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感想

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読んだ書籍類や映画やアニメなどの感想です。
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#メンタル

最近読んだ印象に残った本【読書感想文】

最近読んだ印象に残った本【読書感想文】

相変わらず気になった本を図書館で借りて読む日々。
そんな中、最近「Prime Reading」が便利さに気がついた。
種類は少ないが、気になった本を気軽に読める。
私ずっとプライム会員だったのに使ってなかったよ!もったいない!!
今後は気になるタイトルを見つけたら積極的に読んでいこうと思う。

それでも旅に出るカフェ店主さんにマウントを取りたい男性パティシエから、まさかアルバイトの女性に話がつなが

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「ハッ」と気づきをくれる本【マカン・マラン シリーズ】

「ハッ」と気づきをくれる本【マカン・マラン シリーズ】

ドラァグクイーンのシャールさんが不定期で営む夜食カフェでの物語。
常連さんもいれば初めましてのお客さんも訪れるが、悩みを抱えているひとたちが自然と集まる。
メニュー表なんてない、シャールさんが作る気まぐれ料理を食べながら、じんわりと自分の生き方に向き合い、心を癒していく。
悩みの渦に飲み込まれている人たちに「こうも考えられない?」と優しく声を掛けるシャールさん。
本人に気づきを促すような言葉に心が

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その面白さ、依存してない?【面白いとは何か?面白く生きるには?】

その面白さ、依存してない?【面白いとは何か?面白く生きるには?】

最近読んでなるほどなぁと思った本がある。
「面白いとは何か?面白く生きるには?」という本。

「面白さ」をテーマに書かれた本。
面白さとはなんぞや、面白く生きるにはどうすればいいのかが書かれている。

この本の中で「他者がいないと生まれない「面白さ」」という話が興味深かった。
子どもの頃は家族や友達と一緒に過ごし、とても楽しい時間を過ごしていた。
親や友達から与えられる面白さ、この面白さは他者に依

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なにが「ふつう」なのかは自分で決める【年収90万でハッピーライフ】

なにが「ふつう」なのかは自分で決める【年収90万でハッピーライフ】

タイトルにインパクトあり。
年収90万円、週休5日で生きる。
「面白かったよー!」とおすすめされた「年収90万でハッピーライフ」を私も読んでみた。

読んでみた感想は「理想的な生き方をしているなぁ」という感じ。
もっと貧しく、切り詰めて生きている話かなと思ったら、自分に合った生き方を模索してたどり着いた結果が、年収90万円の生活。
読む前は「え~そんなのできるの??」と思っていたが、生活のノウハウ

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あたたかい毛布に包まれているような【毛布 - あなたをくるんでくれるもの】

あたたかい毛布に包まれているような【毛布 - あなたをくるんでくれるもの】

少し前に安達茉莉子さんのエッセイ「毛布 - あなたをくるんでくれるもの」を読んだ。
安達さんの20代の葛藤や心の傷、孤独を綴ったエッセイ。
安達さんほどではないが、私もそれなりに傷ついてきた。
「心無いことを言われた」「真面目にやってるだけなのに嫌味を言われた」「舐められた対応をされた」「頑張ってるのに頑張りが足りないと言われた」嫌なことを思い出すと、怒りがこみ上げてくる。
肉体に攻撃を加えられた

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もうひとりの自分が引っぱっている【がんばることをやめられない】

もうひとりの自分が引っぱっている【がんばることをやめられない】

鈴木裕介さんの「がんばることをやめられない コントロールできない感情と「トラウマ」の関係」を読んだ。

今の自分が「頑張っているのか」と聞かれるとはっきりと「頑張ってます!」とは答えられないが、この本の冒頭に書かれた文章は、なんとなく自分にも身に覚えがある。
「これくらいでいいやん」と思う自分もいれば、「いや、そんなことない。もっとやれる」と思う自分もいる。
自分がもうひとり、自分の中にいる感じ。

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何も言い返せない【嫌われる勇気】

何も言い返せない【嫌われる勇気】

最近読んだ本の中では、とても衝撃を受けた「嫌われる勇気」
数年前に流行っていて、本屋に行くと山積みにされていたことを覚えている。
当時は全く興味がなかったので手には取らなかったが、読んでみたいと思って図書館で借りてみた。
読んでみた結果、今の自分の状況にグサグサ言葉が刺さって心はボロボロ。
前の自分なら書かれている内容を受け止めずに「これは合わない」とスルーしてたかもしれないが、今は向き合わないと

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優しく背中を押してくれる本【天然日和】

優しく背中を押してくれる本【天然日和】

なんとなく心がザワザワしていて落ち着かない。
そんな時は石田ゆりこさんの「天然日和」を読む。
石田さんが30代ぐらいの時に書かれたエッセイ本だ。

「「なんか疲れたシンドイ・・・」時に癒してくれるオススメのエッセイ」というnoteの記事で紹介されていたのを読んだのをきっかけで、この本の存在を知った。
石田ゆり子さんはドラマや映画でやCMで活躍されているキレイな女優さんというイメージしかなかった。

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トラウマってなんだろう【これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本】

トラウマってなんだろう【これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本】

前に「あなたはトラウマを抱えているから一度カウンセリングを受けたほうが良い」とアドバイスを貰ったことがある。
たまにその言葉を思い出して、トラウマって何だろう…と考えていたら「繊細さん」で有名な武田友紀さんが、ちょうどトラウマに関する本を出していた。
良い機会なので「これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る」を読んでみた。

自分自身はHSPの繊細さん

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変化を受け入れて対応する事の大切さ

ある方のnoteを読んだ時に、気になった本があったので私も読んでみた。

チーズはどこへ消えた?2匹のネズミと2人の小人が迷路の中でチーズを探して、発見したチーズを食べながら生活をしている。
しかし、いつのまにかチーズはなくなってしまう。
2匹のネズミは素早く状況に対応し、次のチーズを探し始め、チーズを見つけた。
2人の小人は目の前の現実を受けれれられず、チーズがいつか戻ってくるのではないかと信じ

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過去の失敗を引きずっている私【弱さを抱きしめて、生きていく】

過去の失敗を引きずっている私【弱さを抱きしめて、生きていく】

以前から気になっていた本、「弱さを抱きしめて、生きていく。 自己肯定感低めの元幹部自衛官が教える「心が疲れない54カ条」」を読んでみた。

元自衛官の著者が「修行しても、メンタルは強くならない」という書き出しで始まる。
「メンタルが強くなりたい…」と常に考えてしまう私からすると、自衛隊の人なんて体も心も鍛えられた最強の集団のイメージがあった。
そうは言っても自衛官は一般人より厳しい環境を生き抜いて

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生きづらい状況を少しでも変えたくて【メンタル・クエスト】

生きづらい状況を少しでも変えたくて【メンタル・クエスト】

SNSで見かけた「メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本」という本がとても気になったので読んでみた。

「人生は、RPGに似ている」という文言から始まり、人生をゲームのクエストに例えて、生きづらさを抱えた、次々に困難が襲ってくるハードモードな人生から、生き抜ぬくヒントをまとめてくれている。
まさに今の私が求めている内容。
なぜこんなに人生がハードモードなのかという疑問から始

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