覚書 NHK「日曜美術館 遠藤周作 私とルオー」がやっていた。 威厳のあるイエスではなく、人々の苦しみとともに歩む「同伴者イエス」の解釈をした遠藤周作が、お遍路の「同行二人」を例えに出していたことに感銘を受ける。人々の美醜をありのままに受容するイエスの姿は、日本の仏の姿に重なる。
溜まった洗濯物を洗濯して、カフェつくしへ。お江戸でこのレベルのカフェを探すのは至難の業というか見つけられない。 遠藤周作『青い小さな葡萄』出張に持っていってたけど一度も開かず持って帰ってきてしまった。遠藤にはどうも苦手意識が付き纏い、出張中のような落ち着かない状態では読みにくい
わたし的には遠藤周作はINFJさんにはおすすめの作家。文章が読みやすく、人間の複雑な心の葛藤を繊細に描いていて悲しみの中に限りない優しさがある。 特に好きなのは「わたしが•棄てた•女」。まあいわゆる、やり逃げ的な話なんだけど真実の愛とは何か考えさせられます。