なすねる

25歳/猫とカレーと珈琲が好き

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25歳/猫とカレーと珈琲が好き

記事一覧

距離感がわからない

人との距離感がわからない 仕事をしてるときは『職場の人』という前提で話をしているのできちんと棲み分けができる ただ、友だちになりたい人とどう距離を詰めたら良いの…

なすねる
2週間前
2

自分の居場所

踏むと音が鳴る木の床のお店で店番をしている 狭くてこじんまりしているけれど、深い茶色の店内が妙に落ち着く カウンターから見える景色は本当に狭くて、狭い通路をまっ…

なすねる
3週間前
2

思い出すじかん

猫がいなくなってから15日経った 亡くなった当日の夜に焼いてもらい、骨になって帰ってきた その骨を小さなカプセルに入れて、毎日持ち歩いている それとは別に、遺骨リ…

なすねる
1か月前
3

ねこカウンセラー

4日前、ねこが亡くなった まだ1歳9ヶ月だった 白血病ウイルスからくるリンパ腫で、いろいろな手を尽くしたが治ることはなかった 神さまはなんていじわるなんだと本気で…

なすねる
2か月前
2

強欲

猫と夫とお気に入りの香水があれば生きていける …って思ったけどそんなことはなさそうだ 大好きな友だちとも遊びたい 姉と妹には定期的に会いたい 思い立ったら絵も描…

なすねる
2か月前
1

早く来い、春

あぁダメだ よくないこころで満たされてしまう 寒いからだろうか 確信はないが、だいたい冬の終わり、このくらいの時期にこころのバランスがおかしくなる 昔より少しだけ…

なすねる
2か月前
4

「わたし」を忘れるために

本、映画、絵を描く 「わたし」にとって大切な趣味である 「わたし」はよく思い詰めるようで、起こってもいないことを不安に思い、ひとりで焦りの穴から抜け出せなくなる…

なすねる
2か月前
3

ダメな自分

やらなければならないことがあるのに、手をつけられない 忙しいというのは言い訳で、なんだかんだ理由をつけてやらないだけだ それまではきちんと出来ていたのに、あるき…

なすねる
2か月前
2

イマジナリーフレンドで会話の練習

会話が苦手だ そのため会話のテンポが合う人を大好きになってしまう まぁそれは置いておいて よく、1人でイマジナリーフレンドに話しかけて会話の練習をする イマジナ…

なすねる
3か月前

仕事は人生の暇つぶし

好きなことがたくさんある ゲームに読書、飽きたら散歩 気の向くままに絵を描いて、寝る前にギターを弾く こんなにも好きなことがあるのに、いつか飽きてしまう 仕事は…

なすねる
4か月前
2

わたしの取扱説明書

なんだか最近になって自分のことを理解してきた気がする 心が動くものや、心地よいと感じる人との距離感 実は喋るのが苦手かこととか こうして文章に書き出すことはでき…

なすねる
4か月前

個性ってやつは

私は、ちょっと変わっているらしい 自分の思うままに行動すると、変な顔をする人たちがいる 「これは変なことなのか」と頭では理解していても、実際の自分は何がいけない…

なすねる
4か月前

周りに生かされている

お休みの日ってとっても楽しい 好きな人と好きなことをして、好きな場所へ向かう …なんて束の間! 音速で出勤日が顔を出す きっと、 猫がいなかったら 夫がいなかったら…

なすねる
5か月前

あの人のタバコ

タバコが苦手だ 吸ったこともないし、これから吸う気もない タバコの香りとすれ違う時は息を止めていたくらいに苦手だった うん、苦手だった 最近仲良くなった人からい…

なすねる
5か月前
1

意識改革

買い食いをやめたら、少しだけ、痩せた 私は痩せてはいないが、太ってもいないくらいの中肉体型だ 常に痩せたいとは思っているが、あまり本気になることがなく、おなかは…

なすねる
6か月前
1

心は少女のままで

周りを見回してみると、ワクワクするものだらけだ 木の葉が揺れてザーっと鳴る音も、トンボが指に止まってくれたことも、猫が私の腕の中で幸せそうにしていることも 『私…

