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《読書メモ》『スクラップ・アンド・ビルド』/羽田 圭介著
昨日投稿した『傲慢と善良』よりも先に読み終わっていた作品ですが、あらゆることを考察していった結果、自分が誰がわからなくなってしまったので、せめて備忘録だけでも、と。
まずはこの一文から。
なぜ、この一文が印象に残っているのか。
『「北向きの部屋(家)」ということがわかり、かなり興奮した。』
ただ、それだけのことなんですよね。
当小説の始まりの文章でもあるんですが、時間・季節・天気といった情報
悩める二十代の道を照らすオススメの一冊
桜庭一樹著『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
とは、書籍『ご本、出しときますね?』にて海猫沢めろんさんがオススメしてくださっていた本です。
いつもぼくは、悩んでばかりなので、こういった本があると惹かれてしまうのです。こういうとき、小説を読んではいけない、小説を読まないようにってしてるんですよね。
根本は解決していないけれど、スーッと、いつの間にか、悩みが、自分の内側からフェードアウトしてしまってい