#読書感想文
西加奈子氏の「くもをさがす」- 自分を堂々と愛せる勇気を
西加奈子さんの「くもをさがす」は、
今、読まずにはいられない一冊です。
この小説は、留学先のカナダでの壮絶な闘い、
乳がんトリプルネガティブの診断、両乳房の切除、
そしてコロナ感染という
身も心も揺るぎない試練に立ち向かいながら、
自己を堂々と愛し、
人生の旅に挑む西加奈子さんの感動的な物語。
素敵なnoterさん仁の音さんが
説明してくださったnoteがありましたのでご紹介します。
特に私が
【本】アラフィフおばさんが「すてきなおじさん」をご紹介―「パリのすてきなおじさん」
あけましておめでとうございます。
2023年は兎年。
兎の耳のように人の話をしっかりと傾聴し、
そして兎のように少しだけジャンプできるといいな、
と思って1月1日を過ごしております。
さて、新年まずおススメする本は
「パリのすてきなおじさん」
by 金井真紀さん、広岡裕児さん
50を超えた立派なおばさんの私ですが、
身体はおばさん、性格はおじさん
さて、これからどちら路線で生きていけばよいのか
【本】もしあの時、あの選択をしていたならば…『マチネの終わりに』平野啓一郎
ヒトは誰しもが、選択をして生きている。
住む場所、職業、パートナー…
50歳も過ぎれば、ヒトは誰しもが
「あのとき、あの選択をしていたなら、
あの行動をしていたら、
今の自分の人生は変わっていたかもしれない」
と思うこともあるだろう。
『マチネの終わりに』は、平野啓一郎氏作
自分の選択を信じ生きていく大人たちを描いた作品。
主人公の蒔野聡史と小峰洋子を中心に
混沌とした世界の中で、街や芸術を通じ
わたしの本棚150夜~「映画を早送りで観る人たち」
日曜日朝8時からのTBS「サンデーモーニング」で、以前、この本が紹介されたとき、女子アナウンサーの方がこう言われました。
今のZ世代(10代~20代)が1日に受け取る情報量は、江戸時代の人が1年に受け取る情報量に匹敵するそうです。
ちょっと衝撃な事実でした。情報過多。受信過剰の時代。そんな時代背景から、若者を中心に、2時間の映画を1時間で観たり、つまらないものは倍速視聴、観る前にネタバレ
【本】年間700冊読んでレビューする書評家の教え 積ん読からの解放-『遅読家のための読書術』
コロナ禍に読書欲が増し、読みたい本が次から次へ。最近は図書館にも足を踏み入れ始め(読書家には天国ですね!)予約図書が次々と届きます。買った本、借りた本、携帯の中にある読みたい本のリスト。。。と、積み読が増える日々にちょっと追われている感さえ、感じ始めました。
「もっと早く本を読めないかな」そんな時に出会った本が、年間700冊もの本を読んでライフハッカーでレビューを執筆されている、印南敦史さんの「
【本】芸術・文化がもっとワクワクする場所へー「森美術館のSNSマーケティング戦略 シェアする美術館」
洞田貫 晋一朗さんの「森美術館のSNSマーケティング戦略 シェアする美術館」を読みました。アート好きの自分としては、美術館のマーケティングって?シェアする美術って?と興味深く本を手にしました。読み終えて、感じた事は、SNSという方法を取っているものの、美術館のミッション、あり方、そして訪れる方との関わり方というのは ブランディングを基本としたマーケティングと変わらないのだ、と感じた1冊でしたので記
もっとみる【アート】アート思考 アートを自分で深く考えてみる
アート思考が話題になる日々ですが、末永幸歩さんの『13歳からのアート思考』ー「自分だけの答え」が見つかるを読んで、これだけメモや絵をかきながら読んだ本は久しぶりでしたので、noteにもまとめてみることにしました。ネタバレはしませんが、私の個人的な感想となります。
アート思考のプロセスは末永さんによると下記の通り。
本を読み始めて、先日かなり感銘を受けた『目の見えない白鳥さんとアートを見にい