作業員汚染水かぶり事故について

10月25日に福島第一原発の多核種除去設備の配管洗浄にかかわる設備で作業員の汚染水かぶり事故について、おしどりマコ氏が昨日の東電の会見で、東電の広報から聞き出された中に次の回答があったようです。

 作業員ABCDEさんの他にF(作業班長?)さんもいて、そのFさんは事故があった10月25日には病欠されていて、アノラックを着用されていなかったAさんBさんと同じ会社で、事故当日には2次下請けの責任者はKY活動には参加したけど、事故現場には来なかった。という意味のようです。

読者のみなさまは意味がわかりますか。

ここで、おしどりマコさんのツイキャスで確認しましょう。

 確かにマコさんの冒頭の質疑と東電の回答にはそのような意味となっています。そして、これが事実なら大問題ではありませんか?少なくてもアルプス処理の段階での、しかも汚染水を扱う危険作業に元受けの東芝も皆無。1次受けの〇〇〇ルも皆無、2次受けも現場にいず、3次受けだけで作業ということになりませんか。

私からみても、これでは事故も起きる(上の写真)


 さて、東京新聞も次の記事を出しています。
【「事故が起きた作業と海洋放出は作業内容が違う」と主張】

 東京電力はなんて企業ですか!東芝も!
さて、11月6日にFoË JAPANが『福島第一原発事故「ALPS作業で汚染水が飛散、作業員が被ばく」が物語ることとは?」』とは題して「まさのあつこ」さんを招いてオンラインセミナーが18:30から開かれるようです。おそらくYouTubeにアップされるようですので、是非とも原発作業員の下請け構造に焦点をあてて頂きたいと思います。


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