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ほぼ毎日エッセイ『わたしに翼』

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2024.03.09〜 タイトルは大好きな朝ドラ『虎に翼』をもじって。 書くことで、大きくて豊かな、どこまでもいける、「私だけの翼」が手に入りますように。
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記事一覧

「私」をととのえる

「私」をととのえる

あいかわらず月経周期は乱れて翻弄されているものの、最近は体調がだいぶ整ってきた。

最近、なんだか憑き物がとれたような精神状態で過ごせている。きっと、現状を変えようと模索し続けた結果が、実を結んだのかもしれない。

●「自分を癒すこと」に投資しようと決めた

これまでの私は、自分のことは後回しにしていた。休む暇があるなら、家族や仕事のことを考えたかった。
特に、これから子どもを養っていくにあたり、

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「オトナ」になってから挑戦する、ということ。

「オトナ」になってから挑戦する、ということ。

昔、声楽の先生がこんなことを言っていた。

「若いとき、本番の日に子持ちの先輩が『子どものお弁当を作ってから現場入りした』なんて言ってるのを聞いて『本番の日にそんなことしてるなんて、信じられない!』と思ったわ。でもねぇ、自分が親になると、本番だろうがなんだろうが、洗濯や掃除をして、子どもを送り届けてから舞台に立つようになったのよねぇ」

この話を聞いたとき、私は19歳だった。若い頃の先生とまったく

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物の見方で未来は変わる

物の見方で未来は変わる

去年から通い始めていた自動車学校の期限が迫り、再び通い始めている。仮免手前で学校に行く期間が空いてしまい、現在「みきわめ」で苦戦しているところだ。

各方面、お返事遅れていてすみません。もう今、脳がまわらないのです。

なぜ「みきわめ」でドッと疲れたのかというと、まずは運転自体が久しぶりだったから。そしてもうひとつは、担当教官から「仮免試験は圧迫面接みたいな空気だから。めっちゃ厳しくされるから覚悟

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「あと1時間」がほしい

「あと1時間」がほしい

もしも誰かが(誰だ)、私の願いをひとつだけ叶えてくれるとしたら。

毎日「あと1時間」がほしい。寝かしつけのあと、ベッドから這い出さなくても、家族の寝静まる早朝に起きださなくても、自動的に、私のためだけに現れる「あと1時間」だ。

その時間を使って、やりたいことがある。

何も気にせず、予定を整理することだ。タスクがどんどん溜まっていくので、どこに分散させるのか、どの予定を優先するのか。

忙しく

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涙って大切

涙って大切

はー。今日は昼も泣いたし午後も泣いたし、ひさしぶりにこんなに泣いたかも。

しかし、今日出会った鍼灸師さんから「泣くのは身体にいいのよ」と言われ、確かにそうかも、と思った。

私という人間には、涙を流すことが必要なのかも。
今日のことは、それぞれ整理して、ちゃんと書きたいな。

とりあえず今日は、よく食べてよく眠ることにする。デトックスした感覚でした。

(Day.33)

▼昨日の記事。note

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3年間、noteに書き続けてわかったこと

3年間、noteに書き続けてわかったこと

3月からほぼ毎日エッセイ『私に翼』を連載しているのだが、以前から自分の書いた記事をマガジンにふりわけていた。

そのなかで、最も多くの記事を収録しているのが、こちらのマガジンだ。タイトルはそのまま『自分らしく生きるためのマガジン』。

前回の『目指せ、自動車免許!』という記事で、こちらの収録数が100記事に到達した。最初の記事をさかのぼってみると、2021年9月からこちらのマガジンを運営しているら

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めざせ、自動車免許!

めざせ、自動車免許!

