本はカウンセラーみたいな存在
地域若者サポートステーション(通称サポステ)に行って、相談員さんとお話していたときに「最近元気そうだね!何かしたの?」と聞かれたので、本をたくさん読んだという話をした。
「たくさんの本を出版されてる作家さんの本を15冊ぐらい読みましたが、時代ごとに書き方は変わっていても、ほぼほぼ同じことが書いてあって、何回も同じことが出てくるから、脳に刷り込みができて良かったです」と話をしたら「そんなことある~?」と爆笑された。
作家さんの名前を出すと悪口になるので、あえてここでは書かないが、メンタル面の内容の本をハイペースで出版されていて、今まで40冊以上の本を執筆している作家さんがいる。
偶然図書館で本を見かけて、読んでみたら、読みやすくて良い本だったので他のテーマの本も借りてみた。
この作家さんは不思議なことに、本のテーマが変わっても、同じことを毎回主張している。
時代に合わせて書き方や表現は変えているが、本質は変わらない。
1冊の本を15回読みこむことは難しいが、15冊別の本を読むのはできる。
おかげさまで、著者の主張を読む度にメンタル維持のノウハウが脳に刷り込みできて、だんだんメンタルが安定してきた。
悪く言えば自分の考えを洗脳、良く言えば、本との対話。
本を読みながらカウンセリングを受けているような感じ。
毎回、同じことが書かれていても、読みやすい文章だからスルッと読めてしまうことも大きかった。
面白いのが、この作家さんのAmazonのレビュー。
「だいたい同じことが他の本にも書かれているので、どれか1冊読むだけで大丈夫です」と書かれていて笑ってしまった。
私も15冊も読んでみたが、正直1冊だけで良いかもな…とは読みながら思った。
見知らぬ方のレビューに「私と同じ感想だー!!」とちょっと親近感を抱いてしまった。
サポステの相談員さんも「どれか読んでみようかなぁ」と言っていたので、「1冊だけで良いです」と1冊だけオススメしといた。
時間があるなら全部読んだほうがメンタルには良さそうな感じ。
同じ作家さんでもコロナ前とコロナ後で主張が全然変わってる人もいる。
なんとなくな印象だが、コロナ後に出版された本は文章が優しい傾向があるような気がする。
その中でずっと主張が変わらないのは逆にすごいと思った。
そんなわけで「本を読む」という良いカウンセリングを受けたおかげか、元気になれた。
自分自身、最近元気で楽しいなぁと思うので、他人の目から見ても、そう思うのなら、私は元気なんだろう。
自分の変化を感じられたことが何より嬉しかった。
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