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防衛大学校の受験を断念した色覚異常者の残したメモ
先日、あのツイートに添えられた画像が話題になっていました。 ※そのツイート自体は非公開になりましたが、こちらにまとめがありました。 https://snjpn.net/archives/65…
やってほしくない緑とオレンジの使い方(カラーUDの話)
少数色覚者にとって黄緑とオレンジは見分けづらい組み合わせの一つです。この記事のタイトル画像とかなかなか最悪です。
WEB、アプリや印刷物などのメディアではだいぶカラーユニバーサルデザインの考え方が浸透してきており、デザイナーも多様な色覚でも読み違えないように配慮してデザインすることが当たり前になってきていると思います。
Photoshopなどのグラフィックツールには簡単に少数色覚の見え方を確認
少数色覚者が少ないかもしれない仕事
少数色覚の人には就けない職業があります。
例えば信号を見分ける必要のあるパイロットや運転手。例えば炎の色を見分けなければ行けない消防士。
これらは色の判別が業務上必須なので、現状は少数色覚者が就くことはできません。
多くの職業には色覚に対する制限はありませんが、業務特性上少数色覚の人が少ない業界はあるのではないでしょうか。
例えば私はデザイナーですが、高い頻度で色の選定や判断を行うので、他の職
欠点を補うツールを見つける
少数色覚プロダクトデザイナーのほうじです。
私が少数色覚だと自覚したのは10歳のときです。90年代後半でした。
まだその時はデザイナーになることを想像もしていませんでしたし、そもそもデザインというジャンルがあることも知りませんでした。なので、少数色覚であることにそこまで危機感を持っていませんでした。
ただ、絵を描くのはその頃から好きでした。絵を描いているときに色を取り違えてしまうのはストレス
色覚異常でもデザイナーになる2:困ることとその対策
少数色覚プロダクトデザイナーのほうじです。
今回は私がデザイナーとして色を扱う仕事をしてきた中で、どのようなことが一番困ったか、そしてどのように解決してきたかを書きたいと思います。
人を惹きつける美しい色彩構成を考え出すことはもちろん難しい仕事です。
しかし、それは少数色覚であろうがなかろうが難しいことに変わりはありません。
私が、少数色覚のデザイナーだからこそ難しく感じる色の作業は、「色の
色覚異常のひとは本当に「ただしい色」が見たいのか?
先日、「モノシリーのとっておき」というテレビ番組でいわゆる「【感動】色覚補正メガネで初めて色を見た人の反応」系の動画を取り上げていたそうです。
このメガネの件についての自分の考えは以前記事にした通りですので、よろしければそちらをご覧ください。
その番組の内容次第によっては抗議を送ろうとしたのですが、機を逃してしまい内容を確認できていません。
それはそうと、
あの手の動画に対して、私はずっと違
デザイナーと転職エージェントの上手な付き合いかた
じつは最近、転職をしました。転職先でももちろんプロダクトデザイナーです。
自分の転職の経験談を少しずつnoteに書いていきたいと思います。
このシリーズは、これから転職しようと考えているデザイナーと、それを支える転職エージェントのみなさまに読んでほしい!という思いから執筆することにしました。
デザイナーの転職は独特のノウハウが必要転職にはいくつかの方法があります。
知人からの紹介、企業のWE
そのデザインのグラフ、伝わっていない人達がいます
数値や情報を直感的に伝える方法として、インフォグラフィックがあります。インフォグラフィックとは、
情報、データ、知識を視覚的に表現したものである。 インフォグラフィックは情報を素早く簡単に表現したい場面で用いられ、標識、地図、報道、技術文書、教育などの形で使われている。
多くの社会人が目にするであろう、グラフは最も一般的なインフォグラフィックの一つです。
例えば、「今月の売上は1192万円で