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~幸野つみ短編集~

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北海道を舞台にした短編小説です。無料です。どれから読んでも問題ありません。ぜひ読んでください!
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◆自作小説一覧◆ ※随時更新

◆自作小説一覧◆ ※随時更新

幸野つみが書いた小説の一覧です。

それぞれ独立した完結済み短編小説です。
ぜひお気軽に読んでみてください!

北海道を舞台とした小説を書いており、せっかくなので場所別に分けてみました。
※札幌市以外の市町村はあいうえお順

北海道179市町村のうち…
現在008市町村を舞台に書きました!

【札幌市】・越冬センチメント
秋の札幌大通公園が舞台。
部活や受験に悩む、「冴えない後輩男子」と「秀才の先

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【小説】ぶこつでやさしいスープカレー屋さん KIBA 目次

【小説】ぶこつでやさしいスープカレー屋さん KIBA 目次

創作大賞2024恋愛小説部門応募作品

文字数6万字程度 全17話
(1000~5000字程度に分けて投稿しています)

スキやコメント、シェアなど大歓迎です!

~本編~第1話「カレーが食べたい」
第2話「お決まりですか?」
第3話「角煮カレー辛さ2番」
第4話「マスター」
第5話「これはデート?」
第6話「前田森林公園にて」
第7話「再びKIBAへ」
第8話「アルバイト初日」
第9話「閉店後」

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ショートショート「皆さん、ご注意を。」(約200字)

ショートショート「皆さん、ご注意を。」(約200字)

「トイレ行かなくて大丈夫?」

「うん、まだ平気」

「え! それは大変。急がなきゃ」

 妻は、僕が背負っているリュックサックからペットボトルを取り出し、それを僕に手渡した。

「家を出てから数時間経つのにまだ一度もトイレに行ってないよね。きっと水分が足りていないんだよ」

 僕は感謝を告げ、水分補給をした。

 今日も暑い。気付かないうちに熱中症になってしまわないように気を付けなければ。

 

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ぶこつでやさしいスープカレー屋さん KIBA 第1話「カレーが食べたい」約3000字/全17話/創作大賞恋愛小説部門

ぶこつでやさしいスープカレー屋さん KIBA 第1話「カレーが食べたい」約3000字/全17話/創作大賞恋愛小説部門

「私をスープカレー屋さんに連れて行って下さい!」

 何故私はあんなことを言ってしまったんだろう。

 まだ見慣れぬ天井に問い掛ける。

 どうかしていたのだ。

 きっと、彼が作ったカレーが、弱っていた私にはどうにも優し過ぎたのだ。

 そして、自分が好きなものを伸び伸びと語る姿に、憧れてしまったのだ。

 彼は嬉しそうに微笑んで「もちろん」と言った。牙の抜けた犬のように、人懐っこいきらきらした

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◆ショートショート 一覧◆ ※随時更新

◆ショートショート 一覧◆ ※随時更新

今までに投稿したショートショートをまとめます。
※随時更新します

〜記号の説明〜

■:辛口。ショートショートらしいちょっとダーク(?)なお話。

●:甘口。幸野つみらしいちょっとほっこり(?)なお話。

〜辛口〜

■小聡明い(約400字)

■AIチャットは何でも答えてくれる(約400字)

〜甘口〜

●初夏の夜に(約200字)

こちらを押して記事を開いて下さい。

※文字数が少な過ぎて

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ショートショート「初夏の夜に」(約200字)

ショートショート「初夏の夜に」(約200字)

「こんにちは」

「やっほー」

「お疲れ様です」

「お疲れ様ー」

「疲れたー」

「頑張ったね」

「ありがとう」

「うんうん」

「あのね」

「どうしたの?」

「うーん」

「?」

「・・・」

「???」

「大好き」

 僕は画面を見つめる。

 スタンプだけでも挨拶から告白までできてしまうもんなんだなぁ。

 「よろしくお願いします!」のスタンプを送ろうかと思ったが、指を止め

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【ショートショート】AIチャットは何でも答えてくれる(約400字)

【ショートショート】AIチャットは何でも答えてくれる(約400字)

