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読書感想文 高野和明「グレイヴディッガー」
自他共に認める悪党である八神は、人生をやり直すために、骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。しかし、骨髄移植を目前にして、連続猟奇殺人が発生する。しかも、その内の一件は八神名義で借りている部屋で起きたため、前科者の八神は警察に重要参考人として手配されてしまう。その上、八神に迫る正体不明の追手が現れる。移植手術をやり遂げるために八神は決死の逃走を開始する。
一方、警察の捜査が進むうちに、謎
おばあちゃん家とアジール
『手づくりのアジール』 青木真兵 著
ちなみに右の本もすごかった。
たぶん非売品。図書館のみに存在する郷土愛のかたまりのような本。
『手づくりのアジール』は、
たこ八さんが、たまたま図書館で借りてきた本だった。
わが家は6人家族で、末っ子の図書カードこそつくっていないが、5人分一人10冊の本を選んで帰ってくると、なかなかな量である。
わたしとたこ八さんは、興味の対象がけっこう違う。
わたし
「ミッテランの帽子」フランスのお洒落な小説
働いておらず、時間があるため本をたくさん読んでいる。今年すでに105冊目だ。今回はその中から1冊のおすすめ本を紹介する
#アントワーヌローラン #ミッテランの帽子
この著者はおしゃれに、物語を作るのがすごく上手だと思う。
〈ストーリー〉
・フランス大統領の帽子を被った人に、どんどん良いことが起きていく話。
・あらゆるシュチュエーションで、帽子の所有者が変わって行くところも面白い。
〈感想
055_しげるのかあちゃん
しげるのかあちゃんて、すげえんだぜ。
トラックをうんてんできるんだ。
なんたって、やることがはええ。
くさかりきもバリカンも、
インパクトドライバーだって
なんだってつかえるんだ。
すげえおとがするから、みててびびるけど、
てぎわがいいから、ほれぼれするぜ。
かじがおきたって、あわてたりしねえ。
さっとけして、もんだいなしだ。
とおちゃんいなくて、よくわかんないけど
かあちゃんだけで、やっ
いつかはちゃんと、終われるから。
豆塚エリさんの『しにたい気持ちが消えるまで』を読みました。
豆塚エリさんとは、去年の秋ごろからお付きあいがありますので、以下、親しみを込めて「エリさん」と呼ばせていただきます。
自殺未遂と後遺症による身体障害 エリさんは16歳のときに、飛び降り自殺を図りました。その自殺は未遂に終わり、後遺症によって身体障害者となり、現在は車椅子での生活をされています。
この本は、そんなエリさんのこれまでを
「あした死ぬかもよ?」
「死」のパワーで生きるつい1週間前に「あした死ぬかもよ?」のタイトルに惹かれて読みました。
自分自身も10歳から10年続いた難病の闘病生活で意識を失い「死」を実感したことがあります。
結果的に、完治することができ夢だったアメリカ留学を実現する事ができました。勿論自分以外の家族や友達、支えてくれた皆様のサポートがあってこそですが、「死」を見てからの「生」のエネルギーの爆発力って自分でも信じられない
🍴学ぶところが多い漫画「喰いタン」
ミスター味っ子、ミスター味っ子Ⅱの他にも、ザ・シェフ、美味しんぼ、孤独のグルメ、深夜食堂等最近グルメ漫画の選択肢が増えて嬉しい限りです。
今回は「喰いタン」を紹介させていただきます。
分かっているとは思いますが、今回は麻雀の上がり役ではありません。
「喰いタン」とはTVドラマにもなりましたね~。青年向け漫画雑誌「イブニング」で連載されていました。
寺沢大介氏の名作漫画の一つです。寺沢大介氏