2021年11月の記事一覧
おでんに温もりを感じるのは、心の原風景に触れるからかもしれない
冬の風物詩、おでん。
これが食卓に上ると冬を感じずにはいられない。
温かいメニューって他にもたくさんあるのに、なぜか冬らしさ断トツ。
しみじみとしたダシの旨さと控えめな甘さに、ほっこりホルモンが分泌されるのかもしれない。
そんなホルモンがあったとしてだけど。
おでんは「お田」と書き、室町時代には豆腐を焼いた〈焼き田楽〉のことを指したが、後にダシで煮込む〈煮込み田楽〉が江戸で人気となった。
関西
神戸に来たらぜひ土産にしてみてほしい
神戸の土産はバリエーション豊か。
渋くはいかなご釘煮や神戸牛佃煮、豚まん、灘の酒、ワイン、和菓子も角きんつばは神戸発祥だし、瓦せんべい、炭酸せんべいなどもある。
しかし神戸はなんといってもパンとスイーツの街、そっち系はいちいち列挙できないくらい数多いが、中でもオススメを一つ紹介しよう。
一番館の〈ポーム・ダムール〉だ。
一番館はショコラティエ…ではないし、チョコレートショップ…ではあるけれどな
接戦の多いこのシリーズに振り回されてヘトヘトになっている
なかなか大変だ。
何がって?
日本シリーズだ。
***
大してプロ野球に興味を持っているわけではなかった。
神戸のチームだったこともあってオリックスを応援する気持ちはありながらも、どこのファン?と聞かれたら、いやどこも…と答えるほどだった。
今年の6月頃までは。
万年Bクラスのオリックスが、どういうわけかその頃急に順位を上げた。
朝刊で前日の結果をドキドキしながら見るのが毎日の楽しみになった
ようやく再会した極上のサンドイッチに当分思い残すことはない
やっと行けた。
トアロードデリカテッセン。
この店については、
◆ パンと具材が極上なら、それ以上のサンドイッチなどあるはずもない
の記事に書いたが、実は休業中だったので昔の写真を引っ張り出して紹介しただけで、そのあたりの経緯は、
◆ 宣言が明けたら、まっさきに〈トアロードデリカテッセン〉へ行こう
の記事に詳しく、まさに宣言が明けるのを待っていた。
ところが、宣言が明けたその日から勤務地が変わっ
高知のおいちゃんたちのフードコート
高知の〈ひろめ市場〉をご存じだろうか。
ひろめ市場――なんと説明すればよいのやら。
・公式サイトには「高知の食が集う場所」
・トラベルサイトでは「高知のグルメスポット」
・僕なら「高知のおいちゃんたちのフードコート」とするかな
ひろめ市場は高知城のすぐ東にある…フードコート。
飲食店を中心に60店舗ほどがひしめき、客は思い思いの店で買った酒・アテ・軽食を所狭しと並べられたテーブルに座ってワイワ
玉子天を2個、磯辺揚げを2本選んでうどんに載せた
先日、そろそろ讃岐うどんの禁断症状が出てきたと書いた。
そう書きながらさらに自ら飯テロに遭い、どうしても食べたくて居ても立ってもいられなくなり、日曜の昨日、作って食べることにした。
***
讃岐といえば、ぶっかけ(ホントは倉敷名物だけど)。
讃岐といえば、天ぷら。
ということで息子と2人の昼食に〈ぶっかけ あつひや〉を作ることにした。
ここで復習だが、〈あつひや〉とは麺が熱く、つゆが冷たい
人間らしく生き人類らしく生きるって、そんなに難しいことなのだろうか。
何日か前の予告どおり、SDGsについて書こう。
ホットなテーマだけに、いったんクッションを挟むために予告したのだが、コメント欄を見ているとどうも逆に期待が高まってしまったようだ。
うむむ、ハードル高し。
ふだん1記事1000字前後を目安にしているが、結局3500字を超えた。
やすやすと削れるほど簡単なテーマではない。
予告にも書いたが、僕はSDGsには反対だ。
***
以前、大学時代の就職
母のカレーとハイライをもう一度食べたい
父はカレーが嫌いだった。
父は今も存命だし、今なおカレーが嫌いだろうから、「父はカレーが嫌いだ」が正しい。
でも、独り身になった父が自らカレーを食べるはずもなく、生前の母もあえて父にカレーをぶつけることはしなかったから、きっと父はもう長い間カレーを口にしていないはずだ。
父とカレーのぎくしゃくした関係は、僕の中でうんと過去のまま時が止まっているから、「父はカレーが嫌いだった」と過去形になる。