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疎通と対話 ―社会と組織の中で人々を「乳化」させるもの―

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コミュニケーション(疎通)とは相互に意思を伝達する技術であり、ダイアログ(対話)とは相互の合意目標を発見する工程である。いかに言葉巧みで表現豊かでも、伝達や合意を成し得なければ児… もっと読む
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2020年8月の記事一覧

なかなか人となじめない私が気を付けていること

なかなか人となじめない私が気を付けていること

 人見知りながらなんとかやってきた私が、心がけていることを3つ紹介します。

簡単にいいますと、
人見知りさんは、他の人と比べて人との距離を遠くとりがちなので、相手に変な誤解を与えやすいです。
ですので、相手に「嫌いではないですよ。敵意はないですよ」オーラを出しつつ、こちらの安心できる距離を確保するための方法です。

①いつも笑顔
これは人見知りではなくても大切なことですが、特に人見知りさんや相手

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現実でもネットでも男叩きであふれていません?

現実でもネットでも男叩きであふれていません?

※メイン部分は一応全部読めます。有料部分はお布施とでも思っていただければいいです。

 一体いつからだっただろう。日本のネット環境ではまことしやかに「ネットでは女叩きであふれている」というような言説を見るようなことがあった。

 まあ、確かに普段では女性を叩くような言説というのはなかなか目にすることはないのかもしれない。テレビでは、何か女性差別的なものが発見されたらテレビや新聞などで叩かれるのは目

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「良い質問」について、色々な人の考えをまとめてみた

「良い質問」について、色々な人の考えをまとめてみた

ここ最近、”「良い質問」をするにはどうすればいいか?”について色々調べているので、自分のメモとして少しまとめてみます。※今後も気になる情報があれば都度追記をしていく予定です。

(振り返り)「良い質問」の3つの条件まずは、先日書いた記事の振り返りから。齋藤孝さんは著書『質問力』で、「良い質問」を次の3つの条件でまとめています。

◆良い質問の3条件 1.具体的であり本質的でもある 2.自分だけでな

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「ママ、トゥーリ、つくって」から始まる連想ゲーム!成功への道のり〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

「ママ、トゥーリ、つくって」から始まる連想ゲーム!成功への道のり〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

伝えたいことって、本当にちゃんと伝わっているのかな?

こんなことをふと考えてしまったのは、良太にお願い事をされたからでした。

「ママ、トゥーリ、つくって」

何かを作ってと頼まれているんだけれど、「トゥーリ」が何なのか、全くわかりません。

「トゥーリってなに?」

良太に聞いてみると、「もー!トゥーリやん、トゥー、リ」当たり前のように答えます。

言葉をうまく話せない良太との会話では、こうい

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好きは抽象的 嫌いは具体的

好きは抽象的 嫌いは具体的

好きなものを否定する人に出会うことがある。

以前、趣味の話をしていた時のこと。茶道を趣味としている子がいて、どこが楽しいのかを聞いた。

しかし、その子は「いや、全然面白くないよ。子供のころからやらされているから仕方なく。足は痛いし、師範のおばあちゃんは厳しいし…」と、マイナス要素のみを延々話していた。

また、ある子は彼氏の話になり、その彼氏のどこが好きなのかを聞いたら、彼氏の不満を話していた

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挨拶の重要性

挨拶の重要性

こんにちは!*(^o^)/*

ライバーのカネコチハルです!

毎日アプリLIVE812での配信を中心にタレント活動をさせて頂いております( •̀ •́ゞ)ビシッ!!

今回は「挨拶の重要性」ということで進めていきたいと思います!

皆様挨拶していますか!?

挨拶ってどこでも使いますよね!

