えりた

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■活字と共に生きる国語講師が贈る推し活とエッセイ■noteなどで使える書き方■国語の学び直しと魅力の再発見■今すぐ読みたくなる本紹介■有料では更に深いnoteライフをご一緒に■

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  • 写真館note

    iPhoneや一眼レフで撮ったお写真と小さめの文章を毎日更新しています。

  • 大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン

    大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてあります。毎週放映後の感想や参考本、また紫式部に関わる地への旅行記も更新します。

  • 大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために

    大河ドラマ『光る君へ』は平安時代中期を舞台としています。日本史の授業で習ったあの頃の歴史や文学について、もっとくわしく丁寧に知ることで、ドラマもより楽しめるのではないでしょうか。また、現代の私たちに強くつながることも見出せること間違いなしです。

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    えりたのnoteにある有料記事をすべてまとめてあります。

  • 雑記note

    日々の気づきや、まわりで起こったことなどを雑記的に綴ります。

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■えりたのnoteサイトマップ

ご訪問ありがとうございます。 「えりた」と申します。 こちらでは、自己紹介も兼ねて、 どのようなものを書いているか サイトマップをお届けします。 ■改めまして、「えりた」と申しますもともとは、プロの国語講師をしていました。 中学受験、高校受験、大学受験する生徒たちに 国語を教えることが生業だったのです。 その後、何の気なしに 書店員へジョブチェンジ。 たまたま席の空いたコミック担当になり 全力で頑張り尽くした結果 体力、気力が限界を突破し、離職。 もともと重度の活字中毒

    • 【写真館588】こんなところにえびふりゃあ…?

      今日の一枚はコチラです。 先日、リニューアルオープンした中日ビルにお友だちと探索しに行ってまいりました。中日ビルは名古屋の繁華街である栄にある、老舗のビルです。 あちこちのお店に目移りしながら、うろうろしていると不意に足元に何か見えます。何だろ?と思い、よく見てみるとそこにはエビフライがとてとてっとした感じで踊っておりました。今日の一枚はその一つを激写したもの、ですが。 人が多かったので、全体像を映すことはできませんでしたが、こんな感じでとてっとてっとした感じで、new

      • 【写真館587】向こうまで見渡す

        今日の一枚はコチラです。 先日、リニューアルオープンした中日ビルへお友だちと散策しに行きました。長く親しんだビルのリニューアルということで、館内はものっそい人混み。開館したばかりという高揚感と、まだ定まらない動線とが重なって、ビルの気合が領域展開されておりました。 お目当てのお店をひやかしたり、ランチをいただいたりしながら、少しずつ上に上がっていくと「屋上庭園」の文字が。これは行かねばといそいそエスカレーターを上がり、歩を進めると、そこには名古屋の空が広がっていました。

        • ■大河ドラマ『光る君へ』第18話「岐路」感想―兄ってやつはどいつもこいつも

          さて、第18話です。 第17話で、ワタクシの日本史上最大の推しさまである「藤原道隆さま」が天へ向けご出立になりました。そもそも「映像苦手民」なワタクシは、実は大河ドラマ『光る君へ』を見るのをもう辞めようかとも思っていたのです。 ですが、少なくとも、道隆さまがあれほど行く末を気に掛けられた「中関白家」を最後まで見届けることはせねば…と謎の使命感に駆られ、今週も視聴することに。 というわけで、今週もがんばって書いていきたいと思います。その前に、先週の振り返りはコチラから。

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          【写真館586】雲のつながり

          今日の一枚はコチラです。 先日、滋賀県大津市へ行ってまいりました。大津へ行くときは元気はつらつに在来線を乗り継ぎ、帰りは這這の体で京都経由からの新幹線でばびゅーんとすることを習いにしています。 この日も、大津を満喫した帰り道にさくっと京都へ出ました。少し時間があったので、駅から少し歩いたところにある書店へ寄ったのです。お目当ての本を手に入れ、ほくほくとしながら駅へ向かって歩いたとき、見つけた景色が今日の一枚です。 空に浮かぶ雲が駅ビルに映っていました。そして、それだけで