今日から6月。

半年前のお正月には、息子が熱性けいれんを起こし、初めての入院となったっけ。昨日のことのようで、時が経つ早さについていけないような。

さて、6月は私にとって特別な月だ。なぜなら22日は誕生日だから!昔から、誕生月にはなんだか無駄に気合いが入ってしまうのである。

そんな6月の目標のひとつは、自動車免許を取得すること。

去年から自動車教習所に通っていたのだが、息子の入院やコロナ感

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ポカをする日

ポカをする日

今日は台風の影響で気圧が乱れまくり、全国的に心身の具合が悪い方が多かったことだろう。

かくいう私も、低気圧と月経前の腹痛にうんうん唸っていた。そうしてこういうとき、私は必ずポカをする。

幸い、他の方に迷惑をかけるようなミスではなかったのだが、結果的に友人に助けてもらうこととなった。……あぁ。

本当に信じられないのだが、通常の体調時には思いもよらないミスなのだ。えっ、なんでそんなことを間違える

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本棚の乱れは心の乱れ?

本棚の乱れは心の乱れ?

引っ越しして、ついに念願の仕事部屋を手に入れた。そこに大好きな画家アルフォンス・ミュシャの絵画を飾ったり、アールヌーヴォー調のカーテンをつけたりしてご満悦である。

しかし、ひとつ気になっている箇所が。それは、本棚の乱れである。いや、乱れているほどではない。単行本は単行本、文庫本は文庫本、というようにきちんと大きさごとにわけられているし、活字本とコミックスは別々の本棚にしまわれている。

引っ越し

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赤ちゃんはいらない

赤ちゃんはいらない

自分が私の腹から生まれてきた、という事実を知った息子。出生時の、大きな産声をあげている動画をみるのが、最近のブームみたいだ。

特に、寝かしつけの前、その動画をみると落ち着くらしい。私も息子が生まれたときの幸せな気持ちが蘇ってくる。「ママは〇〇くんが大好きだよ」というと、「〇〇くんはママが大好きだよ」などと返してくれる。

✏︎✏︎✏︎

今日、息子が寝かしつけのときに「ママのおなか、あたらしい赤

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夫と地獄の道を行く

夫と地獄の道を行く

月に一度、ぜったいに夫にブチギレてしまう。今日がその日だった。

女性ホルモン的な問題で仕方ないのかもしれないが、特に今月は夫と話す時間が目立って少なく、私のなかで不満が溜まっているのかも。

夫は、私が毎月ブチギレるのは、私の抱える問題が根本的に解決していないからだという。いわく、ひとりで抱え込みすぎたり、なんでも悪い方に考えてしまったり、ということらしい。

それはわかる。ものすごく、わかる。

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物語よ、ありがとう。

物語よ、ありがとう。

昔から、小説、映画、舞台、アニメーション、マンガなど、とにかく「物語」がないと生きていけない人間だった。

世の中には、そうでない人もたくさんいると知って驚いている次第である。そんな私だから、一時的にでも物語のなかで生きる、俳優という道を選んだのかもしれない。

あらゆる現実について、楽しい面を見出すことが得意だと思っていたけれど、そんな私ですら今自分のおかれた状況は厳しい。すべてを捨てて逃げ出し

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美しい景色

美しい景色

今日のnoteは、違うことを書こうと思っていた。だけど、ある美しい景色が頭から離れず、そのことについて筆をとらせていただきたい。

眠ってしまった息子を抱いた夫が、私の少し前を歩いていた。私から見えるのは、夫の首に回された息子の両腕と、ぷくぷくのほっぺ。

夫が小首を傾げて、汗で上気した息子の額に、軽く唇をあてた。ああ、この人は息子のことを愛しているんだろうな、すごくかわいいんだろうなぁ、と思った

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もしも車に乗れたなら

もしも車に乗れたなら

運転免許を取得できたら、絶対にやりたいことがある。

それは、海の見える街で仕事をすること。いわゆるワーケーションというやつだ。私の住む千葉県には、海がたくさんある。

波の音を聞きながら執筆できたら幸せだろうな。疲れたらふっと外に出て、潮風を感じたい。

そんな日が来ますように。
まあ、できるようになるかは、私次第なのだけれども。

(Day.24)

▼昨日の記事。ライターとしての「夢」を語ろ

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