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2022年2月の記事一覧
歌はいつだって元気をくれる。映画『コーダ あいのうた』アメリカ・フランス・カナダ、2021年。
歌が好きな娘と、絶対に見に行きたいと思っていた作品。予告動画でなんとなくストーリーはわかりますが、実際の映画はそれ以上のものがありました。なにより、劇場でしか体験できないシーンには鳥肌モノでした。
コーダ(CODA, Children of Deaf Adult/s)っていうのは、きこえない・きこえにくい親を持つ、きこえる子どものこと。両親ともきこえなくても、どちらか一方の親だけがきこえなくても
驚きのドキュメンタリー映画『失われた龍の系譜~ Traces of a Dragon』香港、2003年
ジャッキー・チェンの父母の人生が波乱すぎて、驚かされたドキュメンタリー映画。そもそも、ホームビデオをとられているジャッキー・チェンからして驚かされています。
彼は、貧しい中から映画スターとして成功して、結婚して、子どもも大きくできるまで自分を一人っ子だと信じていたのに、実は兄や姉がいて、しかも本名まで違っていたというのですから。
ジャッキーパパの人生は、そのまま中国の近代史みたいです。山東省で
お互いを思いやれる余裕が欲しい。映画『家族を想うとき』、イギリス、2019年。
学生時代から、夫がケン・ローチ大好きで、わりと一緒に見ています。というか、夫とつきあうきっかけになったのが映画です。たかが映画、されど映画。今みたいにレンタルビデオ屋さんも充実していないし、ましてアマゾンプライムもない時代。どんな映画も一緒につきあってくれる人は、かなり貴重でしたっけ。
とはいえ、やっぱり好みの問題があります。ケン・ローチの映画の主人公は、だいたい男性の労働者。イギリスの労働者階
ファンタジーみたいなドキュメンタリー映画。『あなた、あの川を渡らないで』韓国、2014年
とにかく、韓国の民族衣装を着たおじいちゃんとおばあちゃんがかわいい。本当にそれだけの映画。ドキュメンタリー映画とは思えないくらい、ファンタジーじゃないかと思うくらい、らぶらぶの韓国のご夫婦が主役です。
98歳と89歳(数えどし?)のお二人は、民族衣装ががとっても似合っているし、何より農村の自然と溶け合っています。映像もきれいすぎて、でもちゃんと現実っぽいのが不思議。
以前見た、『牛の鈴音』とい
ウソのような本当の潜入捜査。映画『ブラック・クランズマン』アメリカ、2018年。
「楽しい映画で、深い」という評判だったので、娘と見に行きましたが、期待してたのとはちょっと違いました。名作『風と共に去りぬ』のシーンから始まり、その後はドキュメンタリー部分とか、昔のフィルムが結構でてきたりしました。
こういうのって、アメリカの歴史とか政治を知らないと理解できないかも。なんとなく、予想はつきますけど。ということで、親切な解説記事がありがたいです。
まあ、それはそれとして。この映
アートチャレンジなドキュメンタリー映画。『ベルリンフィルと子どもたち』ドイツ、2004年。
2002年、名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者に就任したサイモン・ラトル。初めて取り組んだ大きなプロジェクトは、オーケストラの演奏に合わせて、ダンス経験のない250名の子供たちが踊るという教育プログラム。
このドキュメンタリーは、東西ドイツの合併で貧富の格差が拡大し、しかも世界各地から移民や難民が流れ込んでくる大都会ベルリンが舞台。言葉も文化も違う、25の国からやってき