          【写真館586】雲のつながり

          ■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑥―国宝「道長の経筒」に会いに行ってきました

          えりたです。 「本物の迫力」というのは言葉に尽くせぬものです。以前、名古屋にある徳川美術館で【義元左文字】を間近に見たことがあります。あのときの「ぞくり」とナニカが背筋を走った感触は未だに忘れることができません。 そこにそっと佇んでいるだけなのに、怜悧な覇気を発しているような。「刀で斬る」ことの本質を、身体の芯に冷え冷えと突き刺してくるような。そんな存在感が無言の圧をまとって、身の内を走り抜ける。今思い返すだけでも、背骨にぴりりときます。 そんな出会いがあってから、私は

          ■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑥―国宝「道長の経筒」に会いに行ってきました

          【写真館585】なんじゃもんじゃのき

          今日の一枚はコチラです。 名古屋城にある「ナンジャモンジャ」の木です。ちょっとわかりづらいですが、奥にある緑葉の上に白いもしゃもしゃしている花をのっけている木がそれです。 本名?は「ひとつばたご」……相変わらず、どこで区切るのかよく分からない名前なのですが(笑)漢字を交えると「一葉たご」だそうです。花言葉は「清廉」、その姿によく似合う言葉だと思います。 名古屋城正門を入り、御深井丸の方へ向かう道に続く梅林の奥に、このナンジャモンジャはいます。いつもはその大きさで存在感を

          【写真館585】なんじゃもんじゃのき

          【写真館584】ちゃんと区切るということ

          今日の一枚はコチラです。 先月の終わりに誕生日を迎えました。実は、数年前まで自分の誕生日が苦手でした。苦手というと、少し違うのですが…あまり好きではなかったのです。 数年前まで、誕生日になるとイヤなことが起きたり、巻き込まれたりしていました。気持ちが消耗する、くらいならまだしも、容赦なくごりごりと削り、どん底へおとしめる出来事が誕生日あたりに毎年起こっていたのです。 「いや、それ、誕生日に言わなくてもよくない?」と思ったところで、相手に伝わるはずもなく。私の誕生日を知っ

          【写真館584】ちゃんと区切るということ

          ■62回目!たくさんのスキをありがとうございます!

          えりたです。 先週もたくさんの方にご訪問いただき、ありがとうございます。また、「スキ」という形で励ましをいただけたこと、心より感謝し申し上げます。 おかげさまで、今週もコングラボードをいただくことができました。これで62回目の受賞となります。 今週コングラボードをいただいたのはこちらの記事です。 ■大河ドラマ『光る君へ』第17話「うつろい」感想―今日をかぎりの命ともがなこちらは歴史上最大の推しさまである、藤原道隆さまが旅立たれた物語の感想です。道隆さまへの思いだけで4

          ■62回目!たくさんのスキをありがとうございます!

          【写真館583】宇治に行っても訪れるのは…

          今日の一枚はコチラです。 先日、宇治を旅しました。わりと広範囲を若干の迷子みも加味しながら、あちこち歩き回っているうちにお昼ご飯をすっかり食べ損ねてしまったのです。 お腹は空いたけれど、今からがっつり食べると今度は夜ご飯が入らないし…と困惑していたところ、目に飛び込んできたのが「宇治のスタバ」でした。平等院への参道近くにあったと記憶しています。 名古屋にいるときも、大方私がいるのはスタバですから、旅先でも同じようにスタバに入るのは少々困惑しましたが。 さすがは宇治、そ

          【写真館583】宇治に行っても訪れるのは…

          ■先週の振り返り(240429~0505)

