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本当に必要な記録ってなんだ?
ニュージーランドでの約8年の保育経験を経て、4月から日本で園長の仕事を始めて毎日色々なことを考えるようになったので、ここに「今、何を考えているか?」を書いていこうと思います。
僕の今の一番の興味はやはり 記録!
なぜなら記録の内容はどんな保育をするかに大きな影響を与えるからです。日本でもニュージーランドでも、保育者は保育が終わった後に書かなければいけない記録の内容を保育中に探します。つまり 記
ラーニングディスポジションとは
テ・ファーリキを読んでいると、見慣れない言葉ランキング上位に「ラーニングディスポジション」や「ワーキングセオリー」があがってきます。すごく重要なのによく分からないこの2つについて、解説してみたいと思います!
ラーニングディスポジション=学びの構え、傾向ラーニングディスポジションはテ・ファーリキに出てくる単語で、ラーニングストーリーを書く時にも重要なアセスメントの視点です。日本語では「学びの構え、
テ・ファーリキ保育の経験が本になりました!
来年1月18日にひとなる書房さんより、僕がニュージーランドの保育園で働いた4年間の経験をもとにテ・ファーリキを理解していった経験をまとめた本が出ます。
2019年秋頃から執筆をはじめ、最初はなかなか進まなかったのですが、そのおかげで本書には保育園のあと転職した小学校で経験した、ロックダウンとオンライン職員会議の様子なども含める結果になりました。
12月初めに予約を開始して、たくさんの方から「予
僕がNZの保育園で働く理由
ここ最近ずっと日本とオンラインで講義や研修をさせてもらっています。
今日から僕のいるオークランドはレベル3になりますが、1か月ほどステイホームが続いているので、これはもう家でできることをやろう!と思い色々なところにお声がけしたりしてもらったりしています。今日は東洋大学での講義でした。
最近よく聞かれる質問に、なぜニュージーランドにしたんですか?という質問があり、
そういえば僕はなんでニュージ
テファリキ5つの要素⑤探索 振り返りの質問の訳
ニュージーランドの幼児教育や保育の指針にあたるテ・ファーリキから、5つの要素にある保育者の実践のための「振り返りの質問(p.50)」を勝手に訳しています。今日は、要素⑤探索 です!
Strands 5 Exploration / Mana aotūroa
要素5 探索 / マナ・アオトゥロア
要素5には、子どもは環境への積極的な探索を通して学ぶこと、遊びを通して学ぶことなどが書かれています。ニ
テファリキ5つの要素④コミュニケーション 振り返りの質問の訳
テ・ファーリキ勝手に訳してみたシリーズ、今日は保育実践に重要な5つの要素④です
Strands 4 Communication / Mana reo
要素4 コミュニケーション / マナ・レオ
要素4には、子どもたち自身や他の文化の言語、シンボルが大切にされ保護されることの大切さが書かれています。色々な文化やルーツを持つ子どもや家族、保育者が保育園に集まっていて、みんな基本は英語で会話しますが
テファリキ5つの要素②所属感 振り返りの質問の訳
ニュージーランドの幼児教育や保育の指針にあたるテ・ファーリキから、5つの要素にある保育者の実践のための「振り返りの質問」を勝手に訳しています。勝手に訳してみたシリーズ、今日は保育実践に重要な5つの要素②です! 要素①はこちら↓
Strand 2 Belonging / Mana whenua
要素2 所属、居場所を感じる/マナ・フェヌア
要素2には、子どもとその家族が保育園が居場所を感じること
信頼モデルと欠乏モデル
昨日の投稿で忘れていたことがありました!この続きです。
ウェンディー先生が言っていたこと。Credit model とDificit model です。Credit は信頼、Dificit は欠乏という意味。信頼アプローチ、欠乏アプローチと呼ばれることもあります。
テ・ファーリキが策定されるまでのニュージーランドでは、子どもの学びをチェックリスト的に見てアセスメントしていたので、子どもがこちら
ウェンディーさんとのラーニングストーリーのセミナーのシェア会8/21まとめ
先日、ニュージーランドのラーニングストーリーの開発に携わったウェンディー・リー先生とのセミナーで通訳をさせてもらい、学んだことがたくさんあったので、急きょ昨日シェア会をしました。そのときシェアしたことをここにまとめておきます!
ニュージーランドでは1996年に幼児教育要領・指針にあたるテ・ファーリキが作られ、1998年にラーニングストーリー開発が始まりました。ウェンディーさんはそこから20年以上
テファリキ5つの要素①ウェルビーイングを訳してみた
今日はニュージーランドの幼児教育要領や保育所保育指針などにあたるテ・ファーリキの中でも保育実践にとって重要な5つの要素に焦点を当て、要素1の「ウェルビーイング」の保育実践の振り返り質問(p.30)を入れながら訳してみたいと思います!
Strand 1 Wellbeing/Mana atua 要素1 ウェルビーイング/マナ・アトゥア要素1には、子どもは心身の健康と幸福が守られ育まれる存在であること
NZの保育士が本当に使う英語【子どもが間違えやすい英語】
ニュージーランドで保育士をしている直樹です。今日も英語で保育を目指す方に現場で使う英語表現のレッスンをして生きましょう!今日は、子どもたちが間違えやすい文法や英語表現をまとめて紹介します。
ネイティブイングリッシュスピーカーであろうと、子どもたちはこの世に生まれてまだ数年ですので、英語を勉強している最中です。文法を間違えることもありますし知らない単語もたくさんあるので、
僕たち外国人でも、保育
NZの保育士が本当に使う英語【おままごと/Dramatic play】
NZの保育士が本当に使う英語シリーズ、今日は女の子を中心に大人気の「おままごと」です。
まずは、おままごとを英語で表現するときは
Dramatic play
Family/House play
と言います。
学校ごっこをしたいときには、School playと言います。では、見ていきましょう!
日本でのままごととの違い
NZの保育士が本当に使う英語【子どもの語彙を増やす声のかけ方】
ニュージーランドで保育士をしている直樹です。英語で保育を目指す方に現場で使う英語表現のレッスン、今日は、子どもの語彙を増やす声のかけ方について紹介していきます!
子どもたちは、自分が見たもの、感じたもの、不思議に思ったことなどをほかの人と共有したいという気持が芽生え、そこから会話が始まることが多いですよね!
しかし、子どもは言葉を覚えている途中。
言いたいことがあっても、どのように言って
NZの保育士が本当に使う英語【先生同士の相談や報告】
ニュージーランドで保育士をしている直樹です。今日は、子どもたちとの会話より難しい?!同僚や先生との会話で使える表現について書きます。
休憩室などでの会話はスピードが速いですし、会話に使う文法や語彙もバラエティに富んでいます。ネイティブ同士で興奮しながら話している時には、スピードが速くて分からないことが多いです(^^;)
しかし、保育の仕事中に使う英語表現はある程度限られていますので、覚えてしま
NZの保育士が本当に使う英語【子どもが病気かも?という時の対応】
ニュージーランドで保育士をしている直樹です!今日は子どもたちの具合が悪いときの対応です。
子どもたちは調子を崩すことがありますが、幼児期の子どもたちは自分の身体の不調を伝えることができる子もいればそうでない子もいます。そこで、ここでは病気に関する単語や子どもに病状や様子を聞くための英語表現を見ていきましょう!
病気に関する英単語