マガジンのカバー画像

こどものことば

9
わが家の長男ひかるさん(5歳)の語録をまとめました。コピーライターの父親を驚かす彼の日々の言葉を記録がてら集めています。
運営しているクリエイター

記事一覧

こどものことば#9

もうじき2歳になる弟のつくったブロックの車を見て

5歳半の兄・ひかるさんが放ったひと言。

「斬新やな」

ええ、あなたの答えもね。

こどものことば#8

人間は、ずっと生きられない。

ずっと生きられるのは神様だけ。

こどものことば#7

ぼく「ひかるさん、くれよんの黒どこ行った?」

ひかるさん「ブラジルなんじゃない?」

ぼく「どうして?」

ひかるさん「だっていま日本は朝でしょ?

      っていうことはブラジルは夜でしょ?

      だから黒はブラジルに行ってるんだよ、きっと」

こどものことば#6

ある日、ひかるさんといっしょに恐竜の図鑑を読んでいた。

ひかるさん「これまちがってるで」

ぼく「へ、なにが?」

ひかるさん「こっちの写真とこっちの絵とおんなじ恐竜やのに名前ちごてる」

ぼく「あ、ほんまやなあ」

ひかるさん「この図鑑つくったん講○社やんなあ?これ書いたん誰やねん?」

5歳にしてそこ追及しはりますか、ひかるさん。しっかし、こっわい編集長になりそうですな。

こどものことば#5

ママが次男に授乳中なのを見たひかるさん、

恋しくなったのか「ちちの乳」をまさぐります。

ぼく「ちちのオッパイさわってもおもしろくないやろ」

ひかるさん「おもしろいよー」

ぼく「じゃあママのオッパイさわったらどうなるの」

ひかるさん「しあわせになるの」

男のオッパイは笑いを生む。

女のオッパイはしあわせを生む。

たしかにそのとおりですな、ひかるさん。

こどものことば#4

長男ひかるさんの5歳の誕生日を迎えた日のこと。

切り分けたケーキの大きい方をよこせと弟が要求。

ひかるさんに「どうする?」と尋ねてみた。

「ぼくのほうが大きいからケーキも大きいのはぼくの」とか

「じゃんけんで!」とかそういう答えを想像していた。

しかし。彼いわく。

おおきいほうのケーキをはんぶんこしてえ

ちいさいほうのケーキもはんぶんこしたらあ

ちょうどおんなじに、なるよね?

もっとみる

こどものことば#3

ちきゅうって、

日本とかオーストラリアとか

いろんないろんな国がつながって

ひとつになってできている

丸いものことでしょ?

こどものことば#2

おっきなホットケーキの上に乗ってね

みんなでながなわとびして遊んでたら

メイプルシロップが降ってきて

みんなベッタベタになって

バターで足がツルツルすべって大変だった

っていう夢を見たよ!

こどものことば#1

ひか(自分)が死んでひなた(弟)も死んだら、

ぜったい一緒に埋めてね。

だって別々に埋めたら死んだあとで

一緒に遊べないでしょ?

チチもママもひかもひなたも

みんないつかは死んじゃうんだよね。

やだなあ。