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僕のどうぶつ観察記@北海道

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僕とノラネコなどの交流記。北海道の動物やノラネコはタフな生活をおくっている。どうやってこのアウトドア環境を生きのびているのか。僕にできるのは観察だけ...その記録。
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記事一覧

(キーワード物語)スーパーで「にしん」を買うことについて

(キーワード物語)スーパーで「にしん」を買うことについて

僕は北海道に住んでいる。ときどき観光に出かけたり、JRの施設などの看板を読むことがある。そのとき知らないことやキーワードがあるとインターネットで検索して調べる。調べた後、興味あることは記憶にのこる。今日の記事は気になっていたキーワード、「鰊(以下にしん)」の話しだ。

小樽を中心に、北海道はかつてにしんで栄えていたという話しがある。実際、北海道の海岸線を気持ちよく運転していると立派な木造の家がある

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クマにあいさつをすること

クマにあいさつをすること

最近、ニュースで「クマに襲われた」という記事を見かけるようになった。そこで僕なりのクマにばったりと出会ってしまったときの対策のひとつを書いておきたい。

※登山のときは多くの場合、クマもただ歩いていることが多いのでその状態を想定している。

a まずは友だちの肩をつかまえる
友達はクマに対する情報を持っていない可能性が高い。本能のままに逃げる可能性があるので、まずは友だちの肩を捕まえて離さない。

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春のむしよけ5選だ

春のむしよけ5選だ

グリーンシーズンのキャンプといえば、虫が大敵。本日は虫の対策を紹介しよう。5つもあるよ、虫って多いからね。対策も多いのさ。

a. 明るい服を着る(ハチよけ)

まずはみんな知らない大切なポイント。アウトドアでは、明るい服を着用しよう。黒は100%ダメ。

なぜかと言うと、虫が寄ってくるから。

町ではokだけと、山ではダメ。本当によってくる。その理由は、クマとか動物の色らしいよ。虫だってのど乾い

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アウトドアの小さいリスク(マダニ対策)

アウトドアの小さいリスク(マダニ対策)

グリーンシーズンのアウトドアにはちっさいリスクもある。そのひとつがマダニだ。

その対策を書こう。インターネットでは「長袖、長ズボンできっちり防ごう」なんて書いてあったりするが実際には難しい。

日本の夏のアウトドアで長袖、長ズボンをずっと着用しておくなんてだいぶハードだよ。もしダニを防いだとしても、日射病とかほかの体調不良になりそうだ。

ダニ対策中心のアウトドアなんて、なにより楽しくない笑

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マンボウを触ったことがあることについて

マンボウを触ったことがあることについて

突然だけど、僕はマンボウを触ったことがある。

あれは北海道のある岬でゼニガタアザラシ(以下アザラシ)の調査をしているときだった。アザラシはさ、混獲っていってアキアジ※1(以下サケ)の定置網に入っていることが多い。

だからアザラシの調査も定置網の漁に参加している船にのってするのだ。

定置網ってだいたい入り口、網a、網b、網cみたいな構造になっている魚トラップだ。そのトラップに入っている魚を船で

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森で虫から身をまもることについて

森で虫から身をまもることについて

きょうはアウトドアでの虫さされについて書きたい。じつは、アウトドアのトラブル数のno.1 とno.2 はハチさされとやけどだ。

そのなかでもハチさされはひとつのことを守るとリスクが減る。それはアウトドアに行くときは明るい服を着ることだ。

さいきんは僕を含め、黒い服を着るひとが増えてきている。町ではいいだろう。しかしアウトドアではおすすめができない。

虫が寄ってくるからだ。蚊やハチも含まれる。

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「9/5にハチにさされた」ことについて

「9/5にハチにさされた」ことについて

本日、ハチにさされた。1cmほどのミツバチだったので、少し痛かったけどほぼ問題なし。

今回の対応をメモしておこう。僕なりの対処法を書いておくけど、おすすめではない。ハチにさされたら、医者に行くのが正解だ。

日付: 9/5
刺された箇所: 右うでのひじよりうえ付近
対処: 自然治療
メモ: ミツバチ。サイズ約1cm

僕はアレルギーもないため、刺されたときはあせらず冷静にハチの種類をみきわめた。

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ノラネコと僕の1.5mの関係

ノラネコと僕の1.5mの関係

彼が現れたのは10月。北海道にとっては秋も終わり、冬の入り口だ。僕はいつも通りにキッチンに立って何を考えることもなく裏庭とハヤシと落ち葉を眺めていた。

ふと気づくと何かがいる。ネコだ。クロネコだ。何年もこの地域に暮しているが、野生動物がいる地域だしヒグマだって出るくらいだけどネコを見るのははじめてだ。野生?いや飼いネコだろうかと思った。首輪は見えない。珍しい。

年齢はわからない。彼とは言うもの

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夜に鳴いてるネコがいる

夜に鳴いてるネコがいる

僕はこの夏、夜まで勉強している。静かな環境なので、聴こえてくる音はだいたい3つ。川の流れる音、虫の音、風の音、あとは古民家がたてるぎしぎし音とかかな。

そこに最近音がくわわった。3才くらいの男のこが泣きわめいてるような声だ。ホラー感はない。

「うぎゃーっ」て感じ。

近所に子どももいるし、そういうこともあるだろう。とは思っていたけどはたときづいた。

これは野生動物なんじゃないかと。アライグマ

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北海道のノラネコ2ひきめ

北海道のノラネコ2ひきめ

さいきん夜に鳴いてるネコがいるという記事を書いた。先日も鳴いていたのでメスネコの声らしいということはなんとなく理解している。

このまえの夜にも「ネコも恋の季節だな」と思って窓をのぞいてみたら、クロネコの"じゅう"が道路のうえに座っているのが見えた。

クロネコだから、いつもは夜の姿って見えづらい。

しかしその夜は街灯に黒い姿がうかび、ぼんやり座っているのが見えた。暗いのでたしかではないけど、鳴

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動物をかんさつすることについて

動物をかんさつすることについて

きょうは、noteのマガジンを追加したことについて書こうと思っていた。しかし今朝コーヒーをコポコポしてきたらシバ犬について思い出したので書いてみよう。

どこから書いたらよいのだろう。記憶を辿ることにする。

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シバイヌはみんな知っているだろう。日本を代表する小型犬だ。じつはさ、犬界のなかでもっともオオカミに遺伝子が近いという

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雪がしんしんとふって思うこと

雪がしんしんとふって思うこと

きょうも、メモ機能にゆびを走らせながら字を書いている。準備運動だ。コーヒーのかわりに白湯をのむ。

ひとつ記事を書いていたのだけれど、なんとなく違う気がしてきたので書きなおす。ボツにした記事は、ちょっとメモ機能に沈めておいてまたあとで眺めてみるかもしれない。

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じつはさ、きょうは積雪している。外がまっしろ。

北海道は雪ふると気分がかわる。少し嬉しいような気もするし、や

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