「これがいわば、孤独というものの真のすがたである。孤独とは、けっして単独な状態ではない。孤独は、のがれがたく連帯のなかにはらまれている。そして、このような孤独にあえて立ち返る勇気をもたぬかぎり、いかなる連帯も出発しないのである」 石原吉郎『石原吉郎詩文集』(2017年第10刷)
『…名前が、一人の人間にとってそれほど決定的な意味を持つのはなぜか。それは、まさしくそれが、一個のまぎれがたい符号だからであり、それが単なる番号におけるような連続性を、はっきりと拒んでいるからにほかならない。ここでは、疎外ということはむしろ救いであり、峻別されることは祝福である』
【掲載】cakes連載〈臆病な詩人、街へ出る。〉第13回公開📺✨ 「討論番組」という別世界へ招かれた詩人🌠 元日からテレビで晒し者になるなんて…!?😭💫 ▶︎わたしって必要ですか?—『ニッポンのジレンマ』出演のジレンマ〈前編〉 https://cakes.mu/posts/14968