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あべし味噌

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イベントとかコンピとか運営とかでこんな事やっていきたいなーをぶちまけるのと自分へのメモ用に残す記録。意見コメントは参考にします。
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記事一覧

【アンケート実施】クリエイターが成長を感じる瞬間

【アンケート実施】クリエイターが成長を感じる瞬間

こんばんは。先日突発ながらアンケートを実施しました。

内容は、普段作品制作をしていて「どんな時に自分の成長を実感できるのか」というものです。今回は質問でTOP3を答えてもらう形を取りました。

今回はアンケートの結果と、そこから受けた印象をまとめたいと思います。

アンケート内容と結果アンケート参加者の割合

ただクリエイターとして制作する上で何に成長を感じるかは近いものがあるのではと思い、今回

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2021年振り返り

2021年振り返り

こんばんは、音楽講師+フリーランス作曲家のあべしです。
考えをまとめたりしてるnoteで改めて今年の事を振り返ろうかなと思いこの記事を書きました。

Twitter上での2021年数日前に投稿したツイートで雑に振り返ったのがこちら。
イベント企画したり番組企画に参加したり結構アクティブな一年過ごしてるなーと思います。

ただツイート上で語れる内容は文章にし辛さもあってリアルではどうだって話は書きき

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ルールが無いと音楽じゃない?

ルールが無いと音楽じゃない?

最近読んでた本にこんな言葉が出てきた。

【音楽とは人間によって組織づけられた音響である】

「なるほどな」と思う所もあれば「どうなんだ?」とも思うので自分なりに解釈をまとめてみようと思う。
※以降、組織づける=ルールと書いていきます。

音楽のルールとは
音楽と組織づける為に必要なこの3要素。このうちの一つだけでも飯が食えるほど楽しめればそれも音楽だとも言えるが、今回はあくまで「曲」という形で考

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オーケストラは音楽の一つの完成形

オーケストラは音楽の一つの完成形

クラシックと聞いてどんな曲を思い浮かべるだろうか。ここでは主にオーケストラ音楽の事を指す。
ベートーヴェン、バッハ、ショパン、モーツァルト...名前をあげるとキリがない。しかし今回話したいのはそこではない。

オーケストラ音楽は、人が求める音楽像の1つの答えだと思う。100年以上も前の楽曲が今でも愛されているし、現代でも壮大なシーンや映画、アニメの音楽にも活用されている。
それ程までに愛されるオー

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音楽する人にこそ勧めたい、美術館という場所

どうも、普段はフリーランスで作編曲とDTMの講師業をしてますあべしです。

音楽に関わる仕事をしていると音と向き合ってる時間が多くなります。街中で流れるヒットソング、スマホから聞こえるBGM、何気ないチャイムやアラート。音楽と呼べる形の物はあまりにも周りに多く、それらが聞こえた時無意識でも耳が捉えてしまったりします。

だからこそ訪れてほしい、それが美術館という場所です。濃い味の料理を食べた後は薄

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その音は本当に気持ちのいい音?

少し音楽理論を知っている方向けのお話になります。

楽しむ音楽を作る上で欠かす事が出来なハーモニー(コード)。
ダイアトニックコードは基本となるコードで、それにテンション、借用和音、パッシングディミニッシュなど様々な手法を用いて古今の楽曲は作られています。

ところで、それらはどうして綺麗だと思えるんでしょう?

