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3年間、noteに書き続けてわかったこと

3月からほぼ毎日エッセイ『私に翼』を連載しているのだが、以前から自分の書いた記事をマガジンにふりわけていた。

そのなかで、最も多くの記事を収録しているのが、こちらのマガジンだ。タイトルはそのまま『自分らしく生きるためのマガジン』。

前回の『目指せ、自動車免許!』という記事で、こちらの収録数が100記事に到達した。最初の記事をさかのぼってみると、2021年9月からこちらのマガジンを運営しているらしい。まもなく3年になる。

そのほかにも、自分の好きなものについて語った『わたしの好きなもの』、周囲の人について綴った『わたしをとりまく人々』など、いくつかのマガジンに執筆した記事をより分けている。

現在はほぼ毎日、エッセイという名の書き物をしているわけだが、noteにおける発信において、自分のなかで絶対にぶれていない「軸」があるのだな、と改めて感じた次第である。

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マガジンのタイトルにあるように、私とnoteとの付き合いは、自分のなかにある「自分らしさ」を模索していきたい、という思いから始まった。

当時の私はなんせ生きづらく、それは私自身が私独自の強い感性や考え方を持っていること、そしてそれを「当の私が否定していたことから起きる問題だ」と思いこんでいた。

当時の私にとって、自分自身とは「何か得体のしれないモンスター」のような存在だったのである。だから、自分が何を考え、どんな価値観を持っているのか知りたかった。それで、自分のうちにあるものや感じたこと、ふと気づいたものことなどを、つらつらと綴り始めたのである。

その結果、自分自身については「得たいの知れない」要素は少しずつ減ってきたように思う。しかしながら、日々の新しい発見は尽きることがない。だんだんおもしろくなってきたくらいだ。

それともうひとつ、書き続けてわかったことがある。それは「独自の強い感性や考え方を持っている」のは、なにも私だけではない、ということ。

当たり前だが、それぞれに自分の世界があり、誰ひとりとして同じ色はない。私の場合、似た色を持った人の数が少ないだけだ。でもそのことに対し、何も引け目を持つ必要はない。

そして逆にいえば、どんなに近しい人であろうと、どんなに愛した人であろうと、そのすべてを理解し合うのはムリだということ。たとえ99.999%似た人間同士でも、別人なのだから。

だから、周囲に自分と同じ人間がいる、ということはない。でも、どこかで似たポイントがあり、その想いを共感し合えることはあるかもしれない。それができれば「もうけもん」で、だからこそ、尊い関係になるのだと思う。

自分を「モンスター」と思っていた頃は、みんなそれぞれに「モンスター」を飼っていることを知らなかっただけなのかも。そして「誰とも分かち合えない部分がある」というのは、さほど悪いことではないのだ。

声の大きな人の発した言葉が、正しいと思うこともあるだろう。でも今の私は、ひっそりとでいいから、世界の片隅で生きている自分自身のことを大切にしたいと思うのだ。


(Day.32)

▼前回の記事。6月は運転免許とるぞー!!▼

▼ほぼ毎日エッセイ『私に翼』▼


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