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悩める二十代の道を照らすオススメの一冊

桜庭一樹著『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
とは、書籍『ご本、出しときますね?』にて海猫沢めろんさんがオススメしてくださっていた本です。

いつもぼくは、悩んでばかりなので、こういった本があると惹かれてしまうのです。こういうとき、小説を読んではいけない、小説を読まないようにってしてるんですよね。
根本は解決していないけれど、スーッと、いつの間にか、悩みが、自分の内側からフェードアウトしてしまっているような。
あの感覚と似てます。頭が痛いから、仕事始まりにEVE飲んで、帰る頃には頭の痛かったことを忘れているような。

ちなみに、いわゆる自己啓発本は、その場しのぎで心を落ち着かせる特効薬みたいなものです。余談が過ぎました。

読み始めたばかりなのですが、物語を少しと、自分の本の読み方を少し。

冒頭部分だけ、引用させていただきます。

(冒頭)
新聞記事より抜粋
十月四日早朝、鳥取県境港市、蜷山の中腹で少女のバラバラ遺体が発見された。・・・(中略)・・・発見したのは同じ中学に通う友人、A子さん(一三)で、警察では犯人、犯行動機を調べるとともに、A子さんが遺体発見現場である蜷山に行った理由についても詳しく聞いている・・・・・・。

桜庭一樹著「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

物語は、バラバラ遺体となった少女”藻屑”と遺体発見者の友人”なぎさ”の出会いから、少しずつ進んでいきます。
二人の出会いから事件まで書かれ、恐らく、事件の背景や事情聴取まで書かれていくと思うのですが、いったいどんな展開が待っているのか。とても楽しみです。

また、今回は「悩める二十代にオススメ」という観点からも、小説を楽しもうと思います。中学生の少女たちに、どんな葛藤や苦悩があるのか、非常に楽しみです。

最後に、自分の本の読み方ですが、ぼくは、全員ではないのですが、登場人物を芸能人や身近な人物に当てはめて読んでしまいます。当てはめる、というより当てはまってくる感覚に近いんだと思います。
たぶん、こんな読み方をしている人は多いですよね?
特に、身近な人に当てはまったときは痛快で「いるいる。こんなやつ(笑)」「わかるわかる!」なんて読めちゃうときは、ページをめくる手が早くなってしまいます。

今回の、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』については、藻屑を「のん(能年玲奈)さん」、なぎさを「山田杏奈」さんを想像しながら、本を読み進めています。年齢には、ちょっと無理がありますが…。
ただし、異論、大歓迎です。

読み終わったときには、noteで初の書評記事も書いてみたいなと思っております。






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