Matsushima Naoya

フリーランスのコピーライター。外国人観光客に京都を案内するフリーペーパーENJOY K…

Matsushima Naoya

フリーランスのコピーライター。外国人観光客に京都を案内するフリーペーパーENJOY KYOTOで編集・ライティングを担当。京都外国語大学グローバル観光学科の学生と一緒にALKOTTOという観光メディアをnoteで運営しています。https://note.com/alkotto/

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記事一覧

自分史のような旅さんぽ日記。

とにかくいまぼくらはこうして生きていて、こうして誰かと出会っている。一緒に笑ったり、泣いたり、ときに怒ったりもしながら。そうしていずれ大きく手を振って別れを告げ…

Matsushima Naoya
1か月前
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ENJOY KYOTO COMMUNITY イベント第二弾「まちづくりは、文化づくり」、10月11日(水)開催します!

観光を哲学する。ENJOY KYOTO COMMUNITYのイベント第2回は、なんと辰野金吾が設計した近代建築の傑作で国の重要文化財である京都文化博物館別館ホールを舞台に、京都の街づ…

Matsushima Naoya
9か月前
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朝、いつも通りベランダで植物に水やりをしてたら、微かな羽ばたきの音を聴いた気がして音したほうに目をやると、手摺りにムクドリがとまっていて、むこうもこちらを見ていて数秒間目が合ったと思ったら、飛び去っていった。なんだか、なにかを知らせるための遣いのように思えた。吉兆ならよいなあ。

Matsushima Naoya
10か月前

なんとなくお香に凝りはじめて、
松栄堂さんでお香立てを買ってきて、
それから白檀系のなかでもほのかに甘い香りがする
「堀川」というお香を焚いてみる。
原稿を書くのに集中したいとき、いいかなと思って。

Matsushima Naoya
10か月前
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日曜日の午後のコンビニが好きだ。
鬼気迫るような切迫感に満ちた平日のお昼どきや
空虚な静けさと気怠さのある深夜とも違う、
夏休みの登校日のようなゆるい非日常感。
夏空に湧くもくもくとした雲が晴れたら、
白い骨のような月が顔を見せていて、
ああ、また夏が終わるなあと思う。

Matsushima Naoya
10か月前
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辛いとき最後に自分を助けてくれるのは、やっぱり本や音楽や芸術。日常を生きていくのには必ずしも必要なものではないかもしれないけど、自分を死なせないためにもっとも必要なものでもある、と思うんだ。

たとえばカート・コバーンは売れるつもりなどまったくなかったと思うけど結果的に届いてしまった。それは彼の音楽がポップスを超えたアートだったからだと思う。音楽に限らずいまそのようにものを作ってる人がどれだけいるだろう?誰もが届け方ばかり考え、届け方が上手い人が評価されるようになった。

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Twitterがあんな感じなので、こっちにそういうつぶやきを書いていくかも。まあnoteはALKOTTOのアカウントのほうで、京都の文化や観光について書くようになったことで、このアカウントをどうしようかなと思ってたので、まあちょうどいい使いみちになるかも。

年が変わって、仕事の面でも私生活の面でも、なんとなく風向きが変わって、いいことが続いている。ここ数年、がんばって足をふんばってる感じの時期だったので、そろそろ「えいや!」とジャンプの季節に入った、とかだったらいいなあ。なんだか今年は春が待ち遠しいや。

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京都観光&文化発信メディア「ALKOTTO」を応援してください。

あけましておめでとうございます。 すっかりここで書くのはご無沙汰になってしまっているのですが、じつはnoteの別のアカウントでちょこちょこ書いていました。それはALKO…

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#26 きのうの京都府知事選雑感。

左京区は前回知事選では京都府全選挙区で唯一、共産系候補が多く得票した地域。しかも植物園問題を抱える地区なのでどうなるか注目していたのだけれど、結果的には西脇さん…

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京都外国語大学との新しい取り組みについて

京都外国語大学グローバル観光学科の学生たちといっしょにつくった、修学旅行生向けの英字観光パンフレットが完成しました。宝泉院と泉涌寺・雲龍院のお茶席、下鴨神社のさ…

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2020年9月30日(水)

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2020年9月29日(火)

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2020年9月28日(月)

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2020年9月27日(日)

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自分史のような旅さんぽ日記。

自分史のような旅さんぽ日記。

とにかくいまぼくらはこうして生きていて、こうして誰かと出会っている。一緒に笑ったり、泣いたり、ときに怒ったりもしながら。そうしていずれ大きく手を振って別れを告げる日が訪れるのを、いまはまだ見て見ぬふりをしながら待っている。だからせめてそれまで、なるべく笑っていよう。できるだけ遠くを見渡し、できるだけ大股で歩いていこう。できうる限りのオシャレをして、誰かとおいしいごはんを食べに出かけよう。強いお酒を

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ENJOY KYOTO COMMUNITY イベント第二弾「まちづくりは、文化づくり」、10月11日(水)開催します!

