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”再婚”のデータから分かる”婚活市場”の超厳しい現実 〜「結婚しない」という選択、実態は「結婚出来ない」から〜

”再婚”のデータから分かる”婚活市場”の超厳しい現実 〜「結婚しない」という選択、実態は「結婚出来ない」から〜

厚労省の人口動態統計によると、再婚件数に占める夫妻の初婚―再婚の組み合わせ別割合を見てみると、

令和2(2020)年は、

夫再婚―妻再婚は5.2万件(37.3%)、

夫再婚―妻初婚は5.0万件(36.3%)、

夫初婚―妻再婚は3.7万件(26.4%)

となった。

再婚は、婚姻の26.4%、4分の1です。

1970年(昭和45年)の(婚姻の)再婚率は11.1%ですから、2.4倍になって

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実家暮らしは、選べない(「ダイヤモンドは砕けない」みたいですね)

実家暮らしは、選べない(「ダイヤモンドは砕けない」みたいですね)

「結婚相談所で2年間婚活しても結婚できない人は、心の奥底で結婚したくないと思っている」

さて、前回の記事に引き続き、実家暮らしの婚活についてのお話です。

実家男子に対しては、世間の目はかなり厳しい。

私個人としては『自分は一人暮らししても家事をしなかった&弟は実家暮らし時代から最高に家事ができた』という実例があるので、「この人は実家暮らしだからダメ!この人は一人暮らしだから家事ができるはず!

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元彼以上の男がいない!32歳高望み美女の婚活・後編

元彼以上の男がいない!32歳高望み美女の婚活・後編

前回のあらすじ

本田翼似アラサー美女は、歴代彼氏もハイスペイケメン揃い。アプリで痛い目に会った彼女は結婚相談所に入会し、元彼と同レベルの男性を狙っていた。

しかし、33歳になった途端にお見合い申し込みが全く通らなくなる。

やけになった彼女はなんと、アプリに出戻ってしまう!!

「Tさん、pairsでいいねをくれた人がすごく素敵なんです!どう思いますか!?」

年齢・29歳男性
住所・彼女と

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婚活を頑張りすぎの男女よ、落ち着け

婚活を頑張りすぎの男女よ、落ち着け

以前、うちの女性会員がとある男性とお見合いした時のことです。
お相手に急に仕事が入り、彼が2分ほど遅刻しちゃったんですよね。
そしたら、女子がブチ切れたんですよ。

「ちょっと顔が良くて年収がいいからって、私をバカにしてるんだ!私がブスだから!相談所にろくな男はいない!アラフォー過ぎたらまともな男はいない!こんな男を紹介したあなたたちも私をバカにしている!」って、すごい勢いで電話してきたんですよ。

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【習慣】2月から「外食禁止」を一生継続チャレンジしています!

【習慣】2月から「外食禁止」を一生継続チャレンジしています!

一人で外食するのはもうやめよう!
美味しい食事は大切な人とするものだ。

いつもありがとうございます!
習慣の力を伝えるKindle作家
あいひろです。

今回は「習慣 2024年2月1日から外食禁止を始めます」ということをお伝えしたいと思います。これは伝えるというよりも"宣言"ですね!

◎一人外食が自分をダメにすることが根本的に分かった!ただ「外食」が完全にダメかというと、そういうことではあり

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バツイチの再婚願望について

こんきちです。
気づいたら1ヶ月も投稿してなかった…

今回はこちらのタイトルです。

離婚歴があると一口に言っても
子供無しの方、子供がいて同居、別居など
事情によって状況がまずもって様々あると思います。

こんきちは子なしで、あくまで主観でお話します。

私の場合、離婚を切り出したのは私ですが、
じわじわと長い時間をかけて構築した傷ができた中、
すぐに再婚したい!となるかと言えば全然。

一度

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『恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで』を読んだ感想(再掲)

『恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで』を読んだ感想(再掲)

※この記事は空冷がnote内の別アカウント(すでに削除)にて2020.1.18に公開した記事を再びアップしたものである。

『恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで』
2018.12 鈴木隆美 光文社新書

「美しい」と"Beautiful"は別物とはよく言ったもので、言葉の意味するところから海外の国の人々との思考の違いを感じることは多々ある。一番よく問題になるのは「神

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恋愛→結婚→出産のルートが"正規ルート"なわけではない

恋愛→結婚→出産のルートが"正規ルート"なわけではない

今日のテーマは、「ロマンティックラブ・イデオロギー」について。
一言でいうと、これは「恋に落ちた男女が結婚し、子どもを産む」という考え方です。

多様性の時代といわれてやや経ちますが、それでもまだ今日の日本では、「好きになった人と結婚して子どもをもつ」という考え方が一般的というか、多数派の考え方なのかなと思います。

このイデオロギーのミソは、愛と結婚と生殖が一体化していることにあります。愛するも

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もはや「恋愛結婚」は終焉するのか?|高橋昌一郎【第13回】

もはや「恋愛結婚」は終焉するのか?|高橋昌一郎【第13回】

「恋愛」と「結婚」の多様化「愛」とは何か。一見身近で誰でも知っている概念のように映るが、実際にその意味を明らかにしようとすると、宗教学・哲学・医学・心理学・文化人類学などを駆使しても、明確に捉えることが難解なテーマである。とはいえ、時代背景や文化圏によって異なる多種多様な「愛」の形態は非常に興味深い。そこで私は、大学の比較文化論の一環として「愛」を分析する講義を行っている。

この講義では、匿名の

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