原発作業員の下請け多重と偽装請負について①

 原発で働く下請け作業の賃金は昔からピンハネが行われ現在でも基本的に同じです。さらに偽装請負も当たり前に行われています。
 先日、12月6日の立憲の石垣のりこ議員参議院東日本大震災復興特別委員会で福島第一原発での作業員の汚染水かぶり事件を取り上げられた時に偽装請負についても東京電力と厚労省に追及されました。


つまり、汚染水を被った作業員Aさんは別の会社のⅭさんの作業指示を受けていたという事です。そして、AさんとⅭさんの作業指示系統は別の東電からあったということです。
厚労省は昔、偽装請負については、こんな事も公表していました。がぁ

 私が知っている同じ東京電力の柏崎刈羽原発でも、偽装請負はあたりまえでした。朝礼にも重要な作業には東電の職員が元受けの職員と一緒に出てきて作業指示を行い東電の職員は作業している私たちを睨みつけケーブルの先端にトラロープを付けて洞道内を歩いていました。(笑う
 この話しは後日、詳しく書きましょう。 ついでに書いておきますと、賃金ピンハネも当たり前のことでした。
つづく…

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