「大麻はどこに自生している?」

「日本では北海道の札幌市など多くの地域に自生しており、現在世界中で栽培されています。他に質問はありますか?」

 暇潰しにAIチャットを使ってみた。AIなんて怪しい、と思っていたがやってみると案外楽しい。

「魂の重さは?」

「1番人気のない都道府県は?」

「脱北者は日本に何人いる?」

「警察官の給料は?」

「アイドル◯◯のスリーサイズは?」

 嘘か本当

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短編小説「やきそば弁当の作り方」(約7000文字)

短編小説「やきそば弁当の作り方」(約7000文字)

約7000文字ですがセリフ多めのコメディなので読みやすいと思います。

それではお楽しみ下さい♪

① カップ焼きそばは「やきそば弁当」以外認めない。

 俺はそう考えながらそろりそろりと道を歩いていた。

 北海道で生まれ北海道で育った俺にとってカップ焼きそばといえばやきそば弁当なのだ。正直なところ、やきそば弁当以外食べた記憶がないのだから、他のカップ焼きそばを否定することはできない。ただ、やき

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ショートショート「雨女と晴男」(約1000字)

ショートショート「雨女と晴男」(約1000字)

「あれ? 雨かな」

 男は両手を広げて雨粒を確認した。

「参ったね……せっかくのデートなのに」

 男が肩をすくめると女は途端に顔を曇らせた。

「ごめんなさい!」

 急に頭を下げられたので男は慌てた。

「そんな……あなたが謝ることじゃないですよ」

「私のせいなんです!」

 彼女は顔を上げて言葉を続けた。

「私ってすごい雨女で……いつもこうなんです。嫌になっちゃう」

「雨女……です

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短編小説「新春」(約5000字)

短編小説「新春」(約5000字)

noteを投稿し始めてから5年が経ちました。
5周年記念として初めて有料の小説を投稿します。

年末年始に札幌から旭川へ、妻とこどもと一緒に帰省した時のお話です。

こんな人におすすめ?
・家族もののお話がお好きな方
・子育て中の方
・新しいことに挑戦したい方
・5分間の暇潰しが欲しい方

有料部分の内容は文字数4700字程度(冒頭は一部無料で公開しています)の短編小説と、それをイメージしたイラス

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【掌編小説】小聡明い

「この女子アナ、ホントにあざといわ。絶対、カメラのないところでは口が悪いタイプ。あんたはこんな女にはなっちゃダメだからね」
「……」
返事がないことが気に食わなかったのか母親は一瞬だけテレビから視線を外し、娘の方に目をやった。
「あんたスマホばっかりいじってたらバカんなるよ。そろそろ寝たら?」
娘はスマートフォンを見つめたままこう返した。
「……あざといっていうのはママみたいな人の

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【短編小説】テバナシ

【短編小説】テバナシ

「……モトコ、大丈夫?」
 ユウタは、まるで遠く離れた乱層雲の向こう側に目を凝らすように、急に黙り込んだモトコの心を覗き込もうとした。
「あ、ごめんね、ユウタくん。北国はもう雪の季節かぁと思って」
「あぁ……」
 刻々と暗くなっていく帰り路を歩きながら、ユウタは目の前に降りてきたひとひらの雪を両の手の平でそっと受け止めた。
「ついに今年も本格的に降ってきたな」
 ユウタは独り言のように呟いた。

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【短編小説】鶴の舞【 #noハン会小冊子企画2nd 】

【短編小説】鶴の舞【 #noハン会小冊子企画2nd 】

12月8日に行われた非公式オフ会noハン会2ndの小冊子企画のために小説を書きました。

今回のお題は……

こちらの絵。noハン会のロゴマークです。
(画像はnoハン会アカウントプロフィール画像からお借りしました)

斬新なテーマです。

文字数は2000字程度です。

舞台は北海道、釧路市の隣にある鶴井村です。

小説本文は小冊子の内容と変わりありません。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

「でも私、や

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*目次* 【短編小説】石狩あいロード 【Illustration by Koji】

*目次* 【短編小説】石狩あいロード 【Illustration by Koji】

僕が小説を書き、それに対してKojiさんがイラストを描いたコラボ作品「石狩あいロード」の関連記事をまとめました。

作品の舞台は北海道小樽市・石狩市。
本編の文字数は20000字程度です。

※本編以外の記事がネタバレとなる可能性があります。ご了承ください。

●本編・第1話
・第2話
・第3話
・第4話

●あとがき・幸野:Kojiについて
・Koji:物語と抽象画 ~幸野つみさんコラボ企画あと

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