なすねる
6か月前
1
距離感がわからない

距離感がわからない

人との距離感がわからない
仕事をしてるときは『職場の人』という前提で話をしているのできちんと棲み分けができる

ただ、友だちになりたい人とどう距離を詰めたら良いのか途端にわからなくなってしまう

この人興味深いなと思うと、色々すっとばして仲良くしてしまおうとする

それと本当にやっかいなのが、こちらの全てを見せれば相手は心を許してくれるのだと思う節があり、言わなくても良い余計なことを言ってしまうの

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自分の居場所

自分の居場所

踏むと音が鳴る木の床のお店で店番をしている

狭くてこじんまりしているけれど、深い茶色の店内が妙に落ち着く

カウンターから見える景色は本当に狭くて、狭い通路をまっすぐ行くと2階へ上がる階段がある

階段を上がるとそこはわたしのアトリエで、たくさんの絵が飾ってある

絵はたまにお客様に気に入られて引き取られてゆく

そしてまた絵を描く
わたしのために、だれかのために

そんな妄想をしている私は、電

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思い出すじかん

思い出すじかん

猫がいなくなってから15日経った

亡くなった当日の夜に焼いてもらい、骨になって帰ってきた

その骨を小さなカプセルに入れて、毎日持ち歩いている

それとは別に、遺骨リングとやらを製作中だ

それが完成すれば、もっと身近に猫を感じられる

早く届かないかなと首を長くして待っている

猫が亡くなったことに対して、かなり気持ちの整理がついた

毎日泣いていたのが2日に1回になり、かわいかったなぁともう

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ねこカウンセラー

ねこカウンセラー

4日前、ねこが亡くなった
まだ1歳9ヶ月だった

白血病ウイルスからくるリンパ腫で、いろいろな手を尽くしたが治ることはなかった

神さまはなんていじわるなんだと本気で思った
こんなひどい仕打ちって、ないよ

ご飯を食べなくなってから1ヶ月の闘病生活だったが、なによりも猫が苦しそうにしている姿を見るのが1番辛かった

もう会えないことが悲しくて仕方ないけれど、猫が苦しそうにしているのを見ているよりず

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強欲

強欲

猫と夫とお気に入りの香水があれば生きていける

…って思ったけどそんなことはなさそうだ

大好きな友だちとも遊びたい

姉と妹には定期的に会いたい

思い立ったら絵も描きたいし、海にも行きたい

気に入った服を買って、たくさんの本を読み尽くしたい

たまには犬も撫でたい

たくさんの愛情がほしい

わたしってば強欲

全然質素になれない

死ぬまでにやりたいこといっぱいあるし
行きたいところも山ほ

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早く来い、春

早く来い、春

あぁダメだ
よくないこころで満たされてしまう

寒いからだろうか
確信はないが、だいたい冬の終わり、このくらいの時期にこころのバランスがおかしくなる

昔より少しだけ、人を頼れるようになった
『つらい』という気持ちを、身近な人に打ち明けられるようになった

家にいる時はずっと猫に話しかけている
猫にとっちゃ大変迷惑だろうが、言葉がわからないことを良いことに「なんだかわからないけど悲しいんだよ〜」な

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「わたし」を忘れるために

「わたし」を忘れるために

本、映画、絵を描く
「わたし」にとって大切な趣味である

「わたし」はよく思い詰めるようで、起こってもいないことを不安に思い、ひとりで焦りの穴から抜け出せなくなるみたいだ

はたから見ても「ちょっと落ち着けよ」と言いたくなるだろう

どうやら簡単にやめられるものでもないようで、習性というか、身に染み付いている

深みにハマってしまうと、きっかけがない限り抜け出せない
どんどん悪い方向へ考え、思い詰

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ダメな自分

ダメな自分

やらなければならないことがあるのに、手をつけられない

忙しいというのは言い訳で、なんだかんだ理由をつけてやらないだけだ

それまではきちんと出来ていたのに、あるきっかけを境に1度サボったら続けられなくなってしまった

そんな自分に嫌気がさす

ふと目線を下に落とすと、私のひざの上で猫がゴロゴロ言いながら気持ちよさそうに眠っている

撫でるとゴロゴロ音は大きくなり、猫に寄り添うように耳を当てると生

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イマジナリーフレンドで会話の練習

