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2021年4月の記事一覧
「問い」と「答え」の距離について
スマホに奪われるのは時間だけではないらしい。
集中力も溶かされていく。気がついたら何時間もひとつのことだけを「考えたり」「見つめたり」できなくなった。
もちろんスマホがすべて悪の根源だとか言いたいわけじゃない。だけど、スマホも含めた、いまの生態系というかエコシステムが集中力の維持を難しくしてるのはあると思う。
スマホ以前は、いまよりもう少し自分の意思で何か探索したり、そこで見つけたものについ
「コミュニケーション能力は重要」に潜む違和感
「コミュニケーション能力は重要」というような言葉をよく聞くが、どうも違和感がある。なぜなら、コミュニケーションには多種多様な様式があり、それぞれに特徴があって、人により得意なコミュニケーション能力と不得意なコミュニケーション能力が存在する。ちょっと考察してみる。(小野堅太郎)
コミュニケーション(communication)は「会話」だけではありません。ラテン語の「communis(共有する
【自分の言葉】でしゃべるという事って難しい~誰かの代弁者になるのは簡単~
こんにちは。ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
患者さんや対象者さんの身体の回復に対するサポートについて考える仕事をしています。
今回は「自分の言葉でしゃべるという事って難しい」というテーマで書いていきたいと思います。
【自分の言葉】とは自分の言葉とは、
当たり前ですが、自らが0から作り出した言葉というわけではなくて、
自分の思考を、今あるボキャブラリーの中で表現するという
「議論ができない」面白さを笑っていて良いのか?(12人の優しい日本人)
映画「12人の優しい日本人」を観ました。
ストーリー三谷幸喜脚本の喜劇映画「12人の優しい日本人」。「十二人の怒れる男」という映画のパロディの舞台を映画かした作品でした。
映画のストーリーは下記の通り、議論になれていない12人の日本人が陪審員として、有罪無罪の結論を出すまでの2時間を描いた作品です。
ある殺人事件の審議のために12人の陪審員が集められた。ここに来た12人は、職業も年齢もバラバ