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遊び場と匣の向こう側:ビデオゲームと少年少女たち

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「ゲームとは、芸術の一形態であり、プレーヤーと呼ばれる参加者が目標達成を目指して、ゲームトークンを介して資源管理のため意志決定するものである」(グレッグ・コスティキャン)  「… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

eスポーツの漫然とした拒否感はどこからくるのか

eスポーツの漫然とした拒否感はどこからくるのか

どうも、今日も社畜して自宅に帰ってきた時Twitterのトレンド見ていたら「eスポーツ」とあったのでなんか画期的な取り組みでも出てきたかと思ってみたら、案の定というべきかいつもの論争であった。

なぜ、eスポーツの漫然とした拒否感がくるのか端的にまとめるのであれば「ゲームやデジタルディバイスに対する恐ろしいまでのマイナスイメージなのだろう。」

文部科学省がGIGAスクール構想について語った研修会

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ちょっとズレてた?でも今に活きる!

ちょっとズレてた?でも今に活きる!

私の昔の思い出…

私は大学生で一人暮らしをするまで、一般的にその当時流行ったTVゲームとは無縁にありました。

小学生ではちょうどファミコンが全盛期で、スーパーマリオを筆頭にドラクエ、ファミスタなどなど友達の間では日々ゲームの話で盛り上がっていました。まだ何も持っていない私は友達の家に行っては時間の許す限りファミコンで遊ばせてもらいました。

TVゲームが欲しい…ファミコンが欲しい…

誕生日、

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グラディウス〜宇宙空間を自由自在に上上下下左右左右BA

ゲームといえばこれ、グラディウスシリーズ。
バクテリアン軍が惑星グラディウスに攻めてきたため、
急遽、グラディウス軍が誇る戦闘機「ビックバイパー」乗り、
戦闘に参加させられるというストーリーです。
何故か、武器の強化に必要なエネルギーカプセルは敵が所持しています。

1985年のアーケードと1986年のファミコン版発売を皮切りに、
シリーズが続きます。

順番に辿っていきましょう。

初代グラディ

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#41 ゲームのもつ可能性

ちょっと前ですが、日経オンラインのCOMEMO欄に「教育におけるゲームの可能性」に関する記事が興味深かったので紹介させていただきます。

この記事は、日経未来面×COMEMOの「世の中の「当たり前」を、どんな技術でどう変える?」という問いに対する答える形で書かれています。

コロナ禍では多くの当たり前が変わっている一方で、思うように変わっていないものの例として、世界最低レベルの日本のICTレベルに

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インディゲーム開発者の環境作り

インディゲーム開発者の環境作り

久しぶりの投稿です。

相変わらずいろんな環境を作ったり、ゲームを作ったり、絵を描いたりして充実した日々を送っています。

毎日楽しい。

さて、主語の大きいタイトルですが、こんな楽しい毎日の中でようやくインディゲーム開発の環境ってもんが整いつつあるので紹介したいと思います。

開発環境って…そんな高価なモノ揃えられないよぉ…ふぇぇ

そんなあなたも心配しないでください。
すべて無料で揃えましょう

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18歳の僕と任天堂の成長

18歳の僕と任天堂の成長

任天堂に初めて出会ったのは、5歳くらいだったと思います。

僕が年中の頃です。

最初のゲーム機はゲームボーイで
その次はスーパーファミコン。
どちらも僕が生まれる前からあり、親が昔やっていただろうものをとりあえずやっていた感じです。

ここからは僕が自分のゲーム機を持った時からの話をします。

1.初めてのゲーム機 ニンテンドーDS lite

初めての自分のゲーム機は、年長の頃に買ってもらった

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クリエイターには画力もプログラミングもいらない|今日の「ヤバい!VR」#4

クリエイターには画力もプログラミングもいらない|今日の「ヤバい!VR」#4

こんばんは。
ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。

今日のトピックは「cluster、ゲーム機能を追加」です。

この記事のまとめバーチャルSNS「Cluster」にゲーム機能が追加
誰で

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ゲーム会社のお仕事(版権管理編)

