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【改】探究学習は方向目標を立てることが大事!
少し前に記事を出していたのですが、少し改訂しました。
探究学習は高校の教育において重要な位置を占めるようになってきました。その目標設定においては、到達目標よりも方向目標の方が重要であると考えるべきだと考えています。
この引用は前回の投稿でも使ったのですが、幼稚園の教育に感動してしまい、今回も使います。というか、単純に僕の知らない言葉で「ほ〜」という感じだったので使っています。
まず、到達目標
PBLを行う上でまず押さえるべき6つの要素
質の高いPBL(Project Based Learning)を実現するために、参考にする6つの枠組を紹介します。
学校でPBLをやっていくときに、質を高めるために気にしてほしい6つの要素をあげます。
※上のリンクの日本語訳を機械にやってもらったやつ。ここに直接リンクを貼るとどうしても公開できないのでQRコードを載せます。(noteの設定上の問題っぽいです。)
①知的な挑戦と成果
PBLはチ
学校は地域の課題を置き去りにすべきではない。
五島高校(長崎県五島市にある県立学校)で社会探究型課題研究を行ってきて、当時感じたことを書きたいと思います。(今も授業があっていますが、樫本は長崎市の学校に異動したので過去形になっています)五島市は、長崎県の県庁所在地である長崎市から100km西にある離島です。
長崎県は小さい県ですが、離島が多く、海岸線の長さは北海道に次いで全国2番目です。特定有人国境離島は全国15地域71島のうち、長崎県は3
組織頼みから個の時代へ
これは2020年9月11日の日経新聞の連載記事「パクスなき世界」の見出しです。この記事から学校の探究学習の必要性について書きたいと思います。
米ビジネスSNSリンクトインが提供するオンライン講座がたった1ヶ月で学習した時間が400万時間を超えて、世界の人が年換算で450年分超学習したそうです。このことをマイクロソフトの現CEOは「変化の中で、人々は新しいスキルを習得し機会を広げることに飢えている
社会探究型課題研究バラモンプラン(3)アクセラレート編 #5
2018年(平成30年)は2年生が前年から引き続いて行っている課題研究の続きをしています。前年までの流れをそれまでの記事を見てください。
今年度はアクションを中心に行いました。1学期はアクションプランを立てて、実際アクションをして、校内発表会を行うというサイクルを繰り返しました。
アクションプランについて
生徒のアクションプランシートです。
(このシートは岩手県立大船渡高校からもらい少しアレ
2020年オンライン講演会「探究チャンネル」を行いました。
ここで記事にしたいことは2つ
-オンライン講演会「探究チャンネル」とは
-オンラインで講演会を行っての気付きについて
オンライン講演会「探究チャンネル」とは
長崎東高1年生が参加するオンライン講演会
県内外で活躍されている大人(大学生)に、それぞれの専門分野について講演をしてもらい生徒の視野を広げる。このあと始める課題研究のヒントにすることが目的。1講座30分~45分。7月30日(木)~8月
社会探究型課題研究バラモンプラン(2)インキュベート編[1年生の取組その1] ♯4
2017年(平成29年)度がスタートしました。2年生がNIEで探究学習を進めていることとは別に1年生はテーマを何にしようかと考えながらスタートしました。NIEのときと同様に、運良くいろいろなところから声をかけていただきました。
財政教育プログラム
まずは、財務省です。6月に財政教育プログラムというものに参加をしました。
財務省の方が国家予算について講演をしてくださったあと、予算編成のシュミレ