ENJOY KYOTO COMMUNITY イベント第二弾「まちづくりは、文化づくり」、10月11日(水)開催します!

観光を哲学する。ENJOY KYOTO COMMUNITYのイベント第2回は、なんと辰野金吾が設計した近代建築の傑作で国の重要文化財である京都文化博物館別館ホールを舞台に、京都の街づくりと文化保存に博物館が果たす役割について、京都文化博物館学芸員の村野正景さん、京の三条まちづくり協議会事務局長の西村祐一さんをお招きし、TikTokやインスタで10万人を超えるフォロワーを有する三宅夏愛さんとぼくとの

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朝、いつも通りベランダで植物に水やりをしてたら、微かな羽ばたきの音を聴いた気がして音したほうに目をやると、手摺りにムクドリがとまっていて、むこうもこちらを見ていて数秒間目が合ったと思ったら、飛び去っていった。なんだか、なにかを知らせるための遣いのように思えた。吉兆ならよいなあ。

なんとなくお香に凝りはじめて、
松栄堂さんでお香立てを買ってきて、
それから白檀系のなかでもほのかに甘い香りがする
「堀川」というお香を焚いてみる。
原稿を書くのに集中したいとき、いいかなと思って。

日曜日の午後のコンビニが好きだ。
鬼気迫るような切迫感に満ちた平日のお昼どきや
空虚な静けさと気怠さのある深夜とも違う、
夏休みの登校日のようなゆるい非日常感。
夏空に湧くもくもくとした雲が晴れたら、
白い骨のような月が顔を見せていて、
ああ、また夏が終わるなあと思う。

辛いとき最後に自分を助けてくれるのは、やっぱり本や音楽や芸術。日常を生きていくのには必ずしも必要なものではないかもしれないけど、自分を死なせないためにもっとも必要なものでもある、と思うんだ。

たとえばカート・コバーンは売れるつもりなどまったくなかったと思うけど結果的に届いてしまった。それは彼の音楽がポップスを超えたアートだったからだと思う。音楽に限らずいまそのようにものを作ってる人がどれだけいるだろう?誰もが届け方ばかり考え、届け方が上手い人が評価されるようになった。

Twitterがあんな感じなので、こっちにそういうつぶやきを書いていくかも。まあnoteはALKOTTOのアカウントのほうで、京都の文化や観光について書くようになったことで、このアカウントをどうしようかなと思ってたので、まあちょうどいい使いみちになるかも。

年が変わって、仕事の面でも私生活の面でも、なんとなく風向きが変わって、いいことが続いている。ここ数年、がんばって足をふんばってる感じの時期だったので、そろそろ「えいや!」とジャンプの季節に入った、とかだったらいいなあ。なんだか今年は春が待ち遠しいや。

京都観光&文化発信メディア「ALKOTTO」を応援してください。

京都観光&文化発信メディア「ALKOTTO」を応援してください。

あけましておめでとうございます。

すっかりここで書くのはご無沙汰になってしまっているのですが、じつはnoteの別のアカウントでちょこちょこ書いていました。それはALKOTTOというアカウントです。

じつは去年の夏、フリーランスのコピーライターとして独立してから10周年となるのを機に、ALKOTTOという京都観光メディアを京都外国語大学の学生たちと一緒に、ここnoteで立ち上げました。その経緯は

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#26 きのうの京都府知事選雑感。

#26 きのうの京都府知事選雑感。

左京区は前回知事選では京都府全選挙区で唯一、共産系候補が多く得票した地域。しかも植物園問題を抱える地区なのでどうなるか注目していたのだけれど、結果的には西脇さんが多く得票した(得票率では「西脇氏53.5% 梶川氏46.5%」ともっとも拮抗してはいたが)。つまり植物園問題は有権者にとってさほど争点になってなかったとみていいだろう。

多くの有権者にとって直近の課題はコロナ対策であり、それについて西脇

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京都外国語大学との新しい取り組みについて

京都外国語大学との新しい取り組みについて

京都外国語大学グローバル観光学科の学生たちといっしょにつくった、修学旅行生向けの英字観光パンフレットが完成しました。宝泉院と泉涌寺・雲龍院のお茶席、下鴨神社のさるやと八坂神社の二軒茶屋、それに佛光寺のd食堂と二条城の茶房前田、コラムで通圓も紹介しています。

学生たち自らが企画、取材、日本語原稿、英訳、そして取材先へのアポ入れからやり取りまですべて担っています。もちろん、ぼくが編集に携わる上で必要

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