ゲーム会社のお仕事(版権管理編)

こんにちは、ふくもちと言います。
とある会社でコンシューマゲームを作っています。
「ゲームを作っている」といっても、絵描きやデザイナー、シナリオライターなどのクリエイターやプログラマーではなく、進行と版権の管理業務がメインです。
一般の方からすると、ゲーム会社において、クリエイターやプログラマー以外の人は何をしているのか、正直見えにくいと思います。
そこで、今回の記事を作成しました。

<こんな方

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兄が遊ぶゲームを横で眺める日々

兄が遊ぶゲームを横で眺める日々

YouTuberの良さについて、ぼくはずっと良くわかっていなかった。「何が良いんだろう?」と思っており、なんとなく「テレビでやっている企画をやる二番煎じの人々」というような悪い印象を抱いていた。
しかし、最近になって少し意識が変わってきつつある。その話。

マリオのゲームを実況する人
きっかけは妻がNintendo Switchを買ったことだ。
ぼくもそれに便乗し、気楽に遊べる「スーパーマリオブラ

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メインプランナーになったお話

出向から戻った最初の仕事は、メインプランナーという立場での仕事だった。
プランナーだった頃は、上の指示に従って動いていたが今度は指示を出す側に。
メインとして動く以上、プロジェクトの全体把握は必須。
スケジュールの管理、各部署との調整、ゲーム規模の割り出し、作業の振り分け、仕様やリストの作成、データの実装、調整にチェック。さらにそこにクライアントとのやり取りや、定例会への出席、議事録の作成が追加さ

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ゲームはある程度上級者向けに調整すべきだと思う

ゲームはある程度上級者向けに調整すべきだと思う

偶には少しだけ真面目な話をしたくなることもある。いつものようにTwitter徘徊という人生で最も心身に悪影響の出る行為をおこなっていたところ、「ゲームの人口は上手な人よりも下手な人の方が多いから下手な人向けに調整すべきだ」という発言がバズっていたのをみたのだ。

これはかなり面白い話題だと思った。ゲーム大好きおじさんとしてこの手の荒れそうな話題は大好物だ。そこで俺がゲームの調整について思っているこ

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【まとめ】すべてのマーケターに伝えたいスマホゲーム業界のマーケティングのリアル

【まとめ】すべてのマーケターに伝えたいスマホゲーム業界のマーケティングのリアル

先日、「読み応えのある記事が目白押し!マーケターが押さえておきたいnoteアカウント58選」に僕のnoteが選ばれました。その記事を受けてヤプリのしまこさんが書いたnoteに僕の書いたスマホゲーム市場のnoteに対して以下のようにコメントをいただきました。

(そう、マーケティング界では存在感が小さい気がするんだ…)

スマホゲームは国内のスマホ市場をアプリ内課金と広告出稿を牽引してきた業種で、現

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UnityとUnrealEngineの使い分け方

UnityとUnrealEngineの使い分け方

有難い事に昨日の記事がUnityユーザーにオススメしたい記事に取り上げられていました!(Unityタグないのにすごい!!)
折角なのでUnityとそのライバルであるUnrealEngine(以下UE)について、自分がどうやって使い分けて考えているのか書いていきます。

用途による使い分けすでに宗教戦争の様なものかなと思っていて、個人的にはUnityもUEも好きですし、簡単な部分しか教えられませんが

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eスポーツは若者の不安が集う場所であり、だからこそ、eスポーツで生きていきたい。

eスポーツは若者の不安が集う場所であり、だからこそ、eスポーツで生きていきたい。

こんにちは、よろずです。

もしかしたら1~2ヶ月ぶりのnote更新になってしまうかもしれません。

実は今僕はVOLBOX MEDIAというこれまたnoteを運営させて頂いておりまして、他でもゲーマーゲーマー’s POSTさんで記事を書かせて頂いたりだとか、その他色々お仕事をさせて頂いております。

他にも色んなお仕事をしていまして、忙しい…という訳ではなくて死ぬほどゲームをしているんですけど、

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