライアントワークをお休みしていて、数日ぶりに原稿を書いたら、覚醒したレベルで筆が進む。なんだろう。細胞のひとつひとつが開かれているような気がする。いつもより敏感に「ことば」に反応できている感じなのだ。ビビりの私は、足元をすくわれないように気を付けている。

忙しいときには毎日何時間も執筆しているけど、お仕事として毎日文章を書くのと、こういっ

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妃の位も何にかはせむ

妃の位も何にかはせむ

「妃の位も何にかはせむ」。

この言葉は、日本の古典文学のひとつである『更級日記』(作者は菅原孝標女)のなかの有名な一文である。現代語に訳すと「お妃様の位(くらい)なんてどうでもいいほどサイコー!」といった感じだろうか。

『更級日記』は、作者である菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)が少女だった頃、現在の千葉県市原市に一家で住んでいたところから始まる。現在からだいたい1000年くらい前に書か

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ラブで繋がる

ラブで繋がる

クライアントさんと会ってきた。

仕事はほぼ(?)関係なく、家族ぐるみでお出かけ。ライターとクラアントという立場でありながら、垣根を超えてお付き合いしてくださるなんて感謝である。

夫にはずっと、私がどんなにステキな人たちと仕事をしているのか肌で感じてもらいたかった。だからクライアントさんに会っていただき、話してもらえて本当にうれしい!
クライアントさんにも夫や息子を紹介できて、ますます絆が深まっ

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