イマジナリーフレンドで会話の練習

会話が苦手だ

そのため会話のテンポが合う人を大好きになってしまう

まぁそれは置いておいて

よく、1人でイマジナリーフレンドに話しかけて会話の練習をする

イマジナリーフレンドといっても架空の人物ではなく、現実にいる誰かと2人で語り合うという空間を頭の中で作り上げるというものだ

実際に話しかけているように語るため、相手の反応も想像する

相手が言いそうなことを相槌として打ってもらい、自分の考

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仕事は人生の暇つぶし

仕事は人生の暇つぶし

好きなことがたくさんある
ゲームに読書、飽きたら散歩

気の向くままに絵を描いて、寝る前にギターを弾く

こんなにも好きなことがあるのに、いつか飽きてしまう

仕事は大変
週に5日も重い腰をあげて出社する

5日頑張れば待ちに待った休日フィーバータイム

のはずなんだけれど

年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休で、バランスが崩れてしまう

外出し、お金を使う
帰宅してから「こんなにも使って

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わたしの取扱説明書

わたしの取扱説明書

なんだか最近になって自分のことを理解してきた気がする

心が動くものや、心地よいと感じる人との距離感

実は喋るのが苦手かこととか

こうして文章に書き出すことはできるけれど、自分の考えを人に話すときは言葉に詰まる

もはやそれぞれの作業に没頭して話さなくてもいいような関係性がとても心地よい

その人が好きで一緒にいるというよりかは、『その人といるときの私が好き』が強いと思う

私は私にとても興味

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個性ってやつは

個性ってやつは

私は、ちょっと変わっているらしい

自分の思うままに行動すると、変な顔をする人たちがいる

「これは変なことなのか」と頭では理解していても、実際の自分は何がいけないのかよくわかっていない

理屈は、わかる
でも理解はできない

結局わかったフリをして、なんとなく生きてきた
その方が周りも変な顔をしない

行動を起こす基準になっているのは「おもしろいか」であって、「正しいかどうか」ではない

たとえ

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周りに生かされている

周りに生かされている

お休みの日ってとっても楽しい
好きな人と好きなことをして、好きな場所へ向かう

…なんて束の間!
音速で出勤日が顔を出す

きっと、
猫がいなかったら
夫がいなかったら
友達がいなかったら
趣味がなかったら
おもしろい漫画がなかったら
音楽がなかったら

耐えられないだろうなぁ
いやだなぁ

元気な100歳で死ぬのが目標だけど、大切な人たちがいなくなったら生きていける自信がない

みんな私より後に

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あの人のタバコ

あの人のタバコ

タバコが苦手だ
吸ったこともないし、これから吸う気もない

タバコの香りとすれ違う時は息を止めていたくらいに苦手だった

うん、苦手だった

最近仲良くなった人からいい匂いがした
香水かと思ったらタバコの香りで驚いた

甘いけどスパイシーな匂い
ほんとに香水かと思ったのだ

不思議と隣で吸われるのも嫌じゃなかった

今日電車に乗っていたら、近くからタバコの香りがした

あの甘い匂いじゃないのに、不

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意識改革

意識改革

買い食いをやめたら、少しだけ、痩せた

私は痩せてはいないが、太ってもいないくらいの中肉体型だ

常に痩せたいとは思っているが、あまり本気になることがなく、おなかはもちもちしている

仕事後、「自分へのご褒美!」と美味しいものを買っていた

帰宅後もきちんとご飯を食べて、疲れているのでそのまま就寝

書いていて思うが、かなりだらしない食生活をしている気がする

なので、自分を騙すことにした

仕事

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心は少女のままで

心は少女のままで

周りを見回してみると、ワクワクするものだらけだ

木の葉が揺れてザーっと鳴る音も、トンボが指に止まってくれたことも、猫が私の腕の中で幸せそうにしていることも

『私にとっては幸せそのもの』

前はこんな風に思えていただろうか
最近になってからだろうか

あらゆるものを選択しての今がある

あのときアレを選んでいたら
あのとき声をかけていなかったら

きっと、色んな分岐点があったのだろう

特に出会

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