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「ペルー37です」

舌痛症&鬱の休職から復職して、あと一週間くらいでまるひと月が経つ。

早帰りさせてもらったり、午後出勤にさせてもらったりしていたので、フルで仕事をしたという感覚はない。

朝の気だるさはほぼなくなり、気分の落ち込みも少なくなった。頓服のお薬はほぼ飲まなくなっている。
ただ心療内科はまだ卒業できていないし、減薬もまだ時間がかかりそうなので、まだまだこれから。と思って油断しないようにしています。

たとえば、仕事でなにかポカをやらかす。
それを上司に指摘される。
わたし、落ち込む。

そこ!!!

落ち込む、がスイッチになって、どろーんとした沼に足を踏み込みそうになるのだ。
鬱々……とした気持ちに囚われそうになってしまう。

そんな時は、自分に言う。

「大げさ」

落ち込むことじゃなくて、今後気をつければそれで良いのだよ。落ち込まんでもよろしいし、落ち込んでもいいことなんにもないのよ。
あと、時間が経てばたぶん忘れるから大丈夫だよ、と。

自分が自分のよき観察者であり、励まし担当であり、ツッコミ担当でもあろう。
試行錯誤中です。

・・・

さて、今日は仕事を早帰り。

帰りに、森下(清澄白河)にあるお菓子屋さん、snaq.me(スナックミー)に初めて行ってきた。

大江戸線の森下の駅をおりると、というか地上にあがると、「あ、東京のにおいがする」と思った。
具体的にはうまく言い表せないのだけど、東京には東京のにおいがある。
……と、東京の城南地域(わりと古い街)で生まれ育ったわたしは思うのである。ほっとするにおい。

てくてく歩いて、すんなりとお店を発見。

店内にはさまざまな焼き菓子やおかき、ナッツ類、ドライフルーツなどが置かれていて、すっかりテンションがあがってしまう。
ぐるぐると周回し、あれも欲しいこれも欲しいと迷いに迷う…。

結局、

国産レモンサプレ
ココシュガーチョコレート アーモンドミルク(乳化剤などを使っていないチョコレート)
きなこみるくクッキー
おかき揚げ ずんだ
ベジビスケ さつまいも

を購入。けっこう買ったな。

ここのお菓子はどれも余計なものを使っていなくて、素朴で味わい深い。
とても好みなので是非とも近所に店舗がほしいのだが、森下、案外近かったからまた来よう。
深川(この界隈)は古い街だから、裏路地もおもしろそう。今度ゆっくりお散歩してみたい。

駅の近くで見つけたパン屋さん
カレーパンと、五穀の食パンを購入
深川に咲いていた白い紫陽花

・・・

どうでもいい話ですが、地味にしょんぼりしたエピソードを聞いてもらえますか。

この前、初めてスタバでモバイルオーダーをやってみたのです。
店内に居ながらにして、座席からオーダーができるというやつ。レジに行かなくてもね。試しにアプリを入れてやってみたんです。

よく、「モバイルオーダー○○(ニックネーム)さま~」と呼んでいるのを見かけますよね。あれです。

ニックネームで呼ばれるのちょっと恥ずかしいなあ、てへへ、なんて思いながら、本名の下の名前をちょっと文字ってニックネームとし、アイスコーヒーをオーダーした。

つもりが、
できていなかった。

なんか多分、「ニックネームでオーダーする」みたいなボタンを押し忘れたのだと思う。

表示されたのが、これ

ペルー37。
これがわたしの名前になってしまった。たぶんランダムでいろいろあるんでしょうが、それにしても、ペルー37って。
誰だよ。ゴルゴ13じゃあるまいし……。

「ニックネームに変えてみませんか?」

とまで言われている。いやいやニックネームにしたつもりだったんですって!

これってつまり、3~5分後に「ペルー37さま~」って呼ばれるってことだよね……や、やだ~……と、いや~な数分間をじりじりと過ごす。

で、呼ばれました。

「ペルー37さま~!」

顔を俯きがちにして受け取りました。ペルー37です。
次回はニックネームで頑張りたいと思います。

・・・

最近の読書。

カメ仙人さんのnoteを見て知り、この本をAmazonで購入した。

岩波文庫の佇まいからてっきり昔の本かと思ったら、なんと新発売だった。遠藤周作の短編ってあまり読んだことがない気がする。
届くのが楽しみです。

あと、遠藤周作からの流れで、図書館でこれを予約。

買うと3500円以上する。さすがに高いので、図書館で借りることに。
「深い河」に、宮沢賢治とマザーテレサが絡んでくるとはとても気になるではないか。こちらも届くのが楽しみ。

未だ知らぬ本が自分の元にやってくる予定があるのは、なんだか嬉しいことだな。