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保育士のつぶやき

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保育士が語る、子どもの愉快な姿から子育てが楽しくなる知恵
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#保育

寝かしつけを科学した結果が素晴らしすぎて震えている

寝かしつけを科学した結果が素晴らしすぎて震えている

こんにちは、保育士ライターのあきです。
今日は全保護者、全保育士に知ってほしい実験結果について書きたいと思います。
興奮の勢いで書いているので、文章が暑苦しいかもしれませんがご容赦ください。

きっかけはこちらのnoteを拝見したこと。

最新のベビーテックを実際に使用してみての感想など、こちらのnoteもぜひ読んでいただきたい内容なんですが、私が興奮したのが寝かしつけについてのデータです。

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「それは子どもに言っても仕方ないことだよね?」と思うこと

「それは子どもに言っても仕方ないことだよね?」と思うこと

こんばんは、保育士ライターのあきです。
保育園に入園したばかりの0歳児が、未知の世界から逃れようとぎゃんぎゃん泣くのに付き合う毎日。
どれだけ泣かれようと、0歳児というだけで全てが許される・・・すごい存在だなと日々かみ締めています。

今日のテーマはタイトルの通り、「それは子どもに言っても仕方ないことだよね?」と常々感じていることについてです。
冷静に考えれば「これは子どもに対して言っても、どうに

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「ほめない子育て」って、分かりにくくないですか?

「ほめない子育て」って、分かりにくくないですか?

こんばんは、元保育士ライターのあきです。
今日は”推奨されてるけど、実は分かりにくくて伝わっていないんじゃないか”と感じる、子育て論について書いてみようと思います。

「ほめない子育て」って分かりにくいよね?まず1つ目、「ほめない子育て」について。
これはモンテッソーリ教育で推奨されていますし、アドラー心理学でも推奨されています。
モンテッソーリ教育もアドラー心理学も、私は専門なわけではありません

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「子どものことが分からない」と感じるのは何故だろう?

「子どものことが分からない」と感じるのは何故だろう?

おはようございます、元保育士ライターのあきです。
今日は、「子どものことが分からない」と思う理由について書いてみたいと思います。

自分が保育士だったころの経験や知識を、子育て中のお父さんお母さん、若手保育士さんが子どもを理解するために役立てたくて、あれこれ考えているところなんです。
ただ、私の感覚と子どもに関わる機会が少ない人の感覚とではかなり差があって、何をどう伝えたら役に立つのかが分からず(

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HSPの気質が保育士として役立った瞬間

HSPの気質が保育士として役立った瞬間

おはようございます。
今日は私のHSP気質と、保育士という仕事について書いてみようと思います。

HSPとは、Highly Sensitive Personのことで、一時期「繊細さん」という呼び方も流行りました。
匂い、音、感触などにとても敏感で、影響を受けやすい性質、と考えていただければ大丈夫です。
あと、周囲の雰囲気にも敏感です。

言葉が出ない子どもに寄り添えるまだ幼い子どもたちは、言葉を習

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子どもとの会話が難しくなるのは、大体大人が考えすぎている

子どもとの会話が難しくなるのは、大体大人が考えすぎている

おはようございます。
おすすめnoteとして表示されたお話がすごく素敵だったので、ご紹介したいと思います。

さわらさんと息子さんとのやりとり。
子どもの言葉の裏まで想像してしまってイラッとする。
めっちゃ共感しました。

大人は子どもの言葉の裏を想像してイラッとするけど、子どもは、別に大人をイラつかせたいわけではないし、ただ自分の気持ちを伝えただけ、というパターン。
よくありました。
すごく、よ

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約20年いた保育現場を離れる決意をした話

約20年いた保育現場を離れる決意をした話

こんにちは。
気がつけば数ヶ月noteを更新していませんでした。
いろいろ考えて、挑戦してみて、今に至るわけなのですが・・・
久しぶりにnoteを再開しよう!と思い立ち、ページを開きました。

