偽装請負

Re: 技術派遣=悪なのか。

Re: 技術派遣=悪なのか。

表題の記事を見かけたので、私の意見を書きたいと思います。 私が見かけた記事の主旨としては、SIerでもSESでも似たようなことをやってるし、技術派遣では、むしろ、マージン率も公開されてるし、派遣法で統制が効いてるので、安全、ということらしいです。 善悪の問題ではないそもそも、善悪の問題じゃないです。トクか損かの問題です。「悪ではない」という結論を得ることでほっとしたいのかもしれませんが、そもそも、その観点で見てもしょうがない気がします。 何が問題なのか 技術派遣でも、S

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偽装請負-格差社会の労働現場 (朝日新聞特別報道チーム)

偽装請負-格差社会の労働現場 (朝日新聞特別報道チーム)

(今から10年以上前の投稿の再録です)  ここ数年の労働環境を語る際、大きな問題となったのが「偽装請負」です。  本書は、朝日新聞特別報道チームによる「偽装請負追及キャンペーン」展開時の取材内容を取りまとめたものです。 (p17より引用) 偽装請負と呼ばれる雇用システムをひとことで言い表すなら、「必要がなくなれば、いつでも使い捨てることができる労働力」のことだ。企業にとって、これほど都合のよい「雇い方」はない。  特別チームは、「キヤノン」「松下電器産業」といった日本を

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IT業界における請負契約と委任契約

IT業界における請負契約と委任契約

1.請負契約と委任契約は違がいます IT業界に限りませんが「偽装請負」が問題になることがありますね。 一般論ですが、仕様が決まっているものを製造するのは「請負」的ですね。 「成果物」を納入することで責務を果たすことが出来ます。 「委任」のポイントは「善管注意義務」です。 2.偽装請負とは 「請負」「委任」契約の場合、作業が完了するまで委託元の責任で進める必要があります。委託元が委託先に「派遣」の様に直接指示を出すと「偽装請負」と言われます。 ビルを建てる時に「柱を減らせ」「

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「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」公表へ(その1)

「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」公表へ(その1)

フリーランスとの向き合い方が変わる!? 2021年3月26日、国から「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」というガイドライン(以下では単に「ガイドライン」といいます。)が公表されました。内閣官房、公正取引委員会、中小企業庁、厚生労働省の連名というこのガイドライン、それだけフリーランスの働きかたに関する問題が広範囲に及ぶものであることを示しています。 このガイドライン、「フリーランスとして安心して働ける」と銘打っているわけですが、これは逆に言え

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偽装請負

偽装請負

 おはようございます。弁護士の檜山洋子です。  スギ花粉が少なくなって、随分過ごしやすくなりましたね。  気づけばもうすぐ春休み。ついこの前正月を迎えた気がしていましたが、あっという間に夏になってしまいそうです。  さて、今日は昨日の続きで、派遣労働者について書こうと思います。 業務処理請負契約による労働関係  労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)は、「この法律又は次節の規定により適用される法律の規定の適用を免れる目的で

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偽装請負に気を付けて!

偽装請負に気を付けて!

こんにちは!クボタです。 今回は偽装請負について説明をさせていただきます。 "偽装請負がダメなこと"ということは皆さんご存知だと思います。 ですが、いまいちどういうものかわからない方もいると思います。 なので、今回はその偽装請負とは何なのか?というところを分かりやすく説明していきます。 偽装請負には二つのパターンがあって、 一つ目は、『派遣許可がない会社が請負と称してスタッフを企業に派遣する』ケース。 二つ目は、『企業があきらかに雇用しているのに請負契約(個人事

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派遣か請負か

派遣か請負か

 自社で雇用していない人の労働を使いたい時、労働者を派遣してもらうとか、個人事業主と請負契約を締結するなどという方法があります。  その時に問題となるのが、「偽装請負」です。 偽装請負とは  2003年に労働者派遣法が改正されて、製造業への労働者派遣が認められることになりました。  それ以降、実際は労働者派遣なのに、請負契約であるように偽装して形式上請負契約を締結する「偽装請負」が横行するようになりました。  労働者派遣であれば、派遣先であるA社と労働者Xとの間には

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ATTで運営したプロジェクトがメテオフォールで消滅した話(note版)

ATTで運営したプロジェクトがメテオフォールで消滅した話(note版)

これは、チームを成長させながら目標を達成するプロジェクト運営(note版)の完結編になります。 また、『所詮、理屈は妄想なのに、ありがたがる輩が多すぎるTOC~パーティーで日常のTOCfE・TOCを共有しよう~』で話した内容のフルバージョンになります。 この記事は、これまで会社で開発していた製品ではない、新たなイノベーションとなるはずだった製品の開発プロジェクトで起きた話です。 順調に進んでいたプロジェクトに起きた、 まったく想定していなかった出来事をお話しします。 今

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社長!それ偽装請負だよ!

社長!それ偽装請負だよ!

「うちの会社、どこどこ企業へ従業員を派遣してるんだよ」 「え⁈ 社長は労働者派遣業許可を取ってるんですか?」 「いや、ないよ」 「相手先から派遣料を取ってます?」 「もちろん!請負代金としてね」 「相手先がその従業員に、作業内容や進め方を指示してます?」 「もちろん!」 (それって、偽装請負だよなぁ・・・) このようなことが、ふつーに起こっております。 では、なぜ起こるんでしょうか? 『労働者派遣』は労働者派遣法が適用されるため労働者の権利が強く守られ、事業主側の行為は

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労働判例を読む#230

労働判例を読む#230

【日本貨物検数協会(日興サービス)事件】名古屋地裁R2.7.20判決(労判1228.33) (2021.2.18初掲載)  この事案は、派遣社員Xらが、派遣先の会社Yに対し、これがいわゆる「偽装請負」であるとして、労働者派遣法40条の6の1項5号に基づく労働契約の申込みがみなされると主張し、これに対する承諾を前提に労働契約の成立を主張したものです。  裁判所は、「偽装請負」終了から1年内にXらの承諾がなかったとして、Xらの請求を否定しました。 1.派遣法40条の6 

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