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忘れられた兵士たちの声がよみがえる、戦争文学の傑作『夜、すべての血は黒い』(ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳)訳者あとがき。7/18発売

【6月19日発売】野崎歓氏、絶賛!アフリカ文学の最先端にして、英国最高峰ブッカー賞受賞作『約束』(デイモン・ガルガット/宇佐川晶子訳)

ブッカー国際賞を受賞した、戦争文学の新たな傑作『夜、すべての血は黒い』ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳、刊行(2024年7月)

【ブッカー国際賞受賞】戦場で親友を失った青年兵の叫び。第一次大戦の極限状況に迫る、戦争文学の傑作『夜、すべての血は黒い』(ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳)7/18発売

【おすすめ本】本棚の遠い女性たち(アトウッド/侍女の物語)

5か月前

まだ間に合う読書感想文、ブッカー賞受賞作家・マーガレット アトウッド 著「侍女の物語」を読んだ感想。【ネタバレ】

『奥のほそ道』リチャード・フラナガン著 noteを始める前に、2018年12月19日に書いていた感想文をブログから転載。

4か月前

記憶の博物館を訪ねる本: "Time Shelter" by Georgi Gospodinov / "The Souvenir Museum" by Elizabeth McCracken

今年の国際ブッカー賞(The International Booker Prize)の受賞作!ちょうど先週かな、手に入れて、早く読みたいな、でも秋に合いそうな感じなんだよな、ってなっていたので、良いタイミング。https://x.com/laica_writes12/status/1793077886976758188?s=46

4か月前

世界の文学界が絶賛したメキシコ発の衝撃作『ハリケーンの季節』(フェルナンダ・メルチョール/宇野和美訳)12月20日発売

『日の名残り』 (カズオ・イシグロ 著)~失った宝物を探す旅~

5か月前

【文字迷宮】「日の名残り」カズオ・イシグロ(読書感想文)

11か月前

#43 日の名残り

8か月前

クィアの人々の「リアルな生活」に、作家として言葉と物語を与えること──ブッカー賞最終候補作『その輝きを僕は知らない』解説(早稲田大学教授・佐久間由梨)

◆読書日記.《J・G・バラード『太陽の帝国』》

【読書感想#31】誰もが知る名作中の名作。読書家の必読書。

67回目 "Midnight's Children" を読む(第19回)。インディラ・ガンジーが強行した「貧民窟の清掃 Sterilization」という都市の近代化事業

どうしようもなく惨めでどこまでも美しい人生ーミニ読書感想「シャギー・ベイン」(ダグラス・スチュアートさん)

1年前

800字日記/20221212mon/156「ヘヴン」川上未映子 / 読書メモ

妊娠・出産についての本音

¥300

ブッカー国際賞に輝いた翻訳家

『抱擁』A.S. バイアット (著)栗原 行雄 (翻訳) ハーレクインロマンスみたいな装丁とタイトルだけれど、1990年ブッカー賞の傑作本格小説。「ヴィクトリア朝時代詩人男女、それぞれを研究する現代の男女、二組の男女をめぐるスケール大きな、そして精妙に組み上げられた傑作。小説を読んだーという満足感あり。

2022/08/20 English

2年前

ホットミルク/2022年7月29日

「春のこわいもの」幻視者・川上未映子〈迷路的なるもの〉の終末のヴィジョン

ミルクマン/ウォーターダンサー 2月の読書。

2年前

『恥辱』転落する人生の痛みと可笑しみ

2年前

【コラム】ブッカー賞とは?

『真夜中の子供たち』(岩波文庫 ) サルマン・ラシュディ (著),  寺門 泰彦 (翻訳) インド現代史と主人公の個人史が深く連動するという企みの傑作、というと大真面目な小説と思うかもだが、奇想天外なファンタジーと、下世話な愛と性の一代記でもある。深刻な問題で悪ふざけをする人なのだなあ。

『イギリス人の患者』 マイケル オンダーチェ (著) 土屋 政雄 (訳) 四人の主人公の、過酷な、凄絶な、しかし美しくもある個人的体験を通じて、戦争が世界にもたらした変化を描き切った大傑作でした。

恥辱

日の名残り 職人気質な執事の物語

1000万部売れたアフリカの小説『崩れゆく絆』

3年前

カズオ・イシグロのクララ以来、小説の中のAIについて考えている。SFには、過去の蓄積があるけれども、今、書かれる小説は、近未来ではなく、現在の話となる。時代の転換点にあることもあって、考え込む

小説"Woman, Girl, Other":12人の英アフリカ系女性(とLGBT)の人生を描く

『ミルクマン』 アンナ バーンズ (著), 栩木 玲子 (訳) 時代社会状況も深刻。起きる事も暗鬱。なのに、何度も抱腹絶倒、50代女性作家が18歳少女(と50代母親)を描く、その独特の語り口。「このような小説は読んだことがありません」とブッカー賞審査委員長が語った。全く同感。

【女性文学】今、日本の女性作家が海外でブームらしい

柳美里の本のことでぎゃあぎゃあ言ってるうちに、そのShuggie Bainが英ブッカー賞をとったよ!まぁ今年はベテランのヒラリー・マンテルが最終ノミネートに残らなくて、新人が4人もいたからな。書評はすでにここに。 https://note.com/lingualina/n/nc104ddb9f6d4

今年の英ブッカー賞は自分の中で受賞者が決まってしまってから読んでいる

日の名残 カズオ・イシグロ ハヤカワepi文庫 土屋 政雄訳

4年前

火消し

【横尾忠則氏書評が朝日新聞に掲載!】現代を描くグラフィック・ノベル『サブリナ』(ニック・ドルナソ、藤井光訳)試し読み

自分の場所で、好きなことを、楽しく――金承福

【開催09/29 Sun】『七つの殺人に関する簡潔な記録』に関する濃密な対話(旦敬介×牧野直也)

歴史的傑作! ブッカー賞受賞作『七つの殺人に関する簡潔な記録』(マーロン・ジェイムズ)

コミックから浮かび上がるアメリカの憂鬱(新元良一)

NEWS ファインマン

5年前

29歳のデビュー作がブッカー賞最終候補に! 胸をうつ少年たちの物語『ぼくらが漁師だったころ』、訳者あとがきを特別公開

2019年ブッカー賞受賞作、マーガレット・アトウッド著「誓願」のレビュー。

2020年ブッカー賞受賞作「シャギー・ベイン」を読んでみた感想。