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2023年8月の記事一覧
絵心が無くても大丈夫。専門家のためのイラスト入門
法律、経済、医療などの各分野の専門家の「頭の中」を「分りやすくアウトプット」できる時代がこれば良いなぁ・・・このようなテーマでnoteを描きました。いっときの日本のテレビ番組、ビジネス書を中心に、薄い内容をわかりやすく解説し、これを見て大人が満足するというブームがありました。しかし、時代はこのようなレベルはもう求めていないでしょう。
しかもおそらく各分野の「専門家」たちも、このような時代の流れ
noteの今後、機能、その他noteの株なんかについて考える
個人的なnoteの今後や機能に関する、ひとりごとに近いです。
ほんとここ最近、noteについてめっちゃ考えてて
長文つぶやきに近いので
面倒な方はスルーOKです💦
その1 note機能にスタンプ欄が欲しい個人的に、noteで実装して欲しい機能として
スタンプ機能が欲しい。
下記は、私がごく稀に参戦しているエブリスタというサイトのサービス。
コメント欄と、スタンプ、見た人がどちらもつけること
【知られざるアーティストの記憶】第05話 再会、そして二人の時間が刻みを始めた
▽全編収録マガジン
第05話 再会、そして二人の時間が刻みを始めた
2021年早春、彼の姿が見えなくなった彼の家には、わずかに人の住む気配があった。庭は雑草が伸び放題になっていたが、ベランダには時折一人分の洗濯物が小さな角ハンガーに吊るされていた。そして、マリは一度か二度、ベランダに立って遠くを眺める人の姿を目にした。それは彼よりもさらに背が低くずんぐりした体系の男の人で、背中が曲がって見えた
【知られざるアーティストの記憶】第04話 林檎とともに砕け散った恋心と、時は流れ姿を消した彼
▽全編収録マガジン
第04話 林檎とともに砕け散った恋心と、時は流れ姿を消した彼
その時、彼はマリの心のカーテンを開けてこちら側に入ってきて、二人は友達になった……。
マリは居ても立っても居られなくなった。翌日、意を決し、家にあった林檎を彼が恐縮しないように2つだけ袋に詰めて、彼の家へ持って行った。そして、
「6年半前にあそこの家に引っ越してきたスナガです。ずっとご挨拶もしないで……。」
と
【知られざるアーティストの記憶】第03話 恋はいつでも中学生女子のように
▽全編収録マガジン
第03話 恋はいつでも中学生女子のように
出くわす度に印象の強さを増してくる彼のことが、マリは次第に気になり始めた。いつ見ても彼は、脇目もふらずに家の周りを掃いたり、窓を開けてサッシを掃除したり、窓の外に向かってケットをはたいていたりしていた。機敏な動きはまるで働き蟻のようであった。彼の庭木は常にきれいに整えられ、雑草もきれいに抜かれていた。その様子から、きっと彼の家の中も
【知られざるアーティストの記憶】第02話 非常時にマリは6年間近所だった人を見つけた
▽全編収録マガジン
第02話 非常時にマリは6年間近所だった人を見つけた
川に沿ってなだらかに広がる公園は、児童公園のような遊具を備えておらず、石畳の桜並木の脇にわずかに大人向けの筋トレ器具が設置されるばかりで、ゆったりとした芝生エリアと林エリアに遊ぶ親子、ベンチで語らう老人たちの他に、散歩する人や通行人が行き交う、少し大人びた公園だった。厳かで異国情緒のある橋を隔てた対角には、市が運営するプ
【知られざるアーティストの記憶】第01話 兆し
▽全編収録マガジン
第01話 兆し
2020年の4月、未知の事態への不穏な緊張に世の中が息をひそめていた頃、マリはひとりのん気に新鮮な空気を吸い込み、人が疎らとなった朝の公園に毎日出かけるようになった。中国から渡ってきた新種の流行病があっという間にこの国を脅かし、マリの息子たちが通う学校も保育園も休校休園になったことは、マリを忙しい朝の支度から解放したので、彼女はこれを習ったばかりの気功をみっ
【知られざるアーティスト】彼が持たなかったものと、持っていたもの
彼が持たなかったものと、持っていたもの彼は生涯にわたって
スマートフォンを持たなかった
彼が持っていたのは玄関の寡黙な黒電話だけ
彼は生涯にわたって
自動車を持たなかった
彼の移動手段はいつも自転車
若い頃には遠くの本屋へも繰り出した
彼は生涯にわたって
エアコンを持たなかった
家の前の槐(さいかち)が作る木陰で
過酷な暑さもしのいできた
彼は生涯にわたって
パソコンを持たなかった
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