・朝起きた時
・道で人とすれ違った時
・買い物をする時
・職場での最初の言葉掛け

挙げだすとキリがな

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アンパンマンは人格を否定しない〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

アンパンマンは人格を否定しない〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

今では自分のやりたいことを見つけ、自信をもって自ら考え、多くの経験を積んでいる娘、奈美。

しかし、小学5年生になった頃の奈美は、人との違いに悩み、今では信じられないくらい自分のことが大嫌いで自信がなくて、何もできなくなってしまった時がありました。

どんな慰めや励ましの言葉も届かず、どうすればいいのか悩んでいた時、夫が私にくれたアドバイスは。

「奈美ちゃんの自己肯定感をあげてやるんや」なるほど

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「偉そうに」この言葉が私を律する。

「偉そうに」この言葉が私を律する。

「偉そうに。」

父親にそう言われたのは、まだ私が小学校へ上がったばかりの頃。

親戚が集まり食事をとるとき、

大所帯だったのでいつも大人と子供で
テーブルを別けてご飯を食べていました。

子供達は8人も居るので
ぎゅうぎゅうになりながら
テーブルを皆で囲い賑やかに食事をとります。

まだ誰も席に着いていないテーブル。

「1ばーん」なんて嬉しくなって、
幼い私は真ん中に座ってヘラヘラしていまし

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本を読まない人と話すと退屈なのはなぜだろう?

本を読まない人と話すと退屈なのはなぜだろう?

こういうことを書くとインテリっぽく思われるかもしれませんが、noteをやっている人は読書好きの方も多いと思うので書きますね。

まぁ、タイトルそのままなんですが、なぜ本を読まない人と話すと退屈なのか僕なりに考えますと、結局のところ刺激になるものが少ないということに尽きると思います。

読まない人の話は、基本的にテレビやネット、ニュースが中心です。あとは共通する話題、たとえば職場の話や誰かのファン同

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「事実」はなぜ人の意見を変えられないのか?

「事実」はなぜ人の意見を変えられないのか?

Twitter上では、日々誰かと誰かが言葉を闘わせている。

闘いの種類はいくつかあれど、説得を試みたとして、それに成功している光景を見ることはほぼない。

「事実」をもってしても人の意見は変わらない、変えられないという状況は、Twitter空間だけでなく、日常的に繰り広げられている。

そんな日常風景の違和感そのものをタイトルにした『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』という本がある。

この

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ミーティングにはお金がかかっている。

ミーティングにはお金がかかっている。

どうもゲームディレクターのおこめです。
今回は企画職に多くある会議について、効率的に行う必要性と、効率におこなうために必要な事をお伝えします。

1.会議はお金がかかっている
ゲームプランナーは非常に会議が多いです。
企画立ち上げ時が特に多く、実際動き始めても面白さの追求等で日々会議の連続です。

その会議ですが、お金がかかっていることを忘れてはいけません。
人件費がかかっています。

1時間の会

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「作家は経験したことしか書けない」というトピック、火種は僕でした~『存在しない敵』を作ってしまった話~

「作家は経験したことしか書けない」というトピック、火種は僕でした~『存在しない敵』を作ってしまった話~

Twitterに『作家には経験したことしか書けない』という手垢にまみれた言説への反論や「え? ということは、ラブコメ作家である僕ってばモテモテ?」的な大喜利があふれかえっている。

8月15日は火が燃え広がり、Twitterトレンドに「#漫画家は自分が体験したことしか描けない」というハッシュタグが乗るなどしています。

……。

すみません、発端は僕です……!!別にムーブメントを作ってやったぜとい

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リモートワークが当たり前になると...いわゆる「コミュ障」の時代が到来する

リモートワークが当たり前になると...いわゆる「コミュ障」の時代が到来する

毎日更新3日目にして体調不良で断念し、早くもほぼ毎日更新になってしまったnote企画ですが、なんとか続けていきたいと思います。

早いもので、明日8/27はいよいよ初の著書「コミュ力なんていらない - 人間関係が楽になる空気を読まない仕事術- 」の発売日です。Forbesさんでは今日から3週間で書籍にまつわる連載企画がスタートしました。第1回目と次回2回目は私の単独の記事になってますが、第3回目は

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