理論的に説明が付く部分はあるとして、感覚的には説明が付いているのかが今回のお話です。

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主体性とそれを嫌う体質

最近音楽の根本的なお話や日本人の感性について色々調べていて
その中で表現に対して何を主として表現するのかという話を聞いてふと思い当たるところがあったのでメモ書きしようと思いました。
なので「こんな人もいるんだ」ぐらいの目線で読んで頂けたらと思います。

・はじめに
自分は今音楽家として曲を書いたり効果音を作ったりしてますが、未だに苦手なのが「主体性を持たせる事」です。
簡単に言うとメロディや歌を入

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「導く」と「遊ぶ」と「遊び」

「導く」と「遊ぶ」と「遊び」

イベント運営 と 講師業

この二つを行き来してて捉え方の違いが面白いと思う所があったのでメモがてら記事にします。「学ぶ」も「遊ぶ」も、「遊び」があると楽しくできる。と思います。

「導く」講師編講師という事は何かを学びたい、教わりたいという人のお役に立つというのがお仕事。

ここでは本人が学びたい事を如何に飲み込みやすいように届け、理解を施すかが重要になってきますね。

学びたい事と言っても、人

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音階って何だろね

ちょっと長文書きます。音階って何だろねって話。みんな大好きドレミ〜の音階は結構長い年月かけて形成されたもので

ピタゴラス音律→純正律→ミーントーン、ウェル・テンペラメント→平均律(現代)

ここまで進化してきた音階はすごい計算された上で成り立ってて、簡単に書くと「どの楽器も、どの人もこの音階に従えば音楽ができる」みたいな感じ。長調短調も境なく扱う事ができる超バランスの取れた最強の組み合わせみたい

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選曲する側の視点…1曲の平均0.5〜3秒の世界?

選曲する側の視点…1曲の平均0.5〜3秒の世界?

先日新しい仕事を受けました。内容はシーンに合わせて楽曲の選曲をする音効業務。
普段はクリエイターとして作る側だったんですが、選ぶ側の視点は新鮮で面白くて残酷でした。

今回はその中で新しい発見を3つまとめてみました。
・視聴時間が短い理由
・何に惹かれて選曲するのか
・楽曲で聞くポイント

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「音楽」は、何をもって音楽なのか

「音楽」は、何をもって音楽なのか

音楽の定義!なんて堅苦しい事はあまり考えたくないのですが、最近時折思う節があったので整理してみました。

◆何を聴いて「音楽だ」「曲だ」と感じるのかそもそも音楽を構成する【音楽の三大要素】と言われてるのが以下の3つ。

・メロディ
・ハーモニー
・リズム

この3つ全てを含めたものが音楽と言えば確かにそう。でもどれか1つが欠けてたとしてもそれも音楽。聴けますよね?

ところがしかし!じゃあ例え

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自分の白紙を生む「あなた白書」

自分の白紙を生む「あなた白書」

「自分は下手くそだ、未熟だ」
そう自分に言いたくなる時は次へのステップ、足場が生まれる予兆です。

学校や職場、友達に1人はいる羨ましい人

失敗しない人ダメな所が見えない人成功してる人落ち込まない人

自分だって頑張ってるのに…勉強してるのに…と嫉妬する時もある。

でも大体そういう時は自分に余裕が無い。
だからと簡単に持てるほど余裕は出てこない。

そんな時、大体以下の3つを見直すと冷静に

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Youは何しに学校へ?

Youは何しに学校へ?

去年から先生の仕事を初めて半年ほど経ちました。いろんな生徒さんとコミュニケーションとレッスンを続けて来ましたが

「悩んでる部分を解決したはずだけど何かモヤッとする」

そんな感じでうまくコミュニケーションが進まない時がありました。

今日の授業で1つの応えを見つけた手応えがありました。
その瞬間授業で教える事が波打つように進める事ができたように感じ、
学生側からもなるほど!そういう事か!

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モノを作るだけじゃ売れないよ本当に

「売れるモノを作れば売れる」という時代はとっくに終わって
今は「モノを売るのに説得力(買う理由)が必要」だと思う。

昔はモノが作れるそれだけで価値はあった。
今は技術や利便性の向上で、少ない時間で出来る事が多くなった分求められる成果結果も向上した。

音楽やイラスト、ハンドメイドも一人で完結できる形が整ってきた分
「元々複数人でやってた結果」を「一人の人間に求められる」ようになった。

でも「一

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