          えりたです。 先週はゴールデンウィーク真っ只中。みなさまは如何お過ごしでしたか? 私は我が最愛の推しさまである、名古屋おもてなし武将隊の織田信長さまのご出陣について、あちこち行ったり、隙間で大津に旅に出たり。存外アクティブに過ごしておりました。 その反動で、今日からの仕事量がえげつないことになっていますが…(滝汗)迫りくる締切の影におびえつつ、粛々とこなしたいと思います。…うん、がんばれオレ。 そんなこんなで先週の振り返りです。 ■先週は公式マガジンに記事を取り上げ

          ■先週の振り返り(240429~0505)

          【写真館582】ヒカルゲンジ

          今日の一枚はコチラです。 先日旅した宇治では宇治川のあたりを歩き回りました。そのとき「宇治十帖石像」を探した話は昨日の写真館に載せましたが。その近くで一際鮮やかに咲く椿に出会いました。 それが写真の「ヒカルゲンジ」です。 その名前は『源氏物語』の主人公である光源氏にあやかって付けられたものなのでしょう。花の色は繊細で、大輪に咲くその姿はぱっと人目を引きます。 考えてみれば、椿の花は山茶花と異なり、このままぽとりと落ちます。『源氏物語』のなかで光源氏も紫の上に先立たれ、

          【写真館582】ヒカルゲンジ

          【写真館581】春の夜の夢の浮橋とだえして

          今日の一枚はコチラです。 4月に宇治へ旅したときに撮った一枚です。 紫式部の描いた『源氏物語』の宇治十帖は宇治川を舞台としています。その縁で、宇治川のほとり、朝霧橋のたもとに「宇治十帖石像」が設置されています。ヒロイン浮舟と匂宮が宇治川を小舟で渡る場面を描いたものだそうです。 この像は街路樹に囲われたような場所にあり、ワタクシ、実は一度通り過ぎてしまい、「あれ?」と思い、うろうろしてようやく見つけたのはココだけの話(笑) ・ ・ ・ 私の大学での卒論は『源氏物語』を

          【写真館581】春の夜の夢の浮橋とだえして

          【写真館580】宇治橋の紫式部像

          今日の一枚はコチラです。 4月に宇治へ旅をしにまいりました。宇治にできた大河ドラマ館に行くのが主目的ではありましたが、せっかく行くのだからと思い、宇治であちこち歩き回ることにしたのです。 そのとき出会ったのが、宇治橋近くにいる「紫式部像」です。 宇治といえば、『源氏物語』の第3部宇治十帖の舞台となった場所です。それにちなんだ像が、宇治川のほとりにわりとあっさり置かれていました。 大河ドラマ『光る君へ』が始まってから、私はあちこちの紫式部像に会いに行っています。 場所

          【写真館580】宇治橋の紫式部像

          【写真館579】あおもみじがうつくしくて

          今日の一枚はコチラです。 先日、名古屋城へ登城した際に出会った「青もみじ」です。 「もみじ」というと、秋に紅葉した様子がうつくしいですし、「もみじ狩り」なんて言葉もあるように、やはり「赤く色づいく」印象が強いように思います。 ですが、この若葉の季節の「青さ」も捨てがたい美しさがあるように思うのです。春から夏に変わろうかという、ちょっとした揺らぎを持つ光をその身にまとい、きらきらと照り映える様子は、葉一枚一枚の精巧さと共に、感嘆を与えてくれます。 まだ涼しさを残しながら

          【写真館579】あおもみじがうつくしくて

          ■大河ドラマ『光る君へ』第17話「うつろい」感想―今日をかぎりの命ともがな

          えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第17話……終わってしまいました。えぇ、ワタクシの歴史上の最推しであらせられる藤原道隆さまが天に召されてしまったです…… いや、「歴史上の推しさまが天に召されること」は織田信長さまで慣れていると思っていたのです。だって…昨年の『どうする家康』を含め、年に何回か「本能寺の変」って描かれるじゃないですか。だから、ちょっとした年中行事的なナニカのように思っていたのです(え) 駄菓子菓子。 第17話のラストで描かれた、あの道隆さまの最期のご

          ■大河ドラマ『光る君へ』第17話「うつろい」感想―今日をかぎりの命ともがな