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心音 /COCONE
2021年1月30日 14:36
たとえば「あなたが好きだ。」と言われたとする。わたしは、その言葉をそのまま鵜呑みにはしない。その言葉が纏うエネルギーをただ感じる。すると時々、嘘だな、と思うことがある。そんな時は、そんな嘘つかなくても、本当のこと言ってくれたらいいのに、と思う。わたしは、昔から、耳障りのいい言葉よりも、とてつもなく本当の音を求めている。本当の音、本物の音、それは、本音だ。本当は言いたいけ
2021年1月29日 20:48
神さまなら たぶんね そんなに多くのこと求めちゃいないよ欲望から自由になれない 僕は手あたりしだい不幸せ生んじゃう誰かにけしかけられてばかりいてひとりじゃ迷子のようにうろたえる立ち止まって 考えろよ本当に欲しいものは何だろう?ゆるぎないものひとつ抱きしめたいよ誰にもそれが見えないとしてもまっすぐ優しく生きてゆきましょう光のように闇を突きぬけて
2021年1月27日 12:21
母が妹を出産する頃、しばらくの間、山奥の祖父母の家で暮らしていた。少し小高い崖の上のような所にあったその家は、窓を開けるとすぐに山肌で、ありのままの自然に囲まれていた。毎朝、川を挟んだ向かいの家の鶏の鳴き声で目が覚める。台所がある土間のひんやりとした空気。ハエ取りテープの粘着面が剥き出しのままぶらさがった、頼りなさげなランプ。忙しなく食事の用意をする、祖母の後ろ姿。漂う田舎
2021年1月25日 01:05
2013年11月に初めて宮古島を訪れました。滞在3日目のこと、その日はかなり海が荒れていました。波にのまれないようにしなきゃなぁと 少し不安を感じながら海の中に入っていった矢先、強い波がドーン!と押し寄せてきて思わずその波に抵抗し、足を踏ん張ったわたしは砂浜に勢いよく叩きつけられてしまいました。手のひらには小石が食い込み、強い痛みを感じました。と同時に、目が醒
2021年1月21日 14:51
0.まえがきこれは今から10年前、当時大阪・梅田のファッションビルでデザイナーズブランドの洋服を展開するショップの店長をしていた時に、売れる売り場作りの基礎として、独自の感覚でスタッフのために書いたものです。でも本当は、仕事とは関係なく、ただ自分自身の望む在り方、生き方のために書いてたんだな〜と今更ながらに気付きました。noteを始めてから、10年前に記したものがなぜか次々と蘇ることが増えた最
2021年1月18日 17:10
一部センシティブな内容が含まれます。あくまで個人的な内側の感覚に基づいた表現であり、実態は想像もしくは幻想ですが、体調と相談の上、自己責任でお読みいただけると幸いです。もし今あの人が死んだら、わたしのせいかもしれないと思った瞬間、心臓が痛くて、苦しくて、生きた心地がしなかった。どうしよう、どうしよう、どうしよう。ひどいことを言ってしまったかもしれない。そんなことがとりとめなく、グル
2021年1月15日 12:33
わたしはよく夢を見る。だいたい寝る前に観た動画や読んだ文章から受けたエネルギーがそのまま夢に出てきて、夢の中で消化しているような感覚だ。言葉にならない思考の延長で、そういう日はあまり眠れた気がしない。先日は、ある友人が夢の中に出てきた。それが誕生日の三日前で、しばらく音沙汰のなかった友人の唐突な登場のインパクトは大きく、なんかあるなと言う気がした。わたしは、世の中に情報として出ている自
2021年1月12日 14:39
2021年1月11日は、わたしの誕生日でした。特にどこに出かけるでもなく、いつも通りの1日を過ごしました。夫がダリアを買ってきてくれました。一目惚れでこれに決めたそうです。たまたま偶然なのか、このフューシャピンクはわたしのいちばん好きな色です。結婚式のブーケも作ってくれて、開業のときの荷物運びも手伝ってくれた、いつもお世話になっているお花屋さんに置いてある花は、この街に数多あるどの花屋