書きたいことはいろいろあるんですが、一番大きな変化である『保育の現場を離れる決意をした』ことについて、書いて記録しておきたいと思います。

今の保育現場に居続けるのが辛かった・・・私は新卒からずっと保育の現

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「貸して」「いいよ」の流れを押しつけない

「貸して」「いいよ」の流れを押しつけない

おはようございます。

更新の間が空きましたが、職場の子どもたちも私も元気に4月を過ごしています。
絶賛号泣期間中です(笑)

今日は園生活のお約束とも言える「貸して」と「いいよ」の流れについて書いてみたいと思います。

「貸して」と言えば返事を待たない子「貸して」と「いいよ」はワンセットのように扱われるので、「貸して」と言えば自分のものになると思い込んでしまう子もいます。
だから、「貸して」さえ

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大人と子どもの不安は違う、と4月の保育士は思う

大人と子どもの不安は違う、と4月の保育士は思う

おはようございます。
新年度がスタートしましたね。
保育園は31日まで普通に2021年度の子どもが登園してきて、1日から2022年度に切り替わるため、31日の夜は大忙し。
今年も例に漏れず、修羅場でした…

昨日から新入園児が登園し始めましたが、しばらくは慣し保育。初日の昨日は2時間程度の滞在時間。
保護者も一緒だったので昨日は泣く子はゼロ。

いや~逆に月曜日からが恐いですね!
土日を挟んでしま

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子どもの言葉で勝手に救われた話

子どもの言葉で勝手に救われた話

おはようございます。
明日で3月が終わり、2021年度も終わりますね。
保育園は明日が切り替わりの日。2021年度の卒園生が登園する最後の日。
全員が明日で最後というわけではなく、先週で登園が終わった子もいるし、今日が最後という子もいます。
どの子も、保護者に言われて「先生、さようなら」と言ってはいるけれど、恐らくいつもの「バイバイ!」との違いは分かっていないでしょう。
次の場所へ行って、そこでし

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保育園・幼稚園の準備の時期に読んでほしいnote

保育園・幼稚園の準備の時期に読んでほしいnote

おはようございます。
職場も卒園と入園の準備で慌ただしくなってきました。
保護者のみなさんも、この時期はいろいろと大変ですよね。特に働いている方は、ご自分の仕事も慌ただしくなる時期で、そこに子どもの新生活が加わるわけですから……

お疲れ様です。
難しいとは思いますが、息抜きの時間は確保してください!

今日は、この時期保護者のみなさんに読んでいただきたい、私の過去noteをまとめてみます。
どな

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子どもが言葉を覚えていく中で大人が意識したいこと

子どもが言葉を覚えていく中で大人が意識したいこと

こんばんは。
先日、職場の2歳児さんのコミュニケーションについて書きました。今日はその続編というか、成長中の子どもの言葉について深掘りしてみたいと思います。

というのも、子どもとのやりとりの中で「あ、そうか。こういう時に「違う!」って言われちゃうんだろうな。」と感じたことがありまして。
大人に「違う!」と言われてしまうと、子どもは楽しくなくなったり、中には萎縮したりして、コミュニケーションを避け

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子どもに『感情』を教える一つの方法

子どもに『感情』を教える一つの方法

おはようございます。
先日、子どもが感情を学ぶことについて、気になる話を聞きました。
その話自体はごく個人的なことなので、詳細は省きます。私が気になったのは、子どもが勝手に感情を学んでいると思われている、という点でした。

子どもは誰に教えられたわけでもないのに、自分の力で学びを得る力があります。
それは間違いありません。
でも、だからといって何でも自分の力だけで学べるのかと言ったら、それはまた別

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進級、進学したら、習慣がリセットされるかもしれない

進級、進学したら、習慣がリセットされるかもしれない

おはようございます。
先日、年度末に進級や進学をきっかけとしたお片づけについて書きました。その時、「あ、これも書いておきたいな」と感じたことが今回のタイトルです。

進級や進学に期待感をもつのは、子ども自身だけでなく大人も一緒。
一つ大きくなったから。
その言葉の魅力は絶大で、無意識にいろいろな期待をしているものです。

でも、実はその期待が子どもを追い詰めてしまうかもしれない。